☆アストロローグ
今週デビューの注目馬は、2017年9月10日(日)中山第4Rダート1800m戦に出走予定のアストロローグ。馬名の由来は「占星術師(仏)。母名より連想」。牡、鹿毛、2015年3月4日生。美浦・武井亮厩舎。父シニスターミニスター、母フォーチュネイター、母父フォーティナイナー。生産は新ひだか町・岡田牧場、馬主はヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン。愛馬会法人・ユニオンオーナーズクラブの募集馬で総額1000万円。伯父には01年CBC賞(当時GⅡ)を勝ち、短距離路線で活躍したリキアイタイカン(父アフリート)がいる。本馬は頸が太く胸前にかけてのラインは非常にたくましく、どっしりとした重厚感ある体つきをしている。各パーツにしっかりと筋肉が付いており、力強い動きを見せている。初戦からといったタイプではないだろうが、使われながら力をつけていくだろう。なお、鞍上には木幡巧也騎手を予定している。
☆ジャンダルム
2017年9月9日(土)阪神第5R芝1600m戦に出走予定のジャンダルム。馬名の由来は『アルプス山脈の名峰「アイガー」の絶壁の名』。牡、黒鹿毛、2015年4月25日生。栗東・池江泰寿厩舎。父Kitten’s Joy、母Believe、母父Sunday Silence。生産は米・North Hills Co.Limited。馬主はノースヒルズ。母は02年、スプリンターズS(GⅠ)、03年高松宮記念(GⅠ)を制した名牝。半兄には09年安田記念(GⅠ)3着、12年プロキオンS(GⅢ)3着など、芝・ダート問わず活躍したファリダット(父Kingmambo)がいる。良血馬らしい風格が漂う本馬。如何にも芝向きの柔軟性のある良質な筋肉を持ち、均整の取れた好馬体が目に付く。追い切りではスピード感抜群の鋭い動きを見せており、初戦からどんな走りを見せてくれるのか楽しみな1頭だ。なお、鞍上には母の背中も知る武豊騎手を予定している。
※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。