スポーツ
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スポーツ 2015年11月07日 16時00分
USA発 新聞、テレビではわからないMLB「侍メジャーリーガーの逆襲」 日本人大リーガー、今季MVPは該当者ナシ 敢闘賞は遅咲きの村田透 殊勲賞は快挙達成の岩隈久志
今シーズンの日本人大リーガーは故障者が続出し野戦病院のような状態になってしまったが、明るいニュースを提供してくれた選手もいた。そこで今年も日本人大リーガーの査定を実施し(表参照)、MVPと殊勲、敢闘、技能の3賞を選出してみたい。■最優秀選手賞(MVP)=該当者なし●候補者(強いてあげるなら):青木宣親(ジャイアンツ、岩隈久志(マリナーズ)、田中将大(ヤンキース) 青木は前半戦だけとってみれば打率3割1分4厘で打撃十傑の5、6位につけていたが、8月中旬以降脳震盪の後遺症に苦しみ、シーズン後半はチームにほとんど貢献できなかった。 逆に岩隈は、シーズン後半は完全に復調し、息切れした大エースのF・ヘルナンデスに代わって先発の柱として機能した。8月中旬にはノーヒットノーランの快挙もあったので、シーズン後半だけとってみればMVPレベルの働きだったと評価できる。 今期も年俸650万ドルに対し960万ドルの働きを見せているので、日本人選手の中では最も投資効率の高い選手でもあった。 ただ第2エースとしてチームを地区優勝に押し上げる原動力になることを期待されながら、4月は大乱調。5月、6月は肩の広背筋を痛めて全休となりマリナーズが予想外の不振にあえぐ元凶にもなっていたので、シーズン全体のMVPとすることはできない。 田中は貢献ポイントであるWARが最も高く(3.1)、1240万ドル分の働きをしている。しかし田中は年俸も2200万ドル(26.4億円)とダントツに高く、ノルマは年間登板数32試合以上、防御率3.00以内、17勝以上あたりに引かれている。今季は登板数がそのノルマの75%(24試合)、防御率、勝ち星もノルマを大きく下回っているので、年俸の半分程度の働きしかしていない。これほど投資効率が悪いとMVPにするわけにはいかない。■殊勲賞=岩隈久志「金星」に値する快挙は岩隈が8月18日にオリオールズを相手にやってのけたノーヒットノーランだけだ。これはメジャー屈指の強力打線を相手に達成したものであり、まさに値千金の快挙だったので、殊勲賞は岩隈にすんなり決定だ。■敢闘賞=村田透(インディアンズ)●その他、候補者=イチロー(マーリンズ) 敢闘賞に値するのは41歳という高齢にもかかわらず、日本人選手でただ一人フルシーズン稼働したイチローと、30歳で夢のメジャー昇格を果たし3Aの最多勝投手にもなった村田透だ。 この二人を比較した場合、インパクトがあるのは村田だった。 読売巨人軍時代('08〜'10年)、村田は一軍で1勝もできないまま戦力外になり、渡米してマイナーの下の方からキャリアを再スタートさせた。しかし4年目までは左打者を抑える武器がないため3Aで3年連続防御率が5点台。2Aでも一度も3点台の防御率を記録したことがなかった。しかしカッターの使い方をマスターして臨んだ今シーズンは、苦手にしていた左打者を封じられるようになり防御率2点台の投手に急成長。30歳でのメジャー昇格は、よほどの精神力がなければできるものではない。マイナーリーグは6つのレベルに分かれており、序ノ口レベルからスタートしてメジャーに上り詰めることは至難の業だ。巨人では物の数でなかった村田が過酷な出世レースを生き抜いてメジャーに到達したことは掛け値なしに称賛に値する。 それに対しイチローは今季もケガをせずにフル稼働した点は大いに評価できるが、打率は2割2分台まで落ち込んだ。出場しても貢献が伴わなくなっている。■技能賞=青木宣親(ジャイアンツ)●その他、候補者:上原浩治(レッドソックス) 青木がメジャーで最も高く評価されているのは、三振をしない技術の高さだ。今季メジャーの打者(300打席以上)で三振する比率がもっとも低かったのは青木の6.4%だった。これは追い込まれてもカットで逃げることに長けているからだ。大リーグでは四球が三振より多い打者は高く評価されるが、青木は今季、三振25に対し四球が30もあったので、選球眼のいい好打者という評価は不動のものになった感がある。 上原はボール球を振らせる技術を高く評価されている。特に打者を追い込んでからスプリッターを意識させておいて、高目のボール球を振らせるテクニックは他の追随を許さない。逆のパターンもしかりだ。 ただ今季は、ピンチになった時の制球がイマイチで、ボールになるスプリッターで空振りをとれずに苦労するケースも何度かあった。それを考慮すると技能賞は青木に軍配が上がる。スポーツジャーナリスト・友成那智ともなり・なち 今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流。アメリカ野球に造詣が深く、現在は各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。'04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」(廣済堂出版)は日本人大リーガーにも愛読者が多い。
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スポーツ 2015年11月06日 16時00分
緑健児代表が[新極真会]が東京五輪追加競技「空手」界に廻し蹴り!(2)
確かに、二つのルールという提唱を真っ向から否定するように、全空連のホームページには五輪正式種目化について〈空手道は一つ! ルールは一つ!〉と、大きく掲げてある。 しかし、今年の4月16日、全空連は極真会館の松井館長と共同記者会見を行い、友好団体になると表明している。なぜ全空連が極真会館(松井派)の参加を認めたのか、なぜ寸止めとフルコンタクトの団体が友好関係になったのか。 記者会見で松井館長は、極真内部でも五輪参加を目指す選手には、特別枠で寸止めの稽古をさせると述べている。道場に全空連から指導者を招くというのだ。 果たしてフルコンタクトの選手が、ノンコンタクトで試合できるのだろうか? 再び、緑代表に聞いてみた。 「ノンコンタクトとフルコンタクトでは、そもそも闘い方が違うので、同じルールでは難しいのです。例えば、野球も軟式と硬式は全然違います。レスリングだってグレコローマンとフリースタイルの二つのルールがあります。ノンコンタクトとフルコンタクトは、まったく別物なのです。 直接打撃が危ないというのなら、ボクシングやテコンドーも当てはまります。ヘッドギアをしっかり付ければ、危険は回避できます。大山総裁が創り上げ、守り抜いたのがフルコンタクト空手です。五輪に出るために今までフルコンタクトでやってきた人間が、急にノンコンタクトの試合に出て勝つなんてあり得ません。 逆に考えても、ノンコンタクトの選手がフルコンタクトの試合に出て勝てるわけがありません。それは、ずっと同じルールに従って稽古をしてきた人に対して、失礼ではないでしょうか。入門してきた道場生に対して、指導者は信念をブレさせてはいけません」 極真会館(松井派)が全空連と友好団体になったことについて、疑問視する声も少なくない。あるフルコンタクト空手関係者は、「極真会館(松井派)と公益法人でもある全空連が、なぜ手を結べるのか。極真会館(松井派)は株式会社ですよ。かなりの大物が動いたとの噂も聞こえてきます」と話す。 また、極真会館だけでなく、全空連も日本空手協会を除名、分裂している。純粋に空手を習っている道場生が、一番の犠牲者ではないだろうか。 緑代表が自らの方針を語ってくれた。 「フルコンタクトはフルコンタクトとして、価値を高めていく。一つの道を貫くのが武道です。我々はブレない考え、そして生き方として空手道を教えています。JFKOには現在274流派が参加しており、今年4月には公益社団法人として内閣府より認められました。 この先、空手が五輪種目になったとしても、ノンコンタクトのルールでは、選手を出しません。それは連盟でも意思統一しています。どうしてもノンコンタクトの試合に出たいというなら、我々は指導ができないので、道場を辞めてもらいノンコンタクトの道場に入門して頑張ってもらいます。残念ではありますが、五輪での活躍を期待します。 空手が好き、あるいは大山総裁の創り上げた空手が好きで、フルコンタクト空手をやってきました。指導者は一本筋を通さないといけません。我々はスポーツ空手ではなく、あくまで武道空手が原点です。武道空手の強さや競技の明確さは、見ていただければよく分かると思います。直接技を当てるフルコンタクトの特性によって、人の痛みが分かってきます。 五輪よりW杯の方が盛り上がるサッカーのように、空手も世界大会を盛り上げていこうと思います。フルコンタクト空手が単独で五輪競技として認められる可能性を追求し、さらにメジャーにしていく方針です。 我々は、空手を通して生き方を教えたい。大人から子供まで頑張っている人たちに、世界で闘う舞台をつくってあげたいのです」 10月31日〜11月1日には、東京体育館で第11回世界大会が開催される。これは4年に一度、世界90の国と地域から予選を勝ち抜いた強豪が、世界一を目指して闘う武道空手の祭典だ。 五輪競技化に向け、極真会館(松井派)と全空連が手を結んだが、本当の意味での一致団結とは、程遠い印象は否めない。打算ではなく、空手という一つの道を純粋に進み、本当の団結を願いたいものである。
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スポーツ 2015年11月05日 16時00分
野球賭博の余波 プロ野球界は不祥事を根絶できるのか(後編)
プロ野球・ドラフト会議後、巨人は野球賭博の余波を再認識したのではないだろうか。ドラフト翌日から巨人スカウトは指名選手の在籍先を訪ねているが、例年とは違う『指名挨拶』が行われたという。「ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございませんでした」−−。スカウト自らが切り出した場合もあったが、指名選手を抱える監督、その父母から「どうなっているんだ、本当に大丈夫なのか」と詰め寄られた先もあったそうだ。そのために交渉が難航している選手がいるとまでは聞いていないが、再発防止に向け、選手指導を徹底させなければならないだろう。 年長のプロ野球解説者がこう言う。 「球団の責任も大きいが、最終的には選手個人の心構えだと思う。小さいときから野球一筋で、プロ野球に指名されたのだからエリートですよ。知らず知らずのうちに、奢りが出たのだと思います」 スカウトの多くは試合ではなく、練習を見るという。試合では守備機会や打席数が少なくなり、力量を見極められないためとされているが、ひょっとしたら、練習態度を見て、向上心があるか否か、また、性格的なものもチェックしているかもしれない。 「80年代の黄金期の西武を支えた根本陸夫氏(故人)は、女性のいる店や高級志向の飲食店に行くときはとくに注意しろと選手たちを指導していました。危ない目に遭いそうになった選手を水面下で救ったことも何度かあったようです」(前出・プロ野球解説者) 一般企業が社員を教育するように、プロ野球各球団も選手を指導している。しかし、“社員教育”を重要視する意識は一般企業よりも稀薄だと言わざるを得ない。NPBも新人講習会の内容を見直すべきである。 「プロ野球OBのなかには、一人で電車に乗れないと自虐的に告白している人もいます。電子マネーが浸透し、ますます分からなくなったと。パソコンができないと嘆いても、実際に覚えようとしない人が多く…」(ベテラン記者) 先の根本イズムだが、こんなことがあった。福岡ソフトバンクホークスを日本一に導いた工藤公康監督が横浜ベイスターズに移籍した直後だった。工藤監督はテレビ、新聞、雑誌からの個別取材の依頼を全てこなした。一般論として、オフシーズンの取材申し込みについては、「普段のお付き合いのある一部メディアだけ」に制限するプロ野球選手も多い。シーズン中の交流が少ない雑誌社からの取材に対し、とくに敬遠する声も聞かれる。しかし、当時の工藤監督は「野球を盛り上げてくれる企画なら」と二つ返事で雑誌社からの取材も快諾し、インタビュー中のコーヒー代まで自分で払ってみせた。 「いや、コーヒー代くらいで借りを作っちゃったら、後々たいへんだから(笑)」 その工藤監督の言葉に好感が持てた。 夜の繁華街に出れば、ファンと称するその筋の人が近づいてきて、食事をごちそうしようとする。そのゴチになった食事代が後々、とんでもない利息を付け、自分の首を苦しめる結果になるのだ。 相手を不快にさせない上手な断り方。それが、根本氏がライオンズの教え子たちに伝えた処世術でもある。 西武ライオンズのOBがこう言う。 「工藤さんはいい意味で『所詮は野球選手』と口にします。要するに、プロ野球界で活躍しても社会的に偉くなったわけではない。チヤホヤしてくれるのはグラウンドの中だけだ、と」 スポーツ教育の本来の目的は人間形成であり、その根本は礼節だ。球界から疑惑を根絶する方法があるとしたら、学生スポーツの指導者ともスクラムを組んで教育の在り方を見直すことではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2015年11月05日 16時00分
緑健児代表が[新極真会]が東京五輪追加競技「空手」界に廻し蹴り!(1)
2020年の東京五輪招致をめぐり、何やら問題ばかりが溢れ出てくる。新国立競技場の建設問題、五輪ロゴのパクリ疑惑。選手や国民の純粋な思いは無視され、五輪マネーに魑魅魍魎が群がっているのだ。 きな臭い話はそれだけではない。五輪種目候補の上位に挙げられている競技にも、不可解な動きがある。それが、日本の武道とも言うべき「空手」だ。 東京五輪の追加種目選定で大会組織委員会は、野球・ソフトボールと空手、ローラースポーツ(スケートボード)、サーフィン、スポーツクライミングの5候補を国際オリンピック委員会(IOC)に提案する方針を固めてた。来年8月にリオデジャネイロ(ブラジル)で開催されるIOC総会を経て、正式に決定される見込みだ。 空手界にも動きがあり、9月25日、国際空手道連盟極真会館(松井章圭館長)が都内・代官山道場で記者会見を行った。フルコンタクト空手6団体が友好関係を結び、全日本空手道連盟(全空連)が進める空手(寸止めルール)の五輪公式競技化活動を支持すると表明したのだ。 五輪種目になるには、1競技につき1競技団体という規定がある。しかし、空手には直接打撃を当てる“フルコンタクト”と、寸止めで直接当てない“ノンコンタクト”が存在する。 フルコンタクト空手は、極真会館を創設した大山倍達氏によって世界各国に広まった。現在は多くの流派に分かれているが、一般的に空手というと、フルコンタクトと考えている人も多いだろう。対するノンコンタクトは伝統派空手とも称され、松濤館、糸東流、剛柔流、和道流などが代表的な流派である。 伝統派が中心となって結成された全空連は、空手が五輪種目に採用されるよう長年にわたり活動してきた。一方、フルコンタクト空手では各流派の大同団結を図るため、新極真会が全日本フルコンタクト空手道連盟(JFKO)を立ち上げ、五輪種目化を目指してきた。 ただし、そこには両派の相いれない問題があった。1980年代にも五輪競技化に向け、協調路線を進もうとしたが、大山倍達氏はフルコンタクトを譲らず、また、全空連もフルコンタクトを受け入れず、現在にまで至った経緯があった。ところが、極真会館(松井派)は長年の方針を変え、全空連と友好団体を結成したのだ。 いったい空手界に何が起こっているのか、その深刻な内情を『週刊実話』独占で、新極真会・緑健児代表が語ってくれた。 「残念なことに今回は、フルコンタクト空手が五輪種目に組み込まれるか微妙な状態です。フルコンタクト空手は、大山総裁が創り上げ、世界に広げてきた空手です。総裁亡きあと、さまざまな流派ができましたが、元は一つでした。そこで大同団結していこうとJFKOを立ち上げました。 我々は5年前から五輪種目化を目指し、“二つのルール”で実現させるため、短期間で実に103万もの署名を集めました。衆議院議員の中谷元議員にもご尽力いただき、それをもって我々は全空連、そして東京五輪の大会組織委員会に要望を伝えてきたのです。 しかし、全空連の門は固く閉ざされていました。空手で五輪に参加したい人たちに門戸を広げるというオープンマインドな姿勢のようですが、そこには条件があり“私たちのルールで参加するのなら”と、かたくなでした。当然、フルコンタクトでは参加できないルールです。 もちろん、全空連は30年も前から五輪競技に向けて活動されてきました。それを認めた上で、二つのルールを訴えてきたのですが残念です。もう少し空手界全体を見渡してほしかったのですが、我々は五輪に関して別の可能性を追求するしかありません」
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スポーツ 2015年11月04日 16時00分
野球賭博の余波 プロ野球界は不祥事を根絶できるのか(前編)
日本野球機構(NPB)の調査委員会が、巨人・福田聡志(32)以外にも賭博行為を行っていたとし、チームメイトの笠原将生(24)と松本竜也(22)の名前を挙げたのは、10月21日だった。「これで(調査が)おしまいだと思うなよ。今回は一歩も二歩も遅れて(原稿を)書いたほうがいい」 プロ野球関係者は、そうクギをさしてきた。 福田の賭博関与が報じられ、NPBが調査委員会を立ち上げたころの話である。その後、福田に賭博を持ち掛けたとされるA氏との仲を取り持った笠原も、実際に賭けをやっていたという。また、松本の名前も新たに報じられた。松本が“疑惑の対象”となったことは、巨人首脳陣にも衝撃を与えた。松本は2011年ドラフト1位投手である。しかし、関係者の「これでおしまいではない」の言葉は、疑惑対象の選手数が増えることを指していたのではなかった。 「いや、NPBだけの話ではないんだ(NPB内で解決できる話ではないという意味で)。今は言えない」 10月27日、テキサスレンジャーズのダルビッシュ有(29)の実弟、ダルビッシュセファット・ファルボッド翔容疑者(26)が大阪府警に逮捕された。警察発表によれば、スマートフォンの無料通話アプリを使い、1口1万円で勝敗を予想させていたとし、掛け金は1週間で約1900万円。ダルビッシュセファット容疑者らは、そのうちの10%を胴元の取り分として得ていたそうだ。 「今年5月、ダルビッシュセファット容疑者たちは44試合の賭博をしていたとされ、うち16試合がメジャーリーグの試合です。実兄のダルビッシュ有は今年3月に右肘のトミー・ジョン手術を受けています。弟が兄貴の投げる試合を賭けていたなんてことになっていたら、大ごとですよ」(大阪社会部記者) 実弟逮捕のニュースはアメリカでも伝えられたが、ダルビッシュ有との関連性はどこも報じていない。 プロ野球関連の不祥事は東京五輪の追加競技としての復活を目指す野球・ソフトボールの競技そのものにも影響を与えかねない。また、現実性はともかく、政界はスポーツ事業振興の資金集めとして、サッカーのtoto、Bigのような内容での『野球くじ』の導入も検討していた。 NPBは「1か月以内に処分を決める」とも伝えていたが、もうひと波乱起こるかもしれない。ベテラン記者がこう続ける。 「NPBは徹底調査するとしており、警察当局とも連絡を取り合っていると見るべきです。その調査に巨人も全面協力するようですし、厳しい処分が下されるでしょう。NPB、巨人ともに『再発防止に全力を注ぐ』ともしていた」 プロ野球の社会的影響の大きさを考えれば、当然である。 今回の事件が未然に防ぐことができなかったのが悔やまれる。まして、プロ野球界には1969年発覚の『黒い霧事件』を経験している。永久追放を含む19人の選手を処分した八百長事件だ。しかし、こうも考えられなくはないか…。OBを含む大多数のプロ野球関係者はマジメに暮らしている。聖人君子とは言わないが、暴力団関係者との接触には十分注意するよう教育されており、新人選手を対象とした研修会も行ってきた。 前出の球界関係者が『NPB新人選手研修会』について、こう説明する。 「新人選手が必ず受けなければならない講習会です。学校授業の関係などこの研修会に出られなかった選手は、次年度以降必ず受けることになっています」 昨年ドラフト指名された新人を対象としたその研修会の中身を見てみると、『アンチドーピング活動について』、『税の意義と役割』、『薬物乱用防止について』、『暴力団の実態と手口』、『話し方、インタビューへの対応』、『先輩プロ野球選手からプロ野球の後輩へ』の6つの講義が行われていた。午前中には野球殿堂博物館の見学も行われていた。 「社会人として最低限のマナーを教えています。ドーピング、税金のこと、暴力団の手口についてはそれなりに時間を割いていますが」(前出・関係者) 一般企業に就職した学生も社会人研修を受けている。企業組織の一員としての仕事内容も教えられる。企業によってその研修期間はさまざまだが、「たった1日の研修」でNPBが「成すべきことはやった」としているのだとしたら、大間違いだろう。プロ野球選手は“個人事業主”であり、最終的な責任は個人となるが、球団の組織人でもある。NPBと球団が社会人、組織人としての常識を徹底させなければならない。 今年の新人研修でのこと。『先輩プロ野球選手からプロ野球の後輩へ』の講義を行ったのは、山本浩二氏だった。山本氏は現役時代にともに切磋琢磨し、ライバルでもあった衣笠祥雄氏の話を切り出した。しかし、反応が薄かった。山本氏は「皆は若いから知らないかもしれないが…」と言って話を続けたが、本当に知らなかったとしたら、これから自分が働く業界のことを全く勉強していないのも同然だ。また、巨人は球団独自の新人講習も行ったが、チーム創立者であり、プロ野球の父とも称された正力松太郎氏のことを「知らない」「漢字で書けない」といったありさまだった。講師役の大森剛氏が声を荒げたが、プロ野球選手は職業意識が薄く、自分がこれから務める企業、業界の勉強をしようとしない。 スポーツ教育とは心身を鍛えることであり、礼儀作法が重要視される。今回の不祥事は学生球界を含めた野球界全体の問題なのかもしれない。(一部敬称略、スポーツライター・飯山満)*写真イメージ
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スポーツ 2015年11月04日 16時00分
引退・亀田興毅 ジム経営の国内ライセンス資格回復は前途多難
米シカゴでWBA世界Sフライ級王者・河野公平に判定で敗れた元3階級王者で亀田三兄弟の長男・興毅(28)が、試合後に引退を表明した(10月17日)。 「大波乱の試合でした。王者ペースで試合が運ばれ、亀田がブチ切れてラフファイトの応酬となり、レフェリーがいったん試合を止めて立会人と(試合続行を)協議する場面がありました」(TV局スポーツ部員) 亀田兄弟といえば、相手選手への度を越した挑発や、ラフファイトでも有名だった。「亀田らしい最後」とも言えるが、気になるのは“引退後のステージ”だ。 「すでに都内で飲食店を経営しているので、しばらくは何もしないのでは。ただ、将来的にボクシングジムを経営したいとは聞いています」(同) しかし、ジム経営の夢は現時点では叶いそうもない。亀田兄弟は国内選手ライセンスを剥奪されているからだ。昨年2月、三兄弟の拠点だった『亀田ジム』は、度重なる不手際で日本ボクシングコミッション(JBC)が業を煮やし、ジムの会長が持つクラブオーナーとプロモーションのライセンスを剥奪された。これがジム経営にも障壁になるとみられており、その後、亀田側は新会長を申請するなどしてJBC側に処分取り消しを訴えたが、すべて退けられている。 「父・史朗氏との確執と言えます。好き嫌いはともかく、亀田家はボクシングの話題を提供し続けたわけですが、そのボクシング界から除外されてしまった。今後、国内でボクシングに関する活動をしていくのは厳しい」(専門誌記者) 米国に拠点を移した後、史朗氏は息子たちが再起した後、東京ドームで三兄弟のタイトルを打つ大構想も抱いていたという。だが、次男・大毅も無冠状態で、三男・和毅も9月に行われたWBA世界バンタム級タイトルマッチに敗れてしまった。 興毅の引退は亀田家の終焉とも言える。 史朗氏は「ボロボロになるまでやらんほうがええ」と強がっていたが、第2の人生は「勝手気まま」とは行きそうにない。
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スポーツ 2015年11月03日 16時00分
プロ野球ドラフト1位に高校生多数 一軍に残っていける選手は…?
今年のプロ野球ドラフト会議でもっとも盛り上がったのは、東京ヤクルトスワローズの真中満監督が抽選クジを見間違えことが判明したときだった。一方で、ドラフト前に注目されていた高校生選手で、中でも1位指名を受けた選手たちは、これからの育成の課題が多いようだ。 「平沢大河、オコエ瑠偉、高橋純平、小笠原慎之介の1位指名選手は注目度も高いため、一軍キャンプに帯同せざるを得ないでしょうね。そこで、一軍選手のレベルや体力に付いていけなければ、スランプに陥ってしまう」(プロ野球解説者) 今年のドラフト会議は異例と言っていい。通常、1位指名は即戦力投手を指名する。将来、チームの看板選手になって欲しい野手が出た場合は「即戦力投手の補強を諦めてでも」の覚悟が必要となり、将来性の高校生は3位以下に集中する傾向がある。こうした上位と下位の棲み分けを狂わせたのは、甲子園球児に例年以上のスターが登場したからだ。しかし、プロ野球とはビジネスの世界でもある。キャンプやオープン戦に“話題の選手”を帯同させなければ、本拠地球場の年間予約席の売上げにも影響してくる。 こうしたプロ野球界のビジネス理論から、平沢たちの一軍帯同は既成路線と見られているが、彼らはまだ高校生である。育成と将来性だけを考えれば、二軍でじっくり経験を積ませるべきなのだが、そうもいかないようだ。 「千葉ロッテは一軍と二軍のキャンプ地が同じなので、状況に応じて一軍と二軍を行き来させればいい。平沢の育成はそんなふうになると思います」(同) 高橋や小笠原に関しては「ビジネスを無視できる」との声も聞かれた。高橋を獲得した福岡ソフトバンクホークスは選手層が厚い。そのことはファンも認識しており、二軍スタートとなってもブーイングは起こらないだろう。また、中日は落合博満GMが監督時代から「キャンプは人に見せるものではない」の持論で、その腹心である森繁和ヘッドコーチも「一年目の投手に教えても理解できないだろうから」という考え方の持ち主だ。トレード、FA、外国人選手の補強次第では小笠原を一軍昇格を急がないだろう。 しかし、楽天は違う。星野仙一副会長が、野球日本代表チームの監督を務めていたときのことだ。星野代表監督は日本ハムキャンプを視察するなり、当時、新人だった中田翔を見るなり、「何故、使わないんだ。オレなら使うよ」と言い切っている。奇しくも、中田を出し惜しみしていた日本ハムの指揮官が、梨田昌孝楽天新監督というのも皮肉な巡り合わせである。現楽天体制を考えた上で、温厚な梨田監督の性格を考えると、オコエの起用法は星野案に押し切られてしまう可能性も高い。 「守備だけなら、オコエは一軍に付いていけるかもしれない。でも、甲子園とU-18で打撃フォームが違ったように、オコエは成長過程であり、まだ手探り状態なところもあります。昨年1位の安楽智大は二軍スタートでした」(ベテラン記者) 安楽は故障を抱えての入団だっただけに、状況が異なる。同様に、平沢にしてもプロのスピードに付いていけるかどうかの不安は残る。プロ野球のニュースを明るくするためにも高校生たちのキャンプ情報は必要だが、高橋、小笠原は二軍スタート。オコエと平沢は「オープン戦まで」となりそうだ。もっとも、中途半端な一軍帯同なら、営業無視で二軍スタートにしたほうがいいのだが…。
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スポーツ 2015年11月02日 16時00分
メジャーで戦力外の和田毅 古巣ホークス帰還か、それとも…
大リーグ、シカゴカブスの和田毅(34)が自由契約になった。和田は「いまはまだ冷静に考えられない」と語っていたが、すでに古巣の福岡ソフトバンクホークスは帰還させる方向で意見がまとまりつつあるという。 「阪神、ヤクルト、巨人が興味を示しているとの情報もありますが、ホークス帰還は既成事実のように捉えられています」(現地特派員の1人) 帰還の仕掛け人は、王貞治球団会長である。ホークス帰還が既成事実のように捉えられている理由でもあるのだが、王会長は和田がメジャーリーグに挑戦した2011年12月以降、毎オフごとに食事をするなどし、接点を持ち続けていたのだ。王会長は故障に泣いたオリオールズでの2年間も和田を励ますなどし、見守り続けてきた。こうした師弟関係を考えると、やはりホークス帰還は“テッパン”のようだが、すんなりとはまとまらないだろう。 「一発逆転があるとしたら、阪神ですよ。阪神は金本知憲新監督を迎え、ペナントレースの敗戦まで吹っ飛んでしまったような期待論でいっぱいです。その新体制を盛り上げるための第2ロケットとして、和田獲得にシャカリキになってくる可能性も高い」(在阪記者) たしかに、阪神は金本新監督を迎え、異例のドラフトを行った。ドラフト1、2位ともに野手指名である。1位は東京六大学リーグの安打製造機の異名をとった高山俊(22/外野手)、2位も大学ナンバーワン捕手と言われる坂本誠志郎(22)だ。明治大学から1、2位が出たのも意外だったが、阪神はそこから社会人、大学生、高校生の投手を指名し始めた。ほとんどの球団は3位以降の指名は将来性に切り換えていたため、異色のドラフト展開をしたということになる。 「ドラフトの1、2位で消える大学生、社会人投手と、下位に残っている大学生ではスケールが違います。阪神は主力投手陣の高齢化が進み、世代交代の時期に入っているのにビッグネームの即戦力投手を指名しなかったのは、この先の実現可能な補強プランを持っていたのではないか」(他球団職員) 10月22日のドラフト会議時点で、他球団も勘繰っていたという。和田毅を獲るのではないか、と…。 「王会長の性格を考えると、相手が自分の意に反する結論を出しても『頑張れ』と言って、背中を押します。だから、工藤公康監督のように、FA権を行使して他球団に行った選手にも監督就任を要請できるんです」(球界関係者) 和田の「いまは考えられない」という言葉には、メジャー残留のほかにも、「ホークス帰還か、それともタテジマか」の“迷い”も含まれていたのかもしれない。 「巨大戦力のホークスに帰っても、和田の活躍する余地は無いに等しい。工藤監督は若手投手もチャンスをやりたいと思っており、王会長と現場の意思が必ずしも合致しているとは限りません」(同) ソフトバンクが昨年獲得した松坂大輔(34)は全く戦力にならなかった。しかも、手術、リハビリで来季も投げられるかどうか分からない状況だ。和田も松坂と同い年。もしかしたら、王会長が「是非!」と進めた松坂獲得の失敗が、和田帰還の足枷になるかもしれない。
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スポーツ 2015年11月01日 10時00分
小塚桃子ゴルフ連載(49) 最終章・私がゴルフにハマった理由・2
前回に引き続き、今回も「私がゴルフにハマった理由」を綴りたいと思います。 ゴルフの魅力は「思い通りにいかない事」。これは前回、綴りました。あとは「四季を肌で感じられる事」ですね。 晩秋に差し掛かる今の時期は、特にそれを感じます。空気が乾燥していてゴルフには絶好の気候。それが一週毎に風が冷たく芝は冬枯れていく…年末に向けてゴルフをしながら一年を振り返る…大袈裟で無く、こうした気分に浸れるスポーツはそうそう無いと思います。 次にゴルフの「奥深さ」について−−。 かつて本気で取り組んだスポーツは、達成感というか、これ以上の伸び代を感じず、継続しても「なだらかな下り坂」を意識しなければいけない「辛さ」があると思うようになりました。大人になった今現在、そんな「辛い」思いをしてまで、同一競技に執着する必要は無いと考えた時、努力次第でグングン上達するのはゴルフ。ならば、ここを「極めよう」と思ったのですが、これがなかなかの「曲者(くせもの)」でして、なかなか極められない。 如何せんゴルフはクラブとボールの角度が1センチ違うだけで打球はとんでもない方向へ飛んでいく。「真っすぐ200ヤード」と思っても、わずかなズレから右や左へ私の意思とは異なる方向へ。無常にも私の意思は反映されません。 ここがゴルフの奥深さであり、楽しいところ。皆さん、そうですよね。 今後の目標は、「レギュラーティー」いわゆる白ティーと言って一般的なコースで70〜80台を出す事。女性専用の赤ティー(距離が若干、短い。黒ティーはプロ仕様です)でしたら、クリア出来ると思うので、やはりここは「白」で決めたいですね。 現在、ハーフのベストスコアは40。何というのか「40の壁」があって、なかなか30台を出せない。歯痒い現実です。分かりやすく40とはどの程度なのかと言いますとハーフの9ホールでパーが6、ボギーが3です。これで40。パーが6というと難しい気もしますが、逆に考えればボギーを3回叩ける。こちらは大きいです。 何度か「40」を出したのですが、「39」を意識し始めるとゴルフが崩れる。ある日の事、8ホール終了まで34、最後のホールをパーセーブすれば38、ボギーを叩いても39で終われるシチュエーションでした。ところが39を意識した結果、このホールをダブルボギー、終わってみれば40でした。 これは「夢」ですが、シンガポールに超難関なコースがあります。アップダウンが激しく、コースは凸凹。普段、70台で回る人でも100切りは至難の業。ここで70〜80台を出してみたい。そうすれば、国内のコースではコンスタントに70台が出る様になるから。 ゴルフを極めたい気持ちは強いですが、レッスンプロや指導者になる気は今のところありません。未来の旦那さんがゴルフ好きだったら? 趣味が一緒というのはいいですね。
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スポーツ 2015年10月31日 17時04分
北部九州との温度差ありすぎた日本シリーズ 関東地区ではさっぱり盛り上がらず…
常勝軍団・ソフトバンクと、14年ぶりにセ・リーグを制したヤクルトの戦力の差は歴然だった! 3軍を有し、膨大な補強費で有力選手をかき集め、貧乏球団の選手がうらやましくなるほどの高額年俸で、その流出を防ぐソフトバンクの強さは、もはや反則といってもいいほどだ。 両球団による日本シリーズは4勝1敗で、ソフトバンクが完勝し、2年連続日本一を成し遂げた。決戦の舞台が福岡ヤクオク!ドームに戻ることなく、神宮球場での第5戦であっさり決着した。 それにしても、ソフトバンクの地元・北部九州と、ヤクルトの地元・関東との温度差は大きかった。地上波での視聴率を見ると、第1戦(10月24日=TBS)が関東=9.3%、北部九州=29.9%。第2戦(25日=テレビ東京)が関東=7.3%、北部九州=24.4%。第3戦(27日=フジテレビ)が関東=9.4%、北部九州=24.4%。第4戦(28日=フジテレビ)が関東=12.5%、北部九州=31.7%。第5戦(29日=フジテレビ)が関東=12.3%、北部九州=35.5%。ソフトバンクの日本一が決まった第5戦に至っては、北部九州地区の視聴率は関東地区の約3倍だった。 昨年はソフトバンク対阪神のカードで、視聴率は北部九州地区の方が高かったが、阪神の地元・関西地区との差は、それほどなかった。関東地区では最高でも第1戦の11.8%で、低視聴率続きだった。 ヤクルトの系列局であるフジテレビは、ヤクルトが日本シリーズ進出を決めたCS(クライマックス・シリーズ)ファイナルステージ(対巨人)第4戦(17日)を地上波中継したが、その際の視聴率は12.4%(関東地区)。日本シリーズでは2連敗スタートするなど、終始ヤクルトが劣勢となったため、関東では最後まで盛り上がることなく、CSの視聴率とほとんど変わらず。 公式戦では1ケタ台が当たり前となった巨人戦の視聴率だが、こと日本シリーズとなると話は変わってくる。巨人が出場した12、13年は関東地区でも好視聴率を獲っていただけに、日本シリーズを中継するテレビ局側としては、やはり“巨人頼み”となりそうだ。(落合一郎)
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