スポーツ
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スポーツ 2023年06月05日 20時50分
巨人・坂本、「嘘だと思った」プロ初スタメンの衝撃明かす 二軍練習後に一軍直行、大ブレークのきっかけに?
4日放送の『Going! Sports&News』(日本テレビ系)に、巨人のプロ17年目・34歳の坂本勇人がVTRで登場。番組内での発言が話題となっている。 番組では4日の巨人対日本ハム戦試合前、番組キャスターのKAT-TUN・亀梨和也が坂本を取材。坂本は5月31日・ロッテ戦で2000試合出場に到達した遊撃守備へのこだわりなどを話した。 注目が集まったのは、亀梨からの質問「遊撃で2000試合以上に出場している中で一番印象に残っている試合は?」への回答。坂本は「1試合目のスタメンですかね。1年目(の)」、「その時のことはめちゃくちゃ覚えてる」と、プロ初スタメンに抜擢された2007年9月2日・横浜(現DeNA)戦を挙げた。 >>巨人・原監督、満塁で凡退の北村にブチギレ?「歯食いしばってる」指摘も 昇格後初スタメン起用も、ミス続出で愛想尽かしたか<< 当時プロ1年目・18歳の坂本は同戦で「8番・遊撃」で先発スタメンに名を連ねたが、本人によると同戦前までは二軍選手として二軍本拠地・ジャイアンツ球場で練習を行っていたという。 その練習後に車で移動している最中、坂本は同行していた球団マネジャーから「今日(一軍で)スタメンだから」と一軍昇格・スタメン抜擢を告げられる。ただ、話を聞いた瞬間は「いやいや何言ってんすか」と全く信じていなかったという。 ところがこの後、車が一軍の試合会場・横浜スタジアムに移動したこと、そこで自身の名前が入っているオーダーを確認したことなどからスタメン抜擢が本当の話だと認識したという坂本。「ほんまにスタメンで『えっ!?』みたいな。本当にうそだと思ったので、というのを未だに覚えている」と笑い交じりに振り返った。 坂本の発言を受け、ネット上には「プロ初先発がそんなに予想外だったのは意外」、「確かに二軍練習終わりに一軍戦出ろは信じられないかも」、「ファンとしても高卒ルーキーがいきなり出てきたからビックリしたわ」、「遊撃に穴が空いてたわけでもないしなあ」といった驚きの声が寄せられた。 「坂本がプロ入りした2007年当時の巨人は、前年までに20本塁打を3度クリアしていた二岡智宏(現巨人二軍監督)が遊撃レギュラーに君臨。二岡は2007年も『139試合・.295・20本・83打点』と順当に成績を残しており、どうしても坂本を抜擢しないといけないような状況ではありませんでした。それでも首脳陣はこの年二軍で5本塁打を放つなど爪痕を残していた坂本の打力を買いスタメン起用の場を与えましたが、坂本としてはうそをつかれていると思わず疑うほどの衝撃があったようですね」(野球ライター) 初スタメンの試合は2打数無安打と快音残せず途中交代となったが、成績以上に起用されたこと自体が強く印象に残っている様子の坂本。抜擢の影響もあったのか、この後の坂本は2007年9月6日・中日戦でプロ初安打・初打点を記録、2008年3月28日・ヤクルト戦で10代での開幕スタメン入り(8番・二塁/球団では1994年の松井秀喜以来)、同年4月6日・阪神戦でプロ初本塁打を満塁弾で記録とまたたく間に頭角を現している。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月05日 19時30分
侍ジャパン・栗山監督「誰が守れんだ!」コーチに詰め寄り? WBC決勝、ヌートバー“ぶっつけ左翼起用”の裏話明かす
4日放送の『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)に、2日に退任会見を行った侍ジャパン・栗山英樹監督がVTR出演。WBCで共に戦ったヌートバー(セントルイス・カージナルス)にまつわる発言が話題となっている。 番組では3月22日のWBC決勝・アメリカ戦で実況を務めたテレビ朝日・清水俊輔アナウンサーを聞き手に、栗山監督が同戦の舞台裏などを語った。その中で、最終回の守備でヌートバーに突然左翼を任せた経緯を明かした。 今大会の栗山監督はヌートバーを中堅レギュラーとして初戦から準決勝・メキシコ戦まで先発起用しており、試合途中で右翼・左翼に動かすこともなかった。ただ、決勝・アメリカ戦では「3-2」と1点リードの9回表に左翼・吉田正尚(ボストン・レッドソックス)を下げ牧原大成(ソフトバンク)を中堅として途中起用。同時に、それまで中堅に就いていたヌートバーを大会で初めて左翼に動かした。 >>大谷翔平、開幕前に同僚を一喝?「優勝できるわけない」 球界OBも驚愕、栗山監督が明かした日本ハム時代の裏話が話題<< 大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)の抑え起用とともに守備でも勝負手を打った栗山監督だが、まず牧原を守備固めに送った理由について「同点になったら正尚に回る。でも正尚を切ってまで僕は牧原を入れる(判断をした)」とコメント。延長は考えず必ず9回表で試合を終わらせるという強い決意で、今大会で「.409・2本・13打点」と絶好調だった吉田を代える決断を下したという。 同監督は続けて、ヌートバーの左翼起用について「左翼できるのは分かってたんですけど、ずっとやってないじゃないですか」とぶっつけ本番のような形になることは認識していたと説明。 それだけに「最終確認何回もしました。『守るんだったら3人(近藤健介、牧原、ヌートバー)、誰が一番守れるんだマサ!』とかって(清水雅治)コーチに言って」、「ヌートバーの左翼、ちょっともう一回(本人に)確認してくれって裏でやってて」と本当に大丈夫なのか直前までコーチ陣らと話し合いを重ねたというが、栗山監督いわく当の本人は「『OK!』みたいな。自信持って、なんか感じ分かるんですよ」と自信・やる気満々だったという。 栗山監督の発言を受け、ネット上には「そんな覚悟で守備交代決めてたとは」、「それまでやってない布陣が選択肢に入る時点ですごくないか」、「ギリギリまで采配の是非を見極めてたのは初耳」、「俺行けますって断言できるヌートバーも肝据わりすぎだろ」といった驚きの声が寄せられた。 ヌートバーは幼少期から侍ジャパン、日本代表に憧れていた日系2世の外野手で、夢がかなった今大会は3月9日の初戦・中国戦で足を痛めながらも栗山監督に強行出場を直訴するなど並々ならぬ気合いを随所ににじませていた。それだけに、決勝での左翼起用も本人としては「NO」の選択肢はなく、栗山監督も安心して送り出せたようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月05日 17時50分
DeNA、新“代打の神様”楠本が明かす勝負強さの秘訣 グラウンド内外で支えるスタッフにも感謝
「絶対に打つんだと強い気持ちを持って打席へ向かいました。打った瞬間、ファールにならないと分かったのでよかったです」4点のビハインドで8回まで進んだ4日のライオンズ戦で、試合を振り出しに戻す殊勲打を放った楠本泰史は、興奮気味にコメントした。 その後チームはこの回一気に逆転し、三浦ベイスターズは見事な白星を手にすることに成功。ヒーローとしてお立ち台に上がった楠本は「1球だったんですけどここに立たせていただいてうれしく思ってます」と謙遜しながら「スタジアム全体がすごいイケイケムードでしたし、打てるなっていう気持ちにさせてもらいながら打席に立つことができました」とナインを後押しするファンに感謝した。 今シーズン通算打率は.196と2割にも満たないが、得点圏打率となると.389に跳ね上がる。また代打に限ると打率は.318と高い数字をマーク。4日の試合でも、三浦大輔監督が5番でスタメン起用したスラッガー、ネフタリ・ソトに代えて楠本を打席に送ったことからも、ここぞの場面での信頼がうかがえる。 また指揮官が「よく準備をしてくれている」と称えていることを裏付けるように「アナリストの方と(石井)琢朗さんと(鈴木)尚典さんと話して、初球から狙ったボールが来たら思い切って行こうと思って打席に立ちました」と、初球から迷わずスイングできるよう、事前に頭を整理してから勝負の場に臨んでいると明かした。 無類の勝負強さについては「毎日練習を手伝っていただいている裏方さんもいますし、試合前にたくさん、こうピッチャーが来たらこうやって打ちに行くっていうアナリストさんのおかげでもあるので、ほんとにたくさんの人に支えられながら、いい打席を送れてるなと思います」と周囲のアドバイスを力に変えているようだ。 現在キャプテンとしてバリバリのスタメンとして活躍している佐野恵太も、代打の切り札からその座をつかんだ。天才的な感性と、巧みなバットコントロールが魅力の楠本泰史も、そのルートを着々と歩んでいるように見える。 写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2023年06月05日 15時50分
日本ハム戦の塁審、新庄監督も頭抱える大誤審?「ライン上で弾んでる」上川畑ファール判定、リプレーでも覆らず大ブーイング
4日に行われ、日本ハムが「10-3」で勝利した巨人戦。「2番・遊撃」で先発したプロ2年目・26歳の上川畑大悟の打球を巡る判定が物議を醸している。 問題となっているのは、「2-1」と日本ハム1点リードの3回表でのこと。この回先頭の上川畑は、巨人先発・松井颯がカウント「1-0」から投じたストレートをスイング。一塁塁審・西本欣司審判は自身の後方、一塁線上付近に弾んだ打球をファールと判定したが、新庄剛志監督はすぐにリクエストを要求した。 この後現地・中継ではバックネット裏上段のカメラが捉えたリプレー映像が流れたが、映像上では上川畑の打球はライン上に弾んでいるように見え、日本ハムファンが陣取るレフトスタンドからもフェアを確信したような歓声が上がっていた。ただ、審判団はこの映像ではフェアの確証が得られないと判断したのかファールの判定を覆さず。レフトスタンドからどよめきが起こる中、新庄監督も両手で頭を抱えていた。 日本ハムはこの後、上川畑は二ゴロに倒れたが、後続打者が2死一、二塁のチャンスを作ったところで野村佑希に6号3ランが飛び出しリードを広げた。ただ、上川畑の打球は長打性の当たりだったため、フェア判定なら3回表の日本ハムはもう1点奪えていた状況だった。 >>日本ハム・新庄監督、ネット掲示板に激怒? 楽天戦での“万波ブチギレ説”、SNSで完全否定し話題<< 上川畑へのファール判定を受け、ネット上には「は?塁審何を見てたんだよ」、「リプレー見る限りはライン上で打球弾んでるように見えたんだが…」、「新庄監督も明らかに納得いってなさそう」、「塁審の名前が名前だからなおさらムカつく、お前去年もやらかしてただろ」といった不満が相次いだ。 「今回上川畑にファール判定を下した西本審判は、これまでにもファンの間で物議を醸す判定が頻発しています。直近では2022年4月23日・日本ハム対ソフトバンク戦で一塁塁審を務めた際、自身が下した判定が3回リクエストで逆の判定に。ファンからは猛打賞(選手が1試合に3本以上のヒットを放つこと)になぞらえ“猛誤審賞”とやゆされるなどかなりのひんしゅくを買いました。今回の判定については、打球の球足が速くとっさに振り向いて落下地点を見ようとしたことで目線がブレてしまった可能性もありますが、過去の経緯もあってか審判擁護の声はあまり上がっていない状況です」(野球ライター) 4日の試合では最終的に巨人に大勝を収めている日本ハム。ただ、今季打率「.170」と苦しむ上川畑の貴重な1安打をつぶされたと不満を抱いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月05日 11時00分
巨人・菅野、次々カードで一軍復帰? コーチ陣が不安視した球威・キレは復調か
6月4日、原巨人が今季3度目の2ケタ失点で大敗した(対北海道日本ハム)。これでまた、勝率5割を切って借金生活の逆戻りだ。前日の同カードでサヨナラ勝ちし、「波に乗るかな?」と思えただけに悔いの残る一戦だった。そして、試合後の原辰徳監督と阿波野秀幸投手チーフコーチは、ちょっと大変そうにしていた。 「ウワサだと、6月9日からのソフトバンク3連戦のどこかで登板してくるって話ですけど…」(スポーツ紙記者) 原監督が大変そうにしていた理由はファーム戦にある。同日の試合開始は午後2時だったが、その1時間前にファーム戦が始まり、菅野智之が先発したからだ。 >>巨人・原監督、菅野に「相当待ってるんだけど」とチクリ? ローテ構想狂わせた離脱、複雑な心境YouTubeで明かす<< 同日の「菅野先発」は原監督も知らされていた。しかし、一軍戦の先発・松井颯と菅野の両方を記者団に質問され、戸惑っているように見えた。 「ここ数日、菅野の状態が上向きだとの報告は受けていました。試合中盤、チームスタッフに『6回途中1失点』と好投したことも伝えられていましたが」(球界関係者) 直接見たわけでもなければ、データ資料も確認していない。だが、阿波野コーチは、 「だいぶ一軍が見えてきたんじゃないの?」 と言い、「(課題として)設定したものに結果も伴ってきて…」と、かなり具体的に答えていた。 「課題として設定されたこと? 真っ直ぐのスピードとスライダーのキレ。久保康生巡回投手コーチに見てもらい、良くなってきたとは聞いていますが」(前出・同) 繰り返しになるが、一軍戦が終了したこの時点では菅野の映像資料は見ていない。6回途中1失点という結果を聞き、「真っ直ぐのスピード、スライダーのキレ、その両方が戻っていなければ二軍戦でも抑えられない」と、阿波野コーチは考えたのだろう。 投手出身のプロ野球解説者がこう言う。 「ファーム戦だから1失点に収まったのでは。近年の菅野はコントロールが甘くなったと言うか、ストライクゾーンのギリギリを攻めるようなピッチングが見られません。この課題もクリアしないことには、一軍で投げることはできても勝てないのでは?」 コントロールと言えば、同日の一軍先発マウンドを任された松井も苦しんでいた。四球で自滅したわけではない。特に日本ハム・野村佑希に打たれたのは「高めの直球」であり、「打ってください」と言わんばかりだった。 「松井と野村は高校の同級生なのは有名な話。超高校級スラッガーとして騒がれ、スター街道まっしぐらだった野村に対し、松井は補欠のBチームでした。松井の肩に余計な力が入ってしまったのかもしれません」(前出・球界関係者) 松井は交代を告げられた後、悔しそうな顔を浮かべていた。いや、隠そうともしなかった。早熟な選手もいれば、松井のように20歳を過ぎてから覚醒する選手もいる。 同級生対決の第1ラウンドは松井の完敗だったが、こんな指摘も聞かれた。 「菅野は慎重になりすぎて失敗しているような気もします。菅野クラスのキャリア十分な選手でも勝ち星を欲しがるあまり、先制点を取られてはいけないとし、無駄な力が入っています。松井も野村と対峙して…」(前出・同) 投手とは感情に左右されやすいもののようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年06月04日 11時00分
石浦の引退で、舞の海氏の“失言”批判が再燃も? 角界OBの動画で力士指導、親方転身は前兆アリ
2022年3月場所を首の故障で途中休場し、同場所から2023年5月場所まで7場所連続休場が続いていた元幕内・石浦(現序二段)。6月1日、現役を引退したと相撲協会が同日発表した。 現在33歳の石浦は2013年1月場所で初土俵を踏み、新十両となった2015年3月場所から約7年間関取として活躍。ところが、自己最高位の西前頭5枚目で迎えた2022年3月場所3日目・琴ノ若戦で土俵下へ押し出された際に首を負傷。翌4日目に「頚椎症性神経根症の憎悪のため、向後2週間程度の安静加療を要する」との診断書を協会に提出し途中休場して以降土俵から遠ざかっており、西序二段60枚目まで番付を落としていた。 首の故障が致命傷になった形の石浦だが、協会公式Twitterは引退と共に年寄「間垣」の襲名も発表。今後は所属する宮城野部屋の部屋付き親方として後進の指導にあたるとみられる。 >>元横綱・白鵬、現役時代は睡眠薬ナシで寝られず? 引退前に苦悩「晩年の1年半から…」告白に驚きの声<< ただ、元大相撲力士の臥牙丸氏が2023年4月28日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画では、石浦は発表前から事実上の引退状態だったと思しき様子が捉えられている。動画は臥牙丸氏が宮城野部屋の朝稽古を見学するという内容で、その稽古中に石浦は臥牙丸氏の元に挨拶に訪れたが、長袖のTシャツ姿でまわしは巻いていなかった。 また石浦はこの後、土俵そばの上がり座敷に腰かけ力士たちの稽古をチェック。申し合い中に立ち合い変化を見せた力士に「そんなのいらねーんだ。真っすぐ前へ前へ前へ!」、「前を見ろ!投げいらんから前へ!」とゲキを飛ばす一幕もあった。一方、首の故障を治療したり、体を動かしたりといったシーンは動画内になく、故障状況についての情報なども特になかった。 「石浦の故障休場を伝える報道では、元横綱・白鵬の宮城野親方(当時は間垣親方)が『まだ痛みが取れていないししびれが残っている』と状況を説明したことが伝えられています。ただ、これ以降は回復状況や近況など続報がほとんどなかったため、ファンの間では相当回復が思わしくないのではと危惧する声も少なくありませんでした。また、仮に復帰できても常に悪化のリスクを抱えることから、正式発表前から引退・指導者転身は既定路線になっていたのでは」(相撲ライター) 石浦は身長172センチ・体重98.8キロと小柄ながら、大型力士にも臆せずぶつかり投げや足技を繰り出す取り口で人気だった力士。今回の引退発表にも多くのファンから惜しむ声が寄せられる一方、一部の間ではNHK大相撲中継専属解説者・舞の海秀平氏(元小結)が石浦に放った問題発言への批判も再燃している。 舞の海氏は石浦が首を痛めた2022年3月場所3日目・琴ノ若戦で解説を務めていたが、石浦が土俵下でしばらくうずくまってから花道を引き揚げた後、「目まいがして起き上がることができなかったのかも」と推測。その上で、「一瞬だけ電気が走っただけだったらサッと土俵に上がって礼をして下がった方がいいですよね。あれだけ長い間土俵下にうずくまっているというのもよくないと思います」と可能ならすぐに土俵に戻るべきだったと苦言を呈した。 さらに、同氏はこの後にも「序ノ口から結びまで流れがあるんですよね。そしていい相撲をどんどん続けていくことで館内がだんだんあったまっていくんですよね。(でも)ああいう場面があると、一気に冷え込みますよね」と再度石浦がうずくまったことを問題視。一連の発言は当時のファンの間で「過去最悪レベルの失言」と称されるほど大ひんしゅくを買ったが、今回の引退発表を受け怒りが蘇ってきたファンも少なくないようだ。 自己最高位から長期休場、引退と一気にキャリアが暗転した石浦。これから本格化する親方業で無念を晴らす活躍を見せてくれることを願うばかりだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について日本相撲協会の公式Twitterよりhttps://twitter.com/sumokyokai臥牙丸氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@gagachannel2207
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スポーツ 2023年06月03日 11時00分
7月場所注目の“トリプル大関とり”、豊昇龍は脱落濃厚? 5月場所で露呈、白鵬も問題視する不安材料は
5月14~28日にかけ行われた大相撲5月場所。場所前に最もファンから注目を集めたのが関脇・霧馬山の大関とりだった。 霧馬山は小結で臨んだ今年1月場所で11勝、新関脇の3月場所では12勝(優勝)をマークし、今場所は10勝以上なら大関昇進目安(三役で直近3場所33勝以上)をクリア。場所前報道では昇進を預かる審判部・佐渡ヶ嶽審判部長(元関脇・琴ノ若)も「2ケタ10勝以上の成績で千秋楽を迎えてほしい」と語ったことが伝えられていたが、迎えた場所は11勝を挙げ見事に大関の座を射止めた。 千秋楽後に取材に応じた佐渡ヶ嶽部長は「合計34勝で申し分ない」と霧馬山を称賛したが、同時に大栄翔、若元春、豊昇龍の3関脇について「3人とも来場所は大関をかける場所になる」とコメント。この3名は次の7月場所は大関とりの場所になると明言したという。 >>関脇・若元春に「ブチギレてないか」の声 格下突き飛ばし仏頂面のワケ、厳しい攻めは弟の長期離脱も影響?<< 「佐渡ヶ嶽部長が名指しした3関脇ですが、大栄翔は直近2場所22勝、若元春・豊昇龍は21勝をマーク。7月場所は大栄翔が11勝以上、若元春・豊昇龍は12勝なら昇進目安クリアとなります。大関とりは過去に2名の力士が同時に成功させたケースは昭和以降8例ありますが、3名同時昇進は前例が一つもありません。現在の角界は5月場所前時点で1横綱1大関(照ノ富士・貴景勝)、大関昇進を決めた霧馬山を加えても1横綱2大関と上位層が薄い状況ですが、トリプル昇進で1横綱5大関体制となれば話題性があり、角界の未来も明るくなるのでは」(相撲ライター) 佐渡ヶ嶽部長の大関とり明言を受け、ファンの間では史上初のトリプル昇進実現を期待する声が高まっている。3関脇はおのおのの目標勝利数をクリアし昇進をたぐり寄せたいところだが、豊昇龍については12勝クリアでも昇進確実とは言いきれない事情もある。 5月場所の豊昇龍は3関脇の中では最多となる11勝をマーク。ただ、6日目の大栄翔戦は押し出し、9日目の若元春戦は切り返しで敗戦と、大関とりのライバル相手にはどちらも屈している。 また、11勝のうち2つは対戦相手の休場による不戦勝で、実際に土俵上で相手を下して得た白星は1ケタ9勝でもある。不戦勝については豊昇龍本人に非があることではないが、昇進目安ちょうどの33勝となった場合、ライバル相手の敗戦や不戦勝が内容不十分ととられる展開はあり得なくはない。 また、豊昇龍はかねて劣勢からの強引投げや立ち合い変化が多く問題視されており、5月場所でも8日目の小結・琴ノ若戦で強引な投げ、11日目の照ノ富士戦で立ち合い変化をそれぞれ見せている。8日目の相撲は、同日のNHK中継で解説を務めた宮城野親方(元横綱・白鵬)は「本来であれば豊昇龍もね、この相撲あんまりしてほしくないんです」、「投げ技ってけがもしますし、(そもそもの体勢が)苦しいから投げるんですね」と苦言を呈しているが、この“悪癖”を直せないと審判部から「楽をして勝とうとしており大関にふさわしくない」、「昇進させても故障ですぐに転落のリスクがある」といったネガティブな判断を下される可能性も否定はできないだろう。 豊昇龍は千秋楽で霧馬山を下した取組後、同じモンゴル出身で幼少期からの仲である霧馬山に先を越されたことに悔しさをにじませていたという。この悔しさをバネに、来場所は自他共に認める数字・内容を残して後に続くことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月02日 20時30分
巨人首脳陣、物議醸すビーディ一軍合流には思惑アリ? 2年連続途中補強の前兆と憶測も
今季から巨人に加入し開幕投手も任されるも、「5登板・0勝4敗・防御率5.47」と不振で5月1日に登録抹消となった助っ人先発のビーディ。6月2日に一軍合流が伝えられ、物議を醸している。 報道によると現在二軍降格中のビーディ、岸田行倫の2名が、日本ハム戦が予定される2日から一軍に合流。同日は岸田の一軍昇格だけが公示されたが、ビーディも近日中に昇格が公示されるものとみられている。 抹消後のビーディは今回の一軍合流までに二軍で3試合に登板。前回登板の5月27日・ヤクルト戦は「6回3失点・被安打8・四死球0」でクオリティ・スタート(QS/6回以上を投げ自責点3以下)をクリアしたが、その前の2試合はどちらも「5回4失点」で降板。合計成績は「3登板・0勝1敗・防御率6.19」となっている。 >>巨人・原監督、満塁で凡退の北村にブチギレ?「歯食いしばってる」指摘も 昇格後初スタメン起用も、ミス続出で愛想尽かしたか<< そのビーディの一軍合流を受け、ネット上には「昇格に値する成績じゃない」と疑問の声が上がった。一方、中には「首脳陣はラストチャンスの意味合いで上げたのでは」、「好投なら起用継続、不発なら構想外にするつもりかも」、「ただ見切るだけじゃなく新しい奴連れてくる可能性もありそう」といった推測のコメントも見られた。 「今季の巨人は先発防御率がリーグ4位(3.53)と今ひとつな上、5月30日・ロッテ戦ではブルペンデーを敢行するなど頭数も不足気味。苦境を打破するためには不振選手の復調、もしくは新戦力によるテコ入れが求められているといえます。こうした現状を踏まえると、一軍首脳陣がビーディを呼び寄せたのは復調の目があるのかどうかを直接見極めるためで、上がり目がないようなら見切って代役助っ人の補強に動くという見方もできなくはないのでは」(野球ライター) 巨人は昨季もデラロサ(防御率3.95だった6月4日に降格、8月21日まで再昇格ナシ)、ビエイラ(防御率9.82だった6月24日に降格、以降再昇格ナシ)といったリリーフ助っ人が一軍から遠ざかる中、7月5日に新助っ人・クロールを緊急補強している。こうした前例が過去にあることも憶測の声が上がる一要因となっているようだ。 今季のプロ野球は新規選手契約可能期間、トレード可能期間が7月31日までとなっている。ビーディが期待に応えられなかった場合、巨人フロントが補強に動くのかは要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月02日 20時00分
阿部詩「すごく興奮します」元ラグビー代表・五郎丸氏とサッカー対決! 阿部一二三は五郎丸ポーズも披露
元ラグビー日本代表選手の五郎丸歩氏(現・ラグビー静岡ブルーレヴズCRO)が1日、都内で開催されたイベント「adidas MOVE FOR THE PLANET キックオフチャレンジ」に東京五輪柔道金メダルの阿部一二三選手、阿部詩選手と出席した。 >>全ての画像を見る<< アディダスは6月1日から12日の期間中、「地球のために、動き出そう」をメッセージに、新たな世界規模のサステナビリティムーブメント「MOVE FOR THE PLANET(ムーブ・フォー・ザ・プラネット)」 を開催する。2017年より2022年までアディダスが実施してきた、海洋プラスチック汚染問題に対する世界規模のムーブメント「RUN FOR THE OCEANS」をリニューアルさせた取り組みで、五郎丸氏らは会場で、活動の趣旨を説明する役割を担うとともに、「10分間の運動が1ユーロの寄付になる」というアクティビティにも挑戦。サッカーやバスケットボール、卓球などで汗を流した。 阿部詩選手は五郎丸氏とサッカーのシュート対決を行ったが、「五郎丸さんはテレビで見て応援していた選手。すごく興奮します」と五郎丸氏との対面に感激しきり。兄の一二三選手も「今日お会いしてすごく仲良くなれました」と続いたが、五郎丸氏も「リハーサルの時は距離があったんですけど、すぐに仲良くなれました」と阿部兄妹との交流に嬉しそうな表情だった。 シュート対決では、五郎丸氏が詩選手に破れるハプニングもあった。また、阿部兄妹によるバスケットボールのシュート対決でも詩選手が兄を下すなど、詩選手が随所で身体能力の高さを発揮し、ゲームを圧倒。五郎丸氏は「なかなか見れないですよ」とトレードマークでもある五郎丸ポーズを披露して盛り上げたが、阿部兄妹も負けじと五郎丸ポーズを披露して対抗心を燃やした。詩選手は「普段は球技をしないので楽しめました。10分間の運動で(世の中を)変えることができると思うと、頑張れるなと思いました」と感想を述べた。 五郎丸氏は現在、ラグビーチームの集客やプロデュースを仕事にしているが、「運動をしているか」と問われると、「最近は家から会社まで15キロあるんですけど、チャリンコを漕いでいます」と自転車に夢中になっているとのこと。本活動についても「スポーツをしている子ども達や、しない子ども達も含め、子ども達の未来のためにもしっかりと頑張りたいです」と意気込み、「コロナも落ち着いてきたので、みなさんにもしっかり体を動かして、仲間を作っていってほしい」と呼びかけていた。 イベントには、バスケットボールBリーグ・アルバルク東京のザック・バランスキー選手、安藤周人選手、サッカーJ1横浜F・マリノスの永戸勝也選手、吉尾海夏選手も登壇した。(取材・文:名鹿祥史)
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スポーツ 2023年06月02日 19時30分
阪神戦の塁審、終盤に大誤審? リプレーには“決定的証拠”映る、柘植アウト判定に批判相次ぐ
1日に行われ、阪神が「2-4」で敗れた西武戦。一塁塁審を務めた山口義治審判の判定が物議を醸している。 問題となっているのは、「2-4」と阪神2点ビハインドの7回裏無死でのこと。柘植世那のゴロを捕りこぼした阪神三塁・佐藤輝明が、地面に落ちたボールを慌てて拾い直し一塁・大山悠輔へ送球。大山が体を伸ばして右方向にそれる送球を懸命に捕球するのとほぼ同時に、打者走者・柘植も一塁を駆け抜けたが、走路の延長線上付近でプレーを見ていた山口審判はアウトをコールした。 ところが、この後中継で流れたリプレー映像では、大山の右足は捕球時にベースから離れていたこと、大山の足が離れた直後に柘植が右足でベースを踏んだことがはっきりと映っていた。ただ、西武側は7回裏開始時点までにリクエスト権(1試合2回、判定通りなら1回ずつ権利が減る)を使い切っていたため、審判団にリプレー検証を求めることはできず判定はアウトのままとなった。 >>巨人戦の塁審、自信満々に誤審をコール?「動き大げさで恥ずかしい」秋広への態度にファン失笑、昨季も村上キレさせ物議<< 山口審判の判定を受け、ネット上には「どこ見てんだ!ベースに足ついてないぞ!」、「これは酷い、そこまで見えにくい角度でもなかっただろ」、「映像でもはっきり分かるレベルで何も擁護できない」、「リクエスト権ない中でこんな誤審されたらたまらんわ」といった批判が上がった。 「今回ひんしゅくを買った山口審判ですが、過去には現場の監督から公然と批判を受けたことがあります。同審判は一塁塁審を務めた2016年6月19日・ヤクルト対西武戦で、3回裏無死二塁で遊ゴロを放ったヤクルト・大引啓次、6回裏無死一、二塁で犠打を試みたヤクルト・中村悠平をそれぞれ一塁アウトと判定。ただ、ともにリプレーでも分かるほど、送球よりも先に一塁に到達していたため、真中満監督は両判定に猛抗議。当時はリクエスト制度導入前で判定は覆りませんでしたが、試合後にも『間違いは誰にでもあるけど山口さんは明らかに多すぎる。正確なジャッジをしてほしい。あまりにもひどい』と名指しで批判したことが伝えられました」(野球ライター) 松井稼頭央監督ら西武ベンチはリクエスト権がないことに加え2点リードと優勢だったこともあってか、柘植アウト判定に対して特に抗議などは行っていない。一部からは「後先考えずに権利使い切ったのも悪い」という指摘も上がっているが、判定内容に納得できなかったファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人
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