トレンド
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トレンド 2010年12月24日 14時00分
ミスド福袋に異変!? 今年は中身固定かとファン騒然
毎年新春の風物詩、福袋のシーズンがやってきた。 初売りのお店を駆け回り、中身の満足度で正月のテンションが上がったり下がったりの人も多いことだろう。あたりはずれが多いと言われる福袋の中でも、値段相応以上のお得感があることにより、絶大な人気を得ている福袋のひとつに「ミスタードーナツ」の福袋と福箱がある。1000円、1500円の福袋と2000円の福箱、600円のキッズセットがあり、1000円なら10個、2000円なら20個のドーナツ引換券かドーナツ現品に加えてミスタードーナツグッズが数点付属するというのが例年のスタイル。 もともとは正月に箱入りのドーナツお得セットに、期間内にポイントを集めればもらえる景品の余りを3〜4点セットにしたものを各店舗が任意で作って福袋として販売していたのがはじまりで、欲しかったけれどポイントが集めきれなくて貰えなかったグッズや、店舗によっては年代モノのレアグッズが発掘されたりと、ミスドグッズファンの間ではひそかな人気福袋だった。 その後、『ピングー』『セサミストリート』などの人気キャラクターが景品に登場し、2004年にデビューしたミスタードーナツオリジナルキャラクターのポン・デ・ライオングッズが人気を呼んだことから、福袋人気は一気に加速していった。 近年では、過去の景品3〜4点とカレンダーに加えて、2007年はピングーのキャンディポット、2008年はポン・デ・ライオンの重箱が付属する福袋が登場し、2009年、2010年にはポン・デ・ライオンがデザインされたカレンダー、貯金箱、ブランケット、ストラップの「基本セット」に過去の景品やドーナツの割引券付きスケジュール帳などのお楽しみ景品グッズが1〜3点付属する豪華なものとなり、大型掲示板では各店舗の福袋のお楽しみ景品の内容や在庫状況の情報交換や景品の物々交換依頼がさかんに行われるなど、年末年始のミスドグッズファンを熱くさせていた。 先ごろ、2011年度版のミスタードーナツ福袋の中身が発表された。 今回のテーマは『リラックマ』。1000円福袋にはドーナツ10個とカレンダー、リラックマかコリラックマいずれかのブランケット、ストラップ、小物入れが「基本セット」として付き、2000円福箱にはドーナツ20個と「基本セット」に加えてリラックマのスクイーズ人形、トートバッグが付く。600円のキッズ福袋にはドーナツ5個と過去のキッズセットのおもちゃ付き。一部店舗では2000円の福箱に「基本セット」ではなくスケジュール帳が付く物も売り出される様子。 ミスタードーナツ公式サイトの福袋告知ページには例年表記されていた「お楽しみ景品グッズ1〜3点」の記載がないため、今回はそれらが入っていない、中身が完全固定の福袋では? と、ポン・デ・ライオンファンやミスド景品ファンの間では早くもがっかりムードが漂っているが、通常の販売価格相応以上のドーナツ(またはドーナツ引換券)に、これだけのリラックマグッズが付属するのだから、お得感があることには変わりがない。 また、福袋の中身を詰めるのは各店舗での作業なので、店舗によっては基本セットにプラスアルファのお楽しみ景品が付属する可能性も全くのゼロではない。 リラックマファンにとっては嬉しい内容のミスタードーナツ福袋2011年度版だが、従来のミスド景品が入っていないかもしれない今回の福袋は既存のファン離れを起こす可能性も危惧される。 福袋の中身は開けてみないとわからない。ミスド景品ファンたちは、一縷の望みを賭けて発売日を待っている。 発売は12月26日以降、売り切れ次第終了。(発売個数と発売日程は各店舗によって大きく異なるので要確認)(MOMOKO)
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トレンド 2010年12月24日 13時00分
大ヒット!水嶋ヒロデビュー作『KAGEROU』に対し、出版界の反応は?
タレントの水嶋ヒロの小説デビュー作『KAGEROU』が注目を集めている。小説と言うジャンルにおいて驚異的な売上を成し遂げた本作。そして、今後も更に重版される予定だという。著者だけでなくポプラ社や書店に与えた経済効果も並ならぬものがある。しかし出版界の反応はどうなのだろうか? 「言えるものならポプラ社さんには小説と言いますか、文壇をバカにしてませんか? と言ってやりたいですよ。買って読ませて頂きましたが、これが大賞作品なのかと疑問を感じます。出来レースと叩かれても仕方ないでしょう」(中堅出版関係者) 「仮にこの内容で、水嶋ヒロさん以外の一般人の方が著者であったならばポプラ社さんは本当にこの作品を大賞として選びましたかね? やはりその点に興味が尽きません。口コミで評判になった等ではなく、どう分析しても水嶋ヒロさんのネームバリューだけで部数が伸びていっているという印象が否めないですね」(文芸評論関係者) 「ポプラ小説大賞は過去5回のうち、第一回以降大賞受賞作品がありません。該当作品なしという形で発表されています。では、大賞が存在しなかった第2、3、4回において応募された作品は水嶋さんの作品には及ばないものばかりだったんでしょうか? 可能であれば過去にポプラ社小説大賞に応募された作品全てを拝読してみたいです」(出版社OB) 「言うなれば、この作品はある種のタレントグッズですよね。どう考えても文芸作品とはまるで異なる注目のされ方がなされています。広告展開もやはり水嶋ヒロのネームバリューが全面的に押し出されています。今後、小説というジャンルにも大きな変化が起きるかもしれませんね。私は他社が二番煎じに走るのを危惧しています。タレントの企画モノ小説が濫造されるのではないか、とね。小説ではありませんが、第二の水嶋ヒロ現象を狙って、出版社からタレントに書籍執筆を持ちかける企画展開を狙っているケースも既に存在しています」(文芸雑誌編集) 「小説の売れ行き、売り方が大きく変わる契機かもしれません。小説の内容の評価よりも、誰が書いたのかに注目が集まり、作品出版の可否の決めても著者のネームバリューになっていくのでは? 純粋な文学と水嶋ヒロパターンが二極化していくことも想定されます。しかし、悲しい事ではありますが売上の部数において勝者となるのは圧倒的に後者でしょう」(中堅出版関係者) 色々な意味で水嶋ヒロは出版界に衝撃を与えたようだ。
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トレンド 2010年12月24日 12時30分
文科系忍者記者ドラゴンの道「はぜるぞー! コラボレーション泡盛、もやしもん請福1982」
フジテレビ“ノイタミナ”他で放映され話題を呼んだTVドラマ『もやしもん』(石川雅之氏原作の漫画・講談社)が2010年12月23日にDVD発売される。その記念コラボとして沖縄の請福酒造が「もやしもん請福1982」を87本の限定販売することになった。泡盛市場にも出荷されることが少ない28年物だけあって、価格は26,040円とのことだ。 請福酒造の担当者に今回のコラボに至った経緯や、普段なかなか取り上げられることがない泡盛の保管事情について聞いてみた。 Q:もやしもんドラマDVD発売記念コラボは、いつ頃に決定したのでしょうか? A:DVD発売の発表前に販売元の東宝さんよりお話を頂きました。たしか、第2弾のもやしもん梅酒が完売して程なくだったかと思います。 Q:限定販売が87本とかなり限られていますが、古酒の保管量に関係しているのでしょうか? A:現在、泡盛業界全体でも20年以上の古酒というのはなかなか市場に出回りません。弊社でも今回の1982年蒸留の泡盛古酒は残数僅かで、今後も一般販売の予定はありません。 Q:古酒28年物を発売することになったのはどのような理由からですか? A:残り貯蔵数の少ない希少なお酒なのですが、他のお酒にはない泡盛特有の古酒の持つ魅力を少しでも多くの方に知って頂くよい機会かと思い、意を決して製造いたしました。 Q:古酒を保管することで難しいのはどんなことでしょうか? A:一つは、温度変化や衛生環境、保管場所の問題もあります。沖縄の場合はとんでもなく大きな台風の直撃に遭うリスクがかなり高いのでそれに耐えられる安全な保管場所が必要です。 もう一つは管理コストではないでしょうか。保管しておけばおくほどそれだけ管理コストがかかりますので、実際小規模経営の蔵元では資金フローの関係でなかなか古酒を貯めきれないという問題もあります。 Q:「もやしもん請福1982」をお酒の弱い人でも飲めるオススメの割り方は? A:28年ものの古酒ですのでブランデーグラス又は、大き目のワイングラスで香りを楽しみながらストレートで少しづつ味わいながら、ゆっくり飲むことをお薦めいたします。氷を入れる場合も少量をあまり薄まらないうちに飲んでいただくのがお薦めです。 正直に申し上げて古酒そのものの味わいをじっくり楽しんで頂きたいので、何かで割ることはあまりお薦めできません。ただ、こういった種類のお酒はたくさんを一度に飲むというお酒ではないと思いますのでお酒が弱い方でも、楽しんで頂けると思います。 Q:今後はどのようなコラボ泡盛を仕掛けていきまか? A:今まで泡盛を飲んだことのない方にも面白いと喜んで頂ける、あっと驚くような商品を開発してまいりたいと思っています。そうすることで、泡盛全体の裾野も広がっていくのではと考えております。※請福酒造有限会社本社:沖縄県石垣市新川148-3http://www.seifuku.co.jp/※文科系忍者記者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年12月24日 11時30分
グリーンと消え行く個室で快適な旅を
新幹線の座席は、必ずしも座って快適なものではないはずだ。 それもそのはず、モータライゼーション幕開けの時代に機能主義をもって豪華列車主義に優先させる国家戦略を採り、それに国民がなんとなくイエスと言わされただけなのだから、アノ席は極めて粗末なものなのである。(あくまで主観であるが) よって、「新幹線も嫌い。イベントで地方に行くのにも車しか乗らない」(10代女性談)、なんて人が多くなる。 そのJRの沽券を保っているのが、現代の優等列車たるグリーン車の存在。 例えば、首都圏JRの、普通列車グリーン自由席には、意外に女性ファンが多い。 「グリーン車両は騒音と振動が無くて明らかに疲れません。今半のすき焼き弁当を持ち込んで、成田空港までショッピングに行ったことがありますよ」(都内のOL) という声もあるし、 「普通グリーンの大ファンで休日のデートに利用するのが楽しみです(笑)」 なんて声を揃える若いカップルもいた。 このグリーン料金は、どれだけ乗ってもたった950円(事前購入料金。休日はたったの750円)。 売り子さんから冷たいビールなども買えるので、積極的に利用してはどうだろうか。 特急のグリーンで有名なのに、JR九州の「有明」がある。 出張時、小倉〜博多まで乗ったが、半室構造の若干薄暗い車内にやわらかく九州の陽射しが差し、リッチな空間を演出。(笑) 定評どおりのグリーンの乗り心地は、なかなか筆や写真で伝えきれないがおススメ出来るものだった。 いっぽう、個室の用意されているJR特急列車は、やはり、というべきか完全消滅の危機さなかにある。 中で貴重な成田エクスプレスの個室は、料金が現在わずか6000円。ビジネス用途向けのようだが、この値段にもかかわらず閑古鳥が鳴いており新車両には個室がない…。 新幹線の個室のように消滅する前に旅の記念に個室に乗っておくのも一興かもしれない。 個室の雄は、私鉄にあり。 よくテレビでやっているが、東武特急スペーシアには、ひろびろとした個室が6室だけの車両が一両ついている。 この個室料金は、たった3,000円(休日でも3600円)。室内は、空調も照度調節も自在。なのにお一人様OKでもあるのだ。 同特急は車内ビュッフェで、ビール、地ビール、からあげ、チャーハン、サンドウイッチ…となんでも売っており、移動目的の旅も楽しいのではないか。 …そう、本来これくらいデラックスで“普通”なのではないか、と思うのだが。
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トレンド 2010年12月24日 11時00分
よこすか海軍カレー
NHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』「第2部・第8回・日露開戦」で、ロシアのバルチック艦隊と戦うことになる連合艦隊旗艦「三笠」が登場した。その三笠は、現在、実物が、神奈川県横須賀市にある三笠公園で、記念艦として保存されている。横須賀は天然の良港であり、また、首都東京ののどもとに位置するため、軍事上の最重要拠点となっていた。 その横須賀に、「よこすか海軍カレー」がある。明治期の日本海軍が使用した「海軍割烹術参考書」に記載されていたレシピをもとに、当時の食事を再現したものが「よこすか海軍カレー」である。 「よこすか海軍カレー」には、カレー粉と小麦粉を炒る、具には牛肉か鶏肉、ジャガイモ、たまねぎ、にんじんを必ず入れる、などのルールがある。それらルールを基本として、各店舗で独自のアレンジがなされた「よこすか海軍カレー」が提供されている。 今回、ご紹介する「よこすか海軍カレー」の店は、三笠公園入り口から道路を挟んだ向かい側にある「ポットラック(Pot Luck)」(横須賀市小川町27-24)である。喫茶店だが、「よこすか海軍カレー」も大人気とのこと。「ポットラック」は、「よこすか海軍カレー・GUIDE MAP」では、14番目に記載されている。 「よこすか海軍カレー・GUIDE MAP」は、「よこすか海軍カレー」を食べることができる店舗を紹介している。また、「軍艦マーチ付で席までお届けします」など、案内文も記載されている。三笠公園案内所他で入手できる。 「ポットラック」の「よこすか海軍カレー」は、ごはんにかけられた野菜の赤や黄、キノコの頭の黒らが鮮やかである。このトッピングは、「Z旗」をイメージして作られていた。 「Z旗」とは、船同士の意思疎通を図る信号旗の一つ。黒、黄、青、赤からなる。日露戦争の際、バルチック艦隊との決戦に挑む「三笠」のマストに掲げられた「Z旗」の意味するところは、「皇国の興廃この一戦にあり、各員一層奮励努力せよ」。「三笠」を「よこすか海軍カレー」で表現するにはどうしたらよいのか、試行錯誤を繰り返したすえに作られた「ポットラック」オリジナル。 青い縁取りがされた「ポットラック」の「よこすか海軍カレー」が盛られている皿には、いかりのマークが入っている。この皿は、戦艦の中で、司令長官や参謀が食事をする際に使われた。 「ポットラック」のメニューには、「東郷平八郎ビール」もある。(竹内みちまろ)
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トレンド 2010年12月24日 09時00分
ニューヨークレポート アルコール類の高騰ぶりはもうボッタクリの域
ニューヨークでよく飲むビールはメキシコ産のコロナエクストラである。日本では1本300円近くするので滅多に飲まない。ニューヨークのデリやスーパーでは安ければ1本1ドル50セントほどで買える。高くても1ドル75セントほど。アメリカのビールより高いのが解せないが、円高の現在1本150円ほどで飲めるし、コロナビールに付き物の日本ではバカ高いライムも10個ぐらいで1ドルと大変安く買える。 が、それは「家飲み」の場合。バーやレストランでコロナを飲むといきなり5ドル以上に跳ね上がる。場所によっては7ドルというところもある。レストランでは絶対にアルコール類を飲まない日本人男性がいたが、その理由は高いから。そこまで節約しなくてもいいのではないかと思っていたが、滞在期間が長くなると外で飲むアルコール類の高さに辟易してくる。かつてはどれだけ飲んでもチップ込みで日本の半分以下で済んだものだ。 そして劇場やクラブなどへの液体持ち込みが難しくなった現在、新手の商売がはびこっている。信じられないほどの高値で飲み物を売るのだ。例えばブロードウェイの劇場の中での販売。以前は座席を回って水を売るなどという商売はなかった。それが、今回「メンフィス」を見た劇場ではデリで買えば1ドルぐらいで買えるボトルドウォーターを何と5ドルで売っていた。さすがにバカ売れとはいかず、1回の販売で2本しか売れていなかったが、場内には(そんな高い金を払うなんてバカバカしい)といった白けた雰囲気が流れていた。 もっと驚いたのがハドソン川観光クルーズ船の中。液体持込はNGというので(中で買えばいいか)と思ったら、何のサービスもない、殺伐としたボートの中でビールが堂々と7ドルで売られている。外に出ればビールが4本買える値段なのだ。チップス、ソーダ、すべて高い。不景気な時代のニューヨークではこうした高値を「リップ・オフ(むしり取り=ボッタクリ)」と呼んで怒ったものだが、好景気が続いた後のニューヨークでは誰1人文句を言わない。 という訳で段々外でアルコールを飲まなくなったが、抜け道があった。それは「ハッピーアワー」。多くのバーやレストランで夕方の早い時間にアルコールを半額にしている。今回足しげく通ったのはダウンタウンの「牛角」のハッピーアワー。日曜日は1日丸々ハッピーアワーなのだ。ハッピーアワー専門のウェブサイトもあるようだ。(セリー真坂)
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トレンド 2010年12月24日 08時00分
2ちゃんねるまとめ読みアプリが無料になった! (MT2 FREE)
2ちゃんねるまとめサイトビューアの決定版といわれるMT2。なんとそのMT2の無料版が登場した。その名も「MT2 FREE」(http://itunes.apple.com/jp/app/id406613151)である。 登録された100以上のまとめサイトから人気順、新着順で記事を閲覧できるのがこのアプリのキモ。話題のスレッドがすぐに読みやすい形で読めるのが嬉しい。また、日付やキーワードからも検索できるので、過去の記事を閲覧するのも簡単だ。日ごとに検索してみると、「毎日こんなに変わるんだ!」とネットの早さにちょっと驚く。 毎日2ちゃんを追うようなヘビーユーザーよりも、たまに読むようなライトユーザーにこそオススメしたい。ネット住民の本音っておもしろいですよ。(谷りんご)
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トレンド 2010年12月23日 15時45分
横須賀イルミネーション
12月22日は年間で日が一番短い「冬至」。北日本は低気圧の影響で天気が荒れた。 その22日発表の気象庁週間天気予報では、クリスマスから年末へ向けて冬型の気圧配置となり、冷え込みも予想されている。 不況や雇用情勢が厳しいなか、心を暖めてくれるのがイルミネーション。全国各地で、光のイベントが街を包んでいる。 JR東京駅周辺や皇居外苑らを彩る祭典「光都東京・ライトピア2010」は今年で5回目を迎える。21日からイルミネーションが点灯し、人々の目を引いている。29日まで行われる。 洞爺湖温泉の「にぎわい広場」では、20日から、電飾40万個を使ったイルミネーショントンネルが出現した。観光客らを楽しませている。今冬で4年目を迎えるイルミネーショントンネルは、北海道洞爺湖サミットの開幕前イベントとして始まった。イルミネーショントンネルは、2月20日まで行われる。 日露戦争を戦った戦艦「三笠」が保存されている神奈川県横須賀市の「三笠公園」でも、「音楽噴水池」のイルミネーションが、海辺を彩っている。 「音楽噴水池」は、「水と光と音」をテーマに1987年に完成した。噴水、イルミネーション、音楽が一体となった空間は全国的にも珍しいという。通年のイベントで、1日6回(夏期は7回)、コンピューターに管理された音楽と噴水が起こり、夜間はイルミネーションが加わる。戦艦「三笠」や東京湾を背景に、幻想的な空間を作り出している。 「音楽噴水池」で流れる曲目には、「モルダウ」や「ラプソディ・イン・ブルー」など知名の曲から、「タイタニック」「パイレーツオブカリビアンより・我こそが海賊」など映画で使われた曲もある。1回に4曲が使用される。12月は、「星のセレナーデ」「スーパーカリフラジリスティック・エクスピアリドーシャス」「G線上のアリア」「風を感じる街〜yokosuka・ 杉山清貴(市制100周年記念曲)」が流れる。 また、「三笠公園」には、横幅55メートル、高さ7メートルの「壁泉」がある。「壁泉」では大滝の流出が行われる。 「三笠公園」でのイルミネーションの他にも、横須賀は海岸線が入り組んでいる場所が多いため、いたる所で、海を挟んで対岸が見える。灯台、船、建物は、信号も兼ねて、様々な色の明かりを発する。 横須賀の人々は、夜の海に映し出される、そのような明かりのなかで、暮らしている。(竹内みちまろ)
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トレンド 2010年12月23日 15時30分
人気漫画『ONE PIECE』への一抹の不安
尾田栄一郎が『週刊少年ジャンプ』で連載中の海洋冒険漫画『ONE PIECE』(ワンピース)の人気が止まらない。単行本の累計発行部数は2億冊を突破し、これを記念して版元の集英社は12月20日、『りぼん』や『すばる』など同社の全雑誌の表紙を『ONE PIECE』のキャラクターで飾ると発表した。圧倒的人気を誇る『ONE PIECE』であるが、一抹の不安がある。ここでは二つの観点を述べる。 第一に『ONE PIECE』商法の拡大である。サングラスやブレスレットなど、作品とは関係の薄いグッズも発売されている。『ONE PIECE』は強力なブランドである。だからこそグッズ商法が成立するが、グッズ乱売はブランドの希薄化を招く。 第二に、漫画家の描きたいものと世間の求めるもののギャップである。『ONE PIECE』の魅力として、精巧な世界観や伏線、感動的なストーリー展開を挙げる声が大きい。少年漫画ではバトルが王道とされるが、それ故にバトルの連続によるマンネリ化に陥る危険もある。『ONE PIECE』は王道を歩みながらも、バトルだけが漫画の魅力ではないということを示した作品である。 一方で、それが漫画家の一番描きたいことであるかは疑問がある。『ONE PIECE』では電々虫や海王類など想像力を働かせた不思議な生物が数多く登場する。このような生物を描くことが漫画家の一番描きたいことなのではないかと感じられる。 たとえば映画『ONE PIECE -FILM- STRONG WORLD』は、尾田栄一郎自身がストーリーを書き下ろして大ヒットした。大ヒットの要因は、漫画本編のストーリーとの連動である。映画の敵役の金獅子のシキは、本編において主人公・ルフィが兄エース救出のために潜入したインペルタウンから唯一脱獄に成功した海賊として言及されている。また、シキは物語世界の伝説的な海賊ゴールド・ロジャーと競い合った海賊であり、そのシキが映画に登場することは、物語世界の謎の解明につながるとの前評判が高かった。 しかし、実際の『STRONG WORLD』は、前評判ほど本編と連動したものではなかった。むしろ独特な進化を遂げた生物たちがフィーチャーされていた。タイトルの『STRONG WORLD』には、人為的な変異によって凶暴化した動物たちが住む弱肉強食の島という意味が込められている。 また、『ONE PIECE』本編は、9月6日発売号から異例の4週連続休載となり、充電によりパワーアップした連載再開後の内容が注目された。休載明け当初は海軍元帥の交代、海軍本部の新世界への移転など、物語世界の動向が語られたが、麦わら海賊団が魚人島へ向けて出港した後は、深海の不思議な現象や怪物との遭遇が中心になっている。 そこでは休載前まで大盛り上がりであった、白ひげの死や黒ひげの叛旗によって世界がどうなるのかという点は脇に置かれた。このために「最近の『ONE PIECE』は失速している」との声もある。漫画家自身の希望と世間の期待のギャップが広がらないか心配である。(林田力)
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トレンド 2010年12月23日 15時00分
東京近郊パワースポット探訪(8)「豊川稲荷東京別院」
先日、赤坂にある豊川稲荷に行ってまいりました。 赤坂見附の駅から徒歩5分ほど。広い幹線道路沿いの緩やかな坂を上っていくと、豊川稲荷が見えてきます。 豊川稲荷東京別院はその名前からも分かるように、日本三大稲荷のひとつ、愛知県の豊川市にある豊川稲荷の直轄の別院となっています。 豊川稲荷は曹洞宗の寺院であり、ご本尊様として豊川荼枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)を祀っています。 開基は大岡忠相(おおおかただすけ)となっており、明治20年に赤坂一ツ木の大岡邸から現在地に奉還し、今に至っています。大岡忠相は時代劇でもお馴染みの、大岡越前です。 境内にはたくさんのお狐様の石像があり、他にも七福神や身がわり地蔵、子宝観音まであります。 参拝後にお守りを買わせていただこうとしていたところ、販売していた女性から興味深いお話を聞けました。 私が買おうとしていたお守りにはメノウがついていたのですが、以前にこのお守りを買っていかれたサラリーマンが階段から落ちる事故に遭いました。しかし本人にはまったく怪我はなく、携帯電話につけていたお守りのメノウだけが粉々に砕けていたといいます。 後日、そのサラリーマンは朝一番に豊川稲荷を訪れ、お礼を述べて行かれたそうです。 このような話を聞くことはままありますが、その度に不思議だなと思わされます。 私が訪れたのは日曜日の午後だったのですが、想像以上の参拝者の数にも驚かされました。 都会の真ん中にたたずむ、霊験あらたかな豊川稲荷。近くに行かれた際には、訪れてみてはいかがでしょう。(「実話怪談記者」へみ 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou/