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人気芸人が有名芸能人の付き人を務めていた驚き過去

 お笑い芸人といえばかつては、プライムタイムから深夜枠で、その腕を発揮した。ところが今は、昼夜問わず情報系報道番組にコメンテーターとして出演している。そんななか、メインMCという地位に上りつめたのが、『ひるおび!』(TBS系)のホンジャマカ・恵俊彰、『ノンストップ!』(フジテレビ)のバナナマン・設楽統だ。特にバナナマンは、司会者でありコメンテーターでもありながら、従来のバラエティ番組、深夜ラジオ、年に1度の単独ライブも続行。“芸人が憧れる芸人”として、必ず名前が挙がる。

 当然、下積み時代はある。学生時代からお笑い芸人まがいのことをしていた相方・日村勇紀と異なり、芸事と無縁だった設楽は高校卒業後、西武鉄道に就職。西武池袋線・小手指駅の駅員になった。のちに、父親の友人からコント赤信号・渡辺正行を紹介してもらい、19歳で付き人になった。それを機に渡辺の近所に引っ越して、朝起こしに行き、風呂の準備をし、着る服を用意し、荷物をまとめ。まさに、身の回りの世話をしていた。

 時代は、昭和のお笑い全盛期。赤信号はトリオコントの先駆けというべく存在だったため、渡辺は38歳で週10本前後のレギュラー番組を抱え、豪邸は持ち家。衣装部屋まであった。愛車はリムジン。お抱え運転手でもあった設楽は、その超高級車を初日にいきなりぶつけてしまい、横っ腹をヘコませている。

 設楽は、『2017上半期テレビ番組出演本数ランキング』(ニホンモニター調べ)で3年ぶりにトップへ返り咲いているが、10位には有吉弘行がついている。帯番組のレギュラーがないことを思えば、大健闘だ。そんな有吉は18歳のころ、“上方漫才の重鎮”オール阪神・巨人のオール巨人の付き人を務めていた。

 深夜番組『EXテレビ』(日本テレビ系)の企画“オール巨人公開弟子面接”に応募して、合格。ところがそのおよそ半年後、別の弟子を殴ってしまい、謹慎を命じられた。その間に、太田プロダクションに所属。猿岩石を結成すると、『進め! 電波少年』(日テレ系)のヒッチハイク企画がメガヒット。日本で知らない者はいないほどの大人気芸人となった。

 帰国後、巨人の楽屋を訪れて、2人して土下座で謝った。すると、「これで正式に破門や。おまえらも、ツラかったんやろ?」と逆にエールを送ってもらい、巨人の懐の広さと深さを痛感した。のちに、バラエティ番組を通じて、正面きって対話した。ピン芸人として大成した有吉を、巨人は心底喜んでいるようだった。

 悪走行の設楽、逃亡の有吉を足した元付き人系芸人がいる。全裸芸で引っ張りだこのアキラ100%だ。彼が俳優を志していたおよそ20年前に付いていたのは、俳優・椎名桔平だ。

 しかし、運転が下手で、仕事もできず、わずか2か月で置き手紙を残して逃亡している。椎名がスゴいのは、不慣れな運転のアキラに「代われ」といい、自分が運転した点だ。『R−1ぐらんぷり2017』優勝を機に、売れっ子になった現状に歓喜しているという旨の手紙が、『行列のできる法律相談所』(日テレ系)で読みあげられている。

 業界のしきたりを知らず、ミスばかり犯す素人同然の男性を、付き人として信用してあげた大物芸能人たち。すばらしいのは、そんな彼らのほうだったりして…。

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