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横須賀イルミネーション

 12月22日は年間で日が一番短い「冬至」。北日本は低気圧の影響で天気が荒れた。

 その22日発表の気象庁週間天気予報では、クリスマスから年末へ向けて冬型の気圧配置となり、冷え込みも予想されている。

 不況や雇用情勢が厳しいなか、心を暖めてくれるのがイルミネーション。全国各地で、光のイベントが街を包んでいる。

 JR東京駅周辺や皇居外苑らを彩る祭典「光都東京・ライトピア2010」は今年で5回目を迎える。21日からイルミネーションが点灯し、人々の目を引いている。29日まで行われる。

 洞爺湖温泉の「にぎわい広場」では、20日から、電飾40万個を使ったイルミネーショントンネルが出現した。観光客らを楽しませている。今冬で4年目を迎えるイルミネーショントンネルは、北海道洞爺湖サミットの開幕前イベントとして始まった。イルミネーショントンネルは、2月20日まで行われる。

 日露戦争を戦った戦艦「三笠」が保存されている神奈川県横須賀市の「三笠公園」でも、「音楽噴水池」のイルミネーションが、海辺を彩っている。

 「音楽噴水池」は、「水と光と音」をテーマに1987年に完成した。噴水、イルミネーション、音楽が一体となった空間は全国的にも珍しいという。通年のイベントで、1日6回(夏期は7回)、コンピューターに管理された音楽と噴水が起こり、夜間はイルミネーションが加わる。戦艦「三笠」や東京湾を背景に、幻想的な空間を作り出している。

 「音楽噴水池」で流れる曲目には、「モルダウ」や「ラプソディ・イン・ブルー」など知名の曲から、「タイタニック」「パイレーツオブカリビアンより・我こそが海賊」など映画で使われた曲もある。1回に4曲が使用される。12月は、「星のセレナーデ」「スーパーカリフラジリスティック・エクスピアリドーシャス」「G線上のアリア」「風を感じる街〜yokosuka・ 杉山清貴(市制100周年記念曲)」が流れる。

 また、「三笠公園」には、横幅55メートル、高さ7メートルの「壁泉」がある。「壁泉」では大滝の流出が行われる。

 「三笠公園」でのイルミネーションの他にも、横須賀は海岸線が入り組んでいる場所が多いため、いたる所で、海を挟んで対岸が見える。灯台、船、建物は、信号も兼ねて、様々な色の明かりを発する。

 横須賀の人々は、夜の海に映し出される、そのような明かりのなかで、暮らしている。(竹内みちまろ)

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