共演者らは中居の登場を知らされておらず、後藤輝基は「華やかすぎません?」と恐縮。ゲスト出演していたウエンツ瑛士は、中居の登場前に同局の徳島えりかアナウンサーから「ウエンツさんのような仕切りを目指している人」などのヒントを与えられ、「ヒロミかな」と先輩を呼び捨てにしてボケてみせたが、中居本人を目の前にすると「僕が想像している中で一番やばい司会者がきた」とたじろんでいた。
出演を決めた理由について、中居は「TBSで(先週まで)松潤がドラマをやっていて、4月からは二宮のドラマが始まる。その間を縫ってきました」と正直に話し、スタジオの笑いを誘う。すっかり雰囲気は“中居モード”になっていた。
ウエンツ瑛士が「WaT」として共に活動していた小池徹平が家に泊まりに来るというエピソードを語り、「3日間とか泊まる。グループってそういうもんですよね」と話すと、中居はすかさず「えっ? どういうこと? なになに?」とSMAPの解散を匂わせる発言をして盛り上げた。
また、プライベートでも仲がいいという東野幸治も、「『ワイドナショー』(フジテレビ系)にも出てもらったんですけど、ある日を境に来なくなった」と突っ込んだが、中居は「僕、最近ピンで活動させてもらってるんですよ」とあっさり返答し、東野も思わず「今、そんな芸風になったの?」と驚くしかなかった。
この中居の見事な司会っぷりを見て、ネット上は「相変わらず中居くんのMCはすごいってつくづく思った」「やっぱりさすが。芸人も俳優もバリバリさばく」「例の話題を振られても違和感なくこなしてる」と大絶賛。
しかし、それと同時に「背中が寂しそう。やっぱり中居くんにはSMAPが必要だ」「SMAPを愛おしく思ってるのかな」という声も聞こえた。
実際、マスコミの間でも中居が今年独立するのではないかという噂はいまだに絶えない。“SMAPがない”今、事務所に残っていることを中居自身が一番辛く感じているのかもしれない。