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社会 2020年06月19日 07時00分
小泉元首相、二階幹事長、菅官房長官が「安倍おろし包囲網」
検察庁法改正問題や新型コロナ対策迷走で支持率がガタ落ちで大ピンチに陥っている安倍政権。これまで安倍長期政権を支える要となってきた自民党の二階俊博幹事長が「安倍おろしに動き始めたのでは」という情報が飛び交い始め、永田町界隈は一気にキナ臭さが漂い出した。 全国紙政治部記者が分析する。「党内外がザワつきだした発端は、6月8日の二階幹事長の言動です。この日、二階幹事長は石破茂元幹事長と会談し、9月予定の石破派パーティーに講師として出席する約束を交わしたとして激震が走った。というのも、二階幹事長はこれまで石破氏と反りが合わず、どちらかといえば反石破だった。その夜の会見で、記者が二階幹事長に講師受諾理由を尋ねると、二階幹事長は『石破氏は期待の星の1人だ』と持ち上げた。この話が安倍官邸に伝わると、『二階氏が安倍おろしに本気で動き出した』と一斉にブルったというのです」 二階氏の反官邸的言動はこの後も続く。 下村博文・選挙対策委員長が会長で、稲田朋美・幹事長代行が幹事長の布陣での『新たな国家ビジョンを考える議員連盟』が国会議員184名を集め、11日に発足した。「ここにも、二階幹事長が出席し挨拶した。議連を率いる下村、稲田両氏は首相の出身派閥で党内最大の細田派に所属し、2人とも安倍側近と言われてきた。一方で首相が『次のポスト安倍は岸田文雄政調会長』と示唆しているのは、自民党内では周知の事実。だが、下村氏らは安倍首相の意向を熟知したうえで、ポスト安倍狙いの議連を発足させた。陰で二階幹事長が暗躍、細田派を分断し、政権を揺さぶろうとしているという怪情報が流れているのです」(自民党幹部) 二階幹事長の3つ目の隠密行動は、いまだに国民世論に影響力を及ぼしている小泉純一郎元首相らとの会食だ。6月9日夜、恒例となっている小泉政権時代の同窓会が都内赤坂の日本料亭『津やま』で開かれた。そこにも二階幹事長が姿を見せたのだ。「二階氏にすれば、公然と安倍政治の批判を展開する小泉元首相と会食することでタッグを組み、安倍包囲網形成をアピールする狙いがあったのでしょう」(自民党議員) 二階幹事長が大胆な反安倍行動に打って出ている本音はどこにあるのか。自民党幹事長周辺関係者はこう解説する。「幹事長続投へのデモンストレーションだ。二階幹事長は2017年の総選挙で、表だけで約14億円のカネを自在に扱った。かつて自民党幹事長だった小沢一郎氏は1990年の総選挙で300億円をかき集めて、不利とみられていた総選挙に勝利した。自民党幹事長のカネと権力は絶大。二階幹事長は今年9月に師と仰ぐ田中角栄元首相の自民党幹事長の最長歴を超える。また、親中派の二階幹事長にすれば、コロナ禍で無期限延期の習近平国家主席訪日を幹事長として実現させて勇退したい悲願もある。だから今は幹事長を降りたくないはず」 6月に入ると、安倍首相は政権で最も信頼している麻生副総理と1日、10日に会談している。危険水域に近づきつつある支持率を一気に回復し、今後の政局を乗り切る方策を麻生副総理と相談したと見られている。国会開会中の過密スケジュールを縫っての密談といえば、解散のタイミングと内閣改造・党人事刷新の相談しかないだろう。「安倍首相は岸田政調会長へ総理・総裁の座を禅譲したいのに、出身派閥の細田派内で公然と下村、稲田両氏が反岸田で動き出した。これには安倍首相も頭を痛めている」(同) 先の安倍・麻生会談で浮上したとされるのが、公認権を一手に握る解散総選挙。公認欲しさに党総裁には誰も逆らえなくなる。まずは6月17日の国会会期末をにらみ、7月5日投開票の東京都知事選とのダブル選挙を模索したという。しかし、コロナが終息しない中でのダブル選挙は「党利党略のみで支持されない」として意見が一致したようだ。「2つ目の伏線として練られているのは、9月末解散、10月25日投開票です。11月3日の米大統領選は、デモとコロナで現職のトランプ大統領は大逆風。トランプ大統領が敗北すれば、安倍政権は大ダメージとなる。その前に総選挙で勝利を収めるシナリオだ」(同) 総選挙前に安倍政権の「負」の部分を一掃し、支持率をプラスにするためには内閣改造・党人事も必要と判断したという。「検察庁法改正問題の迷走で評判を落とした森まさこ法相や河井克行・案里夫婦の逮捕などで一掃する改造だ。キングメーカーとして安倍首相が君臨するには岸田政権樹立が必要不可欠。その前段として岸田幹事長の実現。その情報をいち早くキャッチした二階幹事長が逆に先手を打ち動いたともっぱらです」(消息筋) 二階幹事長は“寝業師”として定評がある。「細田派も麻生派も分断して石破内閣を誕生させるぞ、というシグナルを安倍首相に送っている。そのため下村、稲田両氏の議員連盟発足会にも出席した。さらに、石破氏との蜜月を演じ、菅官房長官と組んで公明党との連携を強化する。安倍首相がどうしても『二階クビ』にこだわれば、公明党と組みコロナ対策で10万円給付を実行させたように、公明党に連立離脱を唱えさせ、安倍おろし実行だ」(同) 安倍おろし“夏の陣”の火ぶたが切って落とされた。
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スポーツ 2020年06月19日 06時30分
日本ハム・中田が怒りのフルスイング!「なめてんのか」で史上3人目の快挙も、過去の開幕戦で生まれた異例のプレー
新型コロナウイルスの影響により、長らく開幕が延期されてきた今シーズンのプロ野球。5月25日に正式決定された6月19日の開幕を、いよいよ本日迎えることになる。 >>マエケンも古巣にエール! 広島・鈴木ら現役選手が開幕へ気合の投稿 楽天・高梨は“故障説”を否定?「至って元気です!」<< 今年は特にそうだが、1年で最もファンの注目を浴びる試合の1つであるシーズン開幕戦。過去の開幕戦を振り返ると、ファンの注目を全てかっさらうような異例のプレーが飛び出た試合がある。 1997年4月4日、東京ドームで行われたヤクルト対巨人の開幕戦。ヤクルトは前年まで3年連続で開幕戦完封勝利を果たしていた巨人・斎藤雅樹と対峙したが、2回表に小早川毅彦が斎藤の直球をバックスクリーン右へ。値千金の先制ソロで斎藤の記録をストップさせた。 だが、小早川の打棒はこれだけにとどまらなかった。4回表に斎藤のカーブを捉えライトスタンドに運ぶと、6回表にも斎藤のシンカーをライトポール際へ。それぞれ異なる球種を捉えた3打席連続本塁打で斎藤を粉砕し、チームも「6-3」で勝利を果たした。 史上3人目となる開幕戦での3打席連続本塁打という離れ業をやってのけた小早川だが、実は前年オフに広島を戦力外となりヤクルトに拾われた苦労人でもあった。一度は所属先を失った小早川の活躍で勢いづいたチームは同年にリーグ優勝・日本一を達成。小早川も「.249・12本・33打点・77安打」といった数字を残しチームに貢献した。 2007年3月30日に横浜スタジアムで行われた巨人対横浜(現DeNA)の開幕戦では、誰もが予想していなかったスピードで試合が動いている。審判からプレーボールの合図がかかり、横浜・三浦大輔は開幕を告げる1球目を投球。すると、巨人の先頭打者・高橋由伸がこの球をフルスイングし、打球はあっという間にライトスタンドへ。審判の合図からわずか6秒後の先制アーチに球場からはどよめきが広がった。 史上2人目となる開幕戦初球先頭打者を放った高橋の活躍もあり、チームは「3-2」で横浜に勝利。なお、同年の高橋は開幕戦の1本を含め、プロ野球記録となる9本もの先頭打者本塁打を放っている。 最初から試合が動いた開幕戦があれば、最後にドラマが待っていた開幕戦もある。2019年3月29日、札幌ドームで行われた日本ハム対オリックスの開幕戦。両チーム「3-3」の同点で突入した延長10回裏、日本ハムは1死三塁と絶好のサヨナラ機を迎える。ここでオリックスベンチは西川遥輝、近藤健介を2者連続で申告敬遠し、それまで4打数ノーヒットの4番・中田翔で併殺を狙うという満塁策に打って出た。 この戦略に「なめてんのか」と激怒したという中田は、オリックス・岩本輝が投じた5球目をフルスイング。打球はレフトスタンドに飛び込むサヨナラ満塁本塁打となり、日本ハムが「7-3」と劇的な形で開幕戦を制した。怒りをパワーに変えた中田が放った開幕戦サヨナラ満塁本塁打は、史上3人目の非常に珍しい記録だった。 当初予定された3月20日から、約3カ月遅れで開幕する今シーズン。開幕を待ちわびたファンの注目が一斉に集まる中、後々まで語り継がれるようなプレーが生まれることは果たしてあるだろうか。文 / 柴田雅人
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社会 2020年06月19日 06時00分
「早く結婚した方がいい」と母から言われた24歳息子、65歳の母と結婚 まさかの展開に「養子にしたときから好意があった?」の声も
年の差婚は珍しいことではないが、海外では、40歳以上離れた男女が結婚し、その関係性が話題になっている。 インドネシア・南スマトラ州で、65歳の女性が、自身が養子にした24歳の息子と結婚したと海外ニュースサイト『nestia』と『THE Sun』が6月13日までに報じた。 報道によると、女性は2019年に男性を養子として迎えたという。女性にはすでに、養子にした3人の娘がおり、男性は養子として迎えられてからすぐ、女性と3人の養女とともに住んでいた。息子が養子として迎えられた時、女性も息子も互いに恋愛感情はなかったそうだ。 >>6歳のはずの養女、本当は22歳で養父母を殺そうとした? “リアル『エスター』では”全米が震撼、真相は<< 女性は、3人の娘が結婚したことを受け、息子に「あなたも結婚は早くした方がいい」と言ったそうだ。女性の言葉を聞いた息子は「私はあなたと結婚したい」と打ち明けたという。 息子の言葉を聞いた女性は、最初は戸惑ったが、自分も息子に惹かれていることに気が付いたという。女性は息子の言葉を受け入れ、結婚することを決心した。息子は女性に10万ルピア(約758円)の持参金を支払い、結婚したそうだ。持参金とは、結婚の際、新郎側が新婦側に支払う金銭のことをいい、インドネシアに昔からある風習である。持参金の額は、相手の家柄によって変動するため一概には言えないが、日本円で100万円近い額を支払うこともあり、安価と言えそうだ。なお、女性と息子が養子縁組を解除して結婚したという情報はない。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「年の差にも驚くけど、養子とはいえ2人が親子だったことにさらに驚き」「持参金が少ないあたり、金銭目的ではなく、本当に愛し合っていたのだと思う」「息子は養子として受け入れられたうれしさで女性のことを好きになってしまったのかもしれない」「息子に告白されて結婚した女性もすごい。養子にした時から好意があったのではないかと疑ってしまう」などの声が挙がっていた。 海外ニュースサイト『Vice』によると、インドネシアでは、家族や叔父、叔母、叔父と叔母の両親、妻の兄弟と結婚することは認められていないという。だが、いとことの結婚は認められているそうだ。 養子との結婚については記事内では言及されていないものの、同記事には「インドネシアでは近親婚にならないようにするため、血のつながりが近くないことが結婚を許可することにおいて最も重要視される」と書かれている。今回の女性と息子の結婚は実際の血縁関係がなく、結婚が認められた可能性が高い。 なお、海外ニュースサイト『mid-day』によると、イランでは父親が養子にした10代の娘と結婚することを認める法律が可決されたという。同記事によると、裁判所が養子の娘にとって結婚が利益になると判断した場合、父親は最も若くて13歳の養子の娘と結婚することが許される。今回の女性と息子が、養子縁組を解除して結婚したとの情報はないが、インドネシアでは養子縁組を解除すれば問題なく結婚することが可能なため、養子縁組を解除して結婚した可能性もある。 血のつながりはなかったとしても、親子が恋に落ち、結婚に至ることもあるようだ。記事内の引用について「65yo Grandma Adopts 24yo Son, Then Marries Him After Living Together Since Last Year」(nestia)よりhttps://news.nestia.com/detail/65yo-Grandma-Adopts-24yo-Son%2C-Then-Marries-Him-After-Living-Together-Since-Last-Year/4333279「Grandmother marries her adopted son, 24, despite their 41 year age gap」(THE Sun)よりhttps://www.mirror.co.uk/news/world-news/grandmother-marries-adopted-son-24-22185245「In Indonesia, Google Searches About Marriages Between Cousins Spike During the Holidays」(Vice)よりhttps://www.vice.com/en_in/article/3k3j55/indonesia-google-trends-cousin-marriages-ramadan「Iran Passes Law Allowing Fathers To Marry Their Adopted Teen Daughters」(mid-day)よりhttps://www.mid-day.com/articles/iran-passes-law-allowing-fathers-to-marry-their-adopted-teen-daughters/21807187
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社会 2020年06月19日 06時00分
「全責任はこのワシが負う!」田中角栄の国難脱出大構想
戦後75年、復興を果たし、飽食生活に慣れきった中で、人類、人間への神の配剤というべきか、新型コロナウイルスという“大型爆弾”が落ちた。感染拡大を阻止するため政府の緊急事態宣言が出たことにより、いまや解雇、雇い止めなどが激増し、一挙に先の見えぬ国難状態に陥っている。 しかし、安倍晋三政権の打ち出した諸々の対応策は後手後手が目立ち、同時に相当な時間がかかると予想される日本再建へ向けての戦略も、まったく見えてこない。 対して、かつてこの国には、田中角栄という伝説的な政治家がいた。もし田中が総理大臣だったら、いまの国難に果たしてどんな手を打っただろうか。 ※ ※ ※「全責任はこのワシが負う! みなさんの生活は守る。心配はいらない。政府、国民、一緒になって、一刻も早い国の再建を図ろうではないか」 新型コロナの感染拡大が予測される中、田中角栄の“第一声”はおそらくこういうものだったと思われる。筆者は、田中が自民党幹事長として頭角を現した頃から、亡くなるまでの24年間にわたり「田中取材」にたずさわってきた。ために、災害などを前にした田中は、まず被災地の人々にこうした形で呼びかけ、復旧、復興への決意を新たにしたことを知っている。なによりもまず、国民と正面から向き合い、抱き締めただろうということである。すべて、ここから始まるのが「角栄流」なのだ。 一方で、緊急事態宣言が解除されても、まだ全国に行き渡らぬというアベノマスク、外出自粛のすごし方として安倍首相自身が犬を抱き、自宅のソファでくつろぐ姿をインスタグラムに投稿するなど、現政権の失策は枚挙にいとまがない。国民からソッポを向かれた公費466億円を投じたマスク費用は、ドブに捨てたも同然である。インスタグラム問題でも、今後の生活危機と向き合う深刻な国民からすれば、その感覚は相容れないだろうと思われる。田中には、まったくない発想である。 そのうえで決断と実行、すべからくスピード感が持ち味だった田中がまずやったのは、与野党、各省庁と糾合した「日本再建本部」の立ち上げだろう。田中自身が本部長となり、後藤田正晴で官僚組織を押さえ、竹下登が与野党対策に回り、厚生大臣(現・厚労大臣)当時でもその実績はピカ一だった橋本龍太郎が医療関係と向き合う。また、世界に広まったコロナ禍の中で今後の通商政策に手を打っておくために、大平正芳を外交担当と役割りを決め、それぞれに全権を委ねたはずだ。そして、ここでも「全責任はワシが負う。存分に取り組んでくれ」と“大将”としての度量を示したに違いない。 最大の問題は、緊急事態宣言の発令は当然ながら、それに伴う休業補償などを含めた緊急経済対策となる。経済・財政問題はもとより田中の自家薬籠中のものだが、路線はいささか異なるものの福田赳夫に任せる可能性もある。ここでもライバルだが排除せず、経済・財政通の福田の知恵を借りるだけの度量が、田中にはあるということだ。 さて、こうして発足した「日本再建本部」は、与野党、官僚の協力を得て、直ちに「日本再建20年計画」を取りまとめ、まずいくつかの再建関連法案の早期成立に全力を挙げることになるだろう。再建20年計画は2045年にすべての都道府県で、高齢化率が30%を超えると予測されていることなどから、地方経済のさらなる衰退に歯止めをかけるという先々までにらんだ計画となる。ここでは、改めて東京一極集中の是正を目指す「新・日本列島改造論」へ踏み込んだものになるといってよさそうである。 一方、当面の休業補償などの緊急経済対策では、安倍政権のように財源が足りないと閣議決定をやり直し、予算案の組み替えという失態などは100%あり得ない。また、1次補正予算で足りなかったから、すぐまた2次補正を組むなどという体たらくもあり得ない。ここでは、戦略なき対応を露呈したことになる。さらに、1次、2次補正を合わせての財政出動(真水)は57兆円超だが、田中なら初めからドンと200兆円、安倍政権のじつに4倍ほどを出動させ、まず国民の生活を守ることに全力を挙げたであろう。 田中は常々、こう言ってはばからなかった。「カネというものはチマチマ使うより、ここぞというとき一気に使うべきだ。そのほうが効果は何倍も大きい。そのうえで腹が決まったら、すぐ実行するのがワシの流儀だ」★被災地視察のべらぼう秘話 一方で、田中角栄は「災害などの危機に強い男」として定評があった。財源などを含め、素早い意思決定による善後策への対応である。これについて、田中が口にしたことがある。「ワシの目標は、年寄りも孫も一緒に楽しく暮らせる世の中をつくることだ。これ以外はない。国民のための政治がやりたいのだ」 なるほど、「災害などの危機に強い男」のエピソードは、多々ある。例えば、昭和39(1964)年、田中が大蔵大臣(現・財務大臣)のとき、二ケタの死者が出た「新潟地震」があった。新潟は田中の地元であり、発生から約1年後、筆者は田中の強大無比の後援会「越山会」の幹部を取材、次のようなべらぼうな話を聞いたものであった。「地震による河川の決壊があり、付近住民は大混乱に陥った。なんと、その決壊したその日のうちに田中先生が現地入りしてきた。 ゴム長靴の先生の後ろにピタッと付いておったのが、時の大蔵省主計局長の相澤英之だった。驚いたのは、当然だ。現職の大蔵大臣と、国家予算に絶大な権限がある主計局長の2人が田舎の洪水に駆けつける。田中先生は、逐一『あれはこのくらいの予算付けが必要だ』といった具合に指示していた。結果、河川の改修から住民の移転補償まで、あっという間に片づいた」 さらに、それから3年後には、山形県南部から新潟県北部にかけての「羽越豪雨」があった。死者100人以上、家屋の全半壊3300棟以上、床上・床下浸水被害は9万棟近くに及んだ。時に、田中は幹事長を辞めたばかり。現地視察のあと、もはや3000人ほどの住民には集団移転しか道がないとして、次のような「知恵」と「発想」で、対応指示を出したのだった。そうした対応について、当時、毎日新聞新潟支局の若手記者だった牧太郎(現・毎日新聞客員編集委員)が、その際における「角栄流」の凄さを記している。「田中はまず、住民に『危ないから安全なところへ行こう! 集団移転しよう! カネの心配はいらない。これは、公共事業である。国から資金をもらって、自分たちの新天地をつくるんだ!』と強く訴えていた。 田中が凄いのは、こうして集団移転を、国のカネで行う公共事業にしてしまうことだった。しかも、移転や住宅建設の事業を地元企業に請け負わせ、さらにその作業員として集団移転する被災者を雇用させた。これにより地元経済は活性化し、被災者たちの失業対策にもなった。 当時は集団移転に対する国の財政上の補助制度はなかったが、頭をひねって公共事業として対応するという、田中の発想力の凄さを見た思いだった」(『SAPIO』平成23年9月14日号=要約)★財源確保は「受益者負担」 さて、安倍政権の腰の引けた財政出動に対し、先に田中角栄なら初めからドンと200兆円ほどの大型補正を打って国民の安心感を買うだろうと記したが、最大の問題となる財源は、さしもの田中でも赤字国債で対応せざるを得ないだろう。 例えば、これには大きなインフレ懸念が付きまとうが、いまのデフレ状態の日本経済なら、まずインフレにはならないという読みがありそうだ。いい例が安倍政権で、第2次政権後は毎年平均50兆円超の国債保有を続けてきたが、インフレにはなっていないという現状もある。 そうした一方で、田中は「日本再建20年計画」の中で、赤字国債だけに頼らず、あらゆる財源を模索するものと思われる。 政治というものは、突き詰めれば「税」「税制」と、どう向かい合うかに尽きる。その点、田中は税、税制についての天才、言うなれば“魔術師”である。財務(大蔵)官僚は「財源がないから」とカネを出し渋るのが常だが、田中は誰もが考えつかない自らの知恵で財源を生み出すのである。 このいい例は昭和27(1952)年、田中が日本復興には道路整備が不可欠と、その財源を捻出するために「ガソリン税」を議員立法で成立させたことに見ることができる。昭和24年度時点の国道・都道府県道の舗装率はわずか2.1%で、当時「これを全部舗装するには100年以上かかる」とされていたものが、これにより、田中が財源を生み出したことで舗装がはかどり、復興のピッチが一気に進んだのである。 また、そのうえで注目すべきは、財源の多くを「受益者負担」としたことである。「ガソリン税」は安くはなかったが、舗装道路を使うドライバーが税を支払うという形にして、“増税”には公平性を重んじるというのが「角栄流」なのだ。 今後20年間にわたる再建策の中で、こうした「受益者負担」で公平性を求め、言うなら200兆円の巨額の財政出動のツケを、国民すべてに“増税”で返してもらうという手法は、田中にはないということである。★「政治は吹き過ぎていく風でいい」 そして最後に、筆者は田中角栄による「日本再建20年計画」の“仕上げ”は、おそらく「道州制」になるのでは、と見ている。 ここが、田中が並みの政治家と発想が違う点で、「赤字国債」「受益者負担」という財政運営の一方で、地方の活性化による日本経済の底上げも不可欠ととらえているのである。今回の補正で、安倍政権は2兆円の地方への交付金を積んだが、長年続けてきた地方への交付金、補助金のバラマキは、地方の活性化には実質的には何も役に立ってこなかったことが明らかになっている。今回の2兆円も、結局は“バラマキ”に終わる懸念があるのだ。 また、現在の都道府県単位での小さい経済規模では、経済の活性化には限界がある。地域の単位を道州制として大きくすれば、増えた交付金、補助金も効果的に使え、自治権もいまとは比較にならぬ強さとなる。地域特有の経済発展も、また望めるということにもつながる。 ために、頭の切り替えの早い田中は、経済の成長期が終わったいま、東京一極集中の中央集権政治を改め、真の地方自治の確立も合わせて目指すだろう。国土の平準化の中での経済の発展、強いては、巨額のツケを残すことになる財政出動の穴埋めも可能と読んだに違いない。それはまた、かつて田中が夢見た国土の改造、すなわち「新・日本列島改造論」への再挑戦ということにもなるだろう。 こうした日本の20年先の再建まで見通した発想が、果たして今回、安倍政権の一連の対応策に戦略としてあったかどうか、なんとも疑問視される。単なる血税乱費の印象がぬぐえないのである。 そもそも、解雇や雇い止め、倒産という国民の“土俵際”の一方で、「議員歳費2割返納」だけでよく済まされるというのが、筆者の見方である。年間「4000万円プレーヤー」の国会議員なら、歳費の2割返納など痛くも痒くもない。能力もなく、ろくに議員としての活動もしていないご仁も、決して少なくないのが現状だ。 加えて、この期に解散・総選挙などは不可能であり、年間300億円の政党助成金も一時ストップ、返納が筋というものだろう。田中なら、そのくらいの決断はやりそうだ。その分を、これからの日本を背負う優秀な困窮学生の支援にでも回したほうが、よっぽど生きるということである。 政治そのものも、政治家もまた、「劣化」が言われて久しいのが、いまのこの国である。全盛期の田中のこんな声が残っている。「一人一人の意志をくみ上げるのが民主主義というなら、医者を見ろ。一人一人の脈を診るじゃないか。政治家なら、みんなの脈を診るべきだろう。日本国民のレベルは高いぞ。その国民を無視して、大衆はバカだとか言って利益のみを追っているようなヤツは、必ず潰れる。また、唯我独尊的となり、行政は万能であるというような考えを持つとしたら、それは極めて危険ということだ。 いい政治というのは、国民生活の片隅にそっとあるものだ。吹き過ぎていく風。政治というものは、それでいいのだ」 功罪半ばの見方もあった田中角栄だったが、すべての国づくりのヒントは「田中政治」にあるといって過言ではない。(文中敬称略)
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芸能 2020年06月18日 23時00分
離党届の須藤元気議員、党は受理せず議員辞職へ? 元モー娘。市井の当選あるか、現在の役割は
立憲民主党の須藤元気参院議員が17日、国会内で会見し、同党の福山哲郎幹事長に離党届を提出したことを明かした。 須藤氏は15日に投稿したツイッターで、東京都知事選で立民が支援を決めた元日弁連会長の宇都宮健児氏ではなく、れいわ新選組の山本太郎代表を応援する意向を表明。 会見では、「都知事選で山本太郎さんを応援するとツイートしたら、党から取り下げてもらいたいと言われた。僕と山本太郎さんはロストジェネレーション。バブルを経験していません。山本太郎さんの消費税5%削減に賛成です」などと、涙ながらに訴えたのだが…。 >>市井紗耶香の繰り上げ当選ある? 須藤元気議員の離党届に賛否「辞職して返上すべき」厳しい声も<< 「執行部は離党届を受理せず、議員辞職するよう求める方針。それもそのはずで、須藤氏は立民が獲得した8議席の最下位で当選。肝心の自身の得票数は大したことがなく、党の力で当選したことは疑いようのない事実。立民の幹部が怒るのも当然だろう。山本氏が落選したら、議員辞職に追い込まれるのでは」(永田町関係者) どうやら、都知事選後に須藤氏が議員辞職の可能性が浮上しているようだが、そうなった場合、比例で次点の議員が繰り上げ当選を果たすことになるが、その候補は元モーニング娘。の市井紗耶香だった。 「市井は知名度は抜群だったが、得票数は5万415票で伸び悩んだ。それでも、選挙後の昨年10月には、立憲民主党の『子ども子育て』担当・コーディネーターに就任。政治家への意欲は捨てていなかったようだ」(同) 昨年11月には、自身のインスタグラムで、ある芸能プロとマネジメント業務提携契約を報告。しかし、今年1月に所属先から市井に契約解除を申し入れ、2月5日付で契約を合意解除していたため、現在、芸能活動は行っていない。 4人の子供の母親だけに、議員になれば自身の育児経験を生かしてくれそうだ。
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芸能 2020年06月18日 22時00分
爆問太田「有吉は優しさだけで生きてきた」と称賛 “MC力で人の優しさがわかる”説に反響
爆笑問題の太田光が17日放送の『太田伯山(お願い!ランキング)』に出演。有吉弘行の意外な一面を暴露した。 太田と講談師・神田伯山がゲストの悩みを深堀りする同番組。ゆりやんレトリィバァをゲストに迎えたこの回では、ゆりやんの「バラエティで自分のことばかり考えて出過ぎてしまう」という悩みから話を展開。「周りは全体を見て動き、自分を面白くしてくれる時もあるのに、自分は自分のことばかり考え情けなくなる」と打ち明けると、太田は「難しいよ。お笑いはね」とゆりやんの気持ちに共感していた。 そんな太田に伯山が「有吉さんは結構(話を)振ってくれるイメージがある」と切り出すと、太田は「有吉は優しいよね、優しさだけで生きてきた」「親分肌なところがあり、面倒見がいい」と絶賛。そして伯山の「MCによってその人が優しいかどうか分かる」という意見に納得していた。 >>爆問太田、エゴサーチしていた過去を告白 中傷意見に「何の反論もできない」<< ネット上ではそんな太田のトークに対し、「太田さんの話を聞いて分かる〜ってなった」「今の時代、むしろ優しくないMCなんて居ない気がする。それこそ渡部(建)くらいだったんじゃ」「何気にMCに居るときのビートたけしは冷たいし、坂上忍はテンパってるのか無責任な所も多く目にする」といった声が挙がっていた。 他にも太田は、お笑い第7世代についても言及し、「第7世代はみんな達者、ミキもそうだし霜降り(明星)も達者」と絶賛。さらに伯山が「上の世代のトークってなんで(明石家)さんまさんとか、あんなに衰えないんですかね」と口にし、話が大物芸人に及ぶと、太田は「さんまさんはすごい。全部拾って全部自分のものにするからね」とさんまを称賛。伯山の「歴代、太田さんが会った中でトークが一番?」という問いには「圧倒的だよ」と即答し、「たけしさんも天才だよ、タモリさんもすごいけども、あんなに全部の隙を埋めてく人っていないよね」とさんまのすごさを口にした。 ゆりやんの悩みから、太田の他のお笑い芸人への熱い想いを聞くことができた貴重な放送になった。
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社会 2020年06月18日 22時00分
日産自動車が11年ぶり赤字決算…“新型車大量投入”起死回生策となるか
日産自動車が去る5月28日に発表した2020年3月期の連結決算は、09年3月期以来、11年ぶりに赤字を計上することとなった。 カルロス・ゴーン氏の逮捕後に社長を務めた西川廣人氏の退任を受け、日産自動車の立て直しを図るために急きょ就任した内田誠社長にとっては、想定外の決算内容であったのだろうか。実は今回の決算についての見方は分かれている。 あるアナリストは「内田氏は就任早々から、膿を吐き出す経営を行っている。従来の拡大路線とは一線を画し、販売台数を稼ぐための値下げ販売の抑制、不採算工場の閉鎖などを手掛けてきたが、コロナ禍で想定外のダメージを受けてしまったようだ」と語る。 国内の自動車メーカーで赤字決算となったのは、日産自動車と三菱自動車。ともにルノーとアライアンスを組むグループ企業だ。 100年に一度といわれる大変革の時代に突入し、自動車メーカーは世界的な再編の波にさらされている。その中で、グループ内の企業が赤字を垂れ流しているとなると、グループの再編などもウワサに聞こえてくる。 ただ、ある自動車評論家は「日産自動車はコロナ禍とは関係なく、ずいぶん前から危機的兆候に陥っていました。末期のゴーン氏は、経営にはほとんど興味を見せずに、やる気のない姿勢が商品のライナップや車の魅力に表れていた」と語る。 日産は事業構造改革計画で、コア市場を中心として今後1年半の間に12の新型車を投入し、商品ラインアップの若返りを図ることを掲げている。「かつて日産が元気だった時代を知る世代も、すっかり高齢化しています。今回の赤字決算が、経営方針を見直すいいきっかけになったのでは…」(同)“ゴーンの呪い”を払拭できるか注目だ。
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スポーツ 2020年06月18日 21時45分
巨人・坂本勇人に外野コンバート案 湯浅大と正遊撃手争い
新型コロナウイルスの陽性反応を受けて入院していた巨人の坂本勇人(31)と大城卓三(27)が退院し、6月13日より練習も再開させた。特に坂本はチームの精神的支柱。彼が開幕戦の約1週間前に帰還したことはチームにとって大きなプラスだが、これで頭角を現した“新星”との兼ね合いも難しくなったという…。「坂本の代役でショートを守った3年目の湯浅大(20)の開幕一軍は、ほぼ間違いありません。シーズンを通じて坂本の代わりを務める力はないでしょうが、代打や途中出場で他ポジションを守らせるだけでは、もったいない逸材。ショートで一軍のスピードを経験させないと、育成が遅れるだけです」(ベテラン記者) 近年の巨人では、「坂本が元気なうちに後継者の育成を」と指摘されてきた。“ワンチャンス”を活かした湯浅は立派だが、次世代の正遊撃手の育成は、原辰徳監督(61)を始めとする首脳陣の今季の構想には入っていなかった。「コロナ禍によるペナントレース開幕の遅延がなければ、坂本は史上最年少での名球会入りに挑戦していました」(スポーツ紙記者) しかし、湯浅の台頭があったことで、野手陣の“緊急配置換え”があった。13日に行われた日本ハムとの練習試合の途中、内野手の増田大輝が外野に入ったのもその1つ。急成長の湯浅を一軍で使うため、競争があまり激化していない外野でも増田大を使えるようにしておきたかったのだろう。 また、巨人の守備陣について、こんな指摘もあった。「湯浅をレギュラークラスに引き上げるには、しばらくショートで使い続けるしかありません。現時点で、開幕後しばらくは坂本を二軍戦で調整させて一軍合流させる案があります。その通りになればですけど、無条件でショートのスタメンを湯浅から奪うのはよろしくない」(同) 湯浅がこのまま奮闘を続けた場合だが、まず、三塁の岡本和真は動かせない。セカンドには期待の吉川尚輝がいる。ショートのスタメンは湯浅と坂本の二択になり、どちらかが控えにまわることになる。両方を使うとなれば、増田大を外野でテストしたように、どちらかに外野の練習をさせなければならない。「坂本のこれまでの実績を考えると、外野の準備を始めるのは湯浅のほう。彼の打撃好調が1年続くとはまだ思えませんが、育成のため、チームの将来のために、試合で苦しむ経験もさせないと」(同) 2000本安打達成を目前に控える坂本も、今年でプロ14年目の32歳。勤続疲労も溜まっているだろうし、数年後を見越して、湯浅をショートで使うケースも多く出てくるだろう。坂本が外野でノックを受ける日が出てきそうだ。
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芸能 2020年06月18日 21時30分
81歳・小林旭がユーチューバーに! 期待高まる“禁断の昭和芸能”暴露話
ベテラン俳優の小林旭が6月16日、自身の公式YouTubeチャンネル『マイトガイチャンネル』を開設したことが話題になっている。 初投稿の動画で小林は「真一文字に。真実一路に。小林旭本人がみなさまにお伝えしたいことを発信していきます。その時々に感じたこと。その時々に伝えようと思ったこと。それだけでなく、俳優として、歌手として。65年の芸能生活の中で見て、聞いて、体験してきたことの数々も、みなさまにしっかりと、お伝えしていきたいと思います」とあいさつ。「昭和30年代の映画黄金期といわれた素晴らしい時代。その頃のスターだった看板(俳優)はみんな死んじゃいました。誰も残っていません。たまたまここにいる小林旭が1人、当時を物語れる状態で生き残っています。もしその頃のことを聴いてみたいと思う方がいらっしゃったら、どうぞチャンネル登録してください」とメッセージした。 小林は1938年11月3日生まれ。1956年の日活映画『飢える魂』で銀幕デビューし、『渡り鳥』シリーズや『銀座旋風児(マイトガイ)』などで、人気俳優になった。また、『自動車ショー歌』や『熱き心に』など、数々のヒット曲も生み出している。「動画で久しぶりに小林の顔を見たというファンも多かったのではないでしょうか。81歳とは思えないほどの滑舌のよさでしたね。小林は今後、昭和時代の撮影現場の様子などを話していきたいと豊富を語りました。かつての日活映画ファンにとっては待ち遠しいことでしょう」(映画誌ライター) もっとも、ファンの中には当時、語ることのなかった浅丘ルリ子との恋愛話や、結婚した美空ひばりとの関係などを話すのではないかと期待する声もある。「美空ひばりとの結婚は、一説には煮えきらなかった小林にしびれを切らした美空が、後見人だったヤクザの大親分を通して結婚を迫ったともいわれており、数々の表には出ていない話がありそうです。また、当時の映画スターは女遊びにも奔放で、数え切れないほどの武勇伝が残されているといいます。そんな話を小林が漏らしてくれれば、再生回数も一気に伸びるんじゃないでしょうか」(同・ライター) 昭和の大スター小林旭のまさかのユーチューバー宣言。禁断話が飛び出すことを大いに期待したい。
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芸能 2020年06月18日 21時10分
手越祐也VSジャニーズ事務所 ボランティア報道で形勢逆転か
緊急事態宣言発令下、美女との飲み会を繰り返し、ジャニーズ事務所から無期限の活動休止処分を受けている『NEWS』の手越祐也が、ボランティア活動に励んでいる。「コロナ不況で経済的に苦しいという家庭が多く、特にシングルマザーの世帯が深刻だと聞いた手越が、こうした家庭に弁当を無償で配布する『INGプロジェクト2020〜お弁当でシングルマザーの力に〜』に賛同。寄付金を提供するだけにとどまらず、自分の自転車で弁当を配達したのです」(芸能プロ関係者) 同プロジェクトでは弁当約200個を用意。手越も15個ほどを届けたという。「手越自身も両親が離婚し、母子家庭で育った。シングルマザーと、その子供たちの気持ちは痛いほど分かるのでしょう。自ら配達し、みんなに元気を分け与えたいと申し出て、今後も続けるようです」(同・関係者) 自粛中の飲み会をスクープした『週刊文春』の直撃にも答え、「仕事関係の打ち合わせだった」と反論。滝沢秀明副社長との確執説もハッキリ否定した。「文春では、手越が処分の前からジャニーズ事務所に退所の意向を伝えていたこと。そのため、自粛中の飲み会が問題になった際、事務所が手越を守ろうとせず、逆に“御用マスコミ”を使った大バッシングが起こったと解説。さらに、処分に積極的だったのは滝沢副社長ではなく、退所を快く思っていない藤島ジュリー景子社長だったのではないかと分析しています。手越は、誌面では当たり障りのないコメントだけ残していますが、ジャニーズ事務所に“文春砲返し”をしたも同然です。これから始まるであろう手越VSジャニーズの仁義なき戦いが見物ですよ」(芸能記者) 果たして風向きは変わるのか。「これまでのバッシングが一転、ネットでも手越のボランティアを絶賛する書き込みが急増中です」(同・記者) 手越、次のNEWSは擁護? バッシング?
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