スポーツ
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スポーツ 2015年11月12日 11時33分
12球団合同トライアウト2015年 再起に懸ける男たち(加藤康介編)
『日本プロ野球12球団合同トライアウト in静岡』が行われた(11月10日/静岡県草薙球場)。今年から、トライアウトの様相が少し変わった。昨年までは2回行われていたが、1日限りの“一発勝負”となった。カウント1ボール1ストライクからだったシート打撃もノーカウントからに改められた。また、事前にシート打撃の組み合わせと登板の順番が告知されたので、「やりやすかった」と話す選手も多かった。 午前9時前から受付が始まり、「実際の登板が午後3時過ぎ」になった投手も過去にいた。彼らにすれば、調整に十分な時間が与えられたというよりも、6時間近くとなった空き時間を巧く調整できないようだった。今年は意図的にウォーミングアップの時間を遅らせる投手もおり、選手の気持ちを汲んだトライアウトが行われたようだ。 トライアウトのシート打撃3組目、ひと際大きな拍手で迎えられ、マウンドに向かったのは加藤康介投手(37=元阪神)だった。 加藤投手は規定の打者3人を全て凡打に仕留めた後、記者団の囲み取材に応じてくれた。 −−受験選手のなかでは最年長だが? 「年齢は関係ない。ベストを出せるように今日まで練習してきたつもり。もう一度、マウンドに立つ、そう決めてから『まだやれる』と思う部分と、周りの人から辞めろとは言われなかったけど、自分のなかで『もういいんじゃない?』みたいな思いが過ったりして。その葛藤でした。自分がここまでやって来られたのは自分の力だけではないし、たくさんの人に支えてもらいました。そのたくさんの人に支えてもらった以上、自分が勝手に(現役を)辞めるということを決めたくなかった…。辞めるときは野球を続ける場所がなくなったときにすべきだと」 加藤投手はトライアウト会場でもある地元静岡県の出身だ。高校時代の同僚もスタンドに駆けつけてくれたという。プロ野球人生を懸けたマウンドが郷里になったことに対し、「これも何かの縁だと思う」とも話していたが、『戦力外』を通告されたのは初めてではない。オリックス時代の2008年、旧横浜ベイスターズ時代の2010年にも現役続行の危機に立たされた。ベイスターズを解雇された2010年オフは、『左の中継ぎ』を探していた阪神がすぐに声をかけてくれた。翌11年はその期待に応えられなかったが、12年は41試合、13年は61試合に登板してチームにも貢献できた。14年も32試合に投げたが、今年は勤続疲労による右股関節の故障でわずか6試合の登板しかできなかった。 −−他球団にはトライアウトをあえて受けないでオファーを待つと決めたベテランもいたが? 「いや、自分はむしろまだ投げられるところを見せたほうが良いと思ったので。どうなるか分からないけど、基本的にはNPBのオファーを待ちます。それ以外は今の時点では考えられなかった…。本当は阪神に拾ってもらったときに『阪神で骨を埋める』と決めていたんですが、野球を続けたいと思って…。繰り返しになりますが、続けたいという気持ちともうダメかもしれないという思いの葛藤ですよね。実際、マウンドに立って一球を投げるまでは色々考えたけど、終わってみて、本当に気持ちの面ですっきりしました」 −−トライアウトの舞台が地元静岡県の球場になったことについては? 「何かの縁だと思う。今までは向かい風だったけど、追い風になったと思いますし(笑)」 千葉ロッテでプロ野球人生をスタートさせ、オリックス、横浜、阪神と渡り歩いた。「骨を埋める」と決めた阪神が終の住処とはならなかった。しかし、拾ってくれた阪神への恩義と野球を続けたいという葛藤を経て、トライアウトのマウンドに至った。修羅場をいくつも潜ってきたベテランは、こう繰り返した。「野球を続けられたのは、たくさんの人に支えてもらったから。その人たちのためにも、自分が勝手に引退を決められない」と。ベテラン左腕の野球に対する情熱は、ネット裏の12球団編成職員にも届いたはずだ。(スポーツライター・美山和也)
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スポーツ 2015年11月11日 14時00分
プレミア12は外国人選手入団テスト? 日本の各球団が掘り出し物発掘を狙う
11月8日に野球の国際大会のプレミア12が開幕した。野球大国でるはずのアメリカがメジャーリーガーの派遣を取り止めたように、大会はいまいち盛り上がりに欠けているが、日本のプロ野球12球団は発想を変えて大会に注視しつつある。 「ひょっとしたら、人材の宝庫かもしれない」 参加国のほとんどがトップ選手を揃えられなかった。各国のトップ選手たちはメジャーリーグに自身を売り込みたいと考えているため、プレミア12と同時期に中南米で行われているウインターリーグに参加し、そこでメジャースカウトにアピールしようとしている。 だが、日本の球団の渉外担当者は見方を変えた。参加国が若手中心のチーム編成になったのならば、「第2、第3のデストラーデがいるのではないか」と考え始めたのだ。 「若手はチャンスに飢えています。ウインターリーグに参加できなかった選手の中にも有望株は多い。メジャーの3A、2Aに所属する若手のなかには、実力がありながらもウインターリーグに派遣されなかった者もおり、彼らはメジャー昇格の厳しさを知るのと同時に、新たな働き場所を探しています。そういう若手選手の中に日本球界向きの選手もいるはずです」(在京球団スカウト) 元西武のオレステス・デストラーデは日本で大成功をおさめた助っ人外国人選手だ。デストラーデのメジャー経験は僅か45試合しかなく、日本で育って大成したイメージもある。 これまでの日本球界の助っ人といえば、大金を叩いて契約したベテランばかりだった。だが、デストラーデはヤンキースで早々にメジャーデビューしたものの、大怪我に見舞われ、その後はマイナーで悶々とした日々を送っていた。そこに目を付けた西武スカウトもさすがだが、マイナー所属の選手だったため低年俸で契約できた。 そこで日本の各球団は、若手中心の選手派遣となった今回のプレミア12で、当時の西武のやり方を模倣しようというのだ。 「アメリカとカナダがアリゾナ州で練習試合を行いました。興味深かったのは、国際ルールに基づいたタイブレーク制を9イニング目にテストケースで行ったことです。前評判よりも走れる選手が多く、また、右方向への打撃など小技の利く選手もいましたし、勝負強いクラッチヒッターもいました」(米国人ライター) タイブレーク制とは、延長戦にもつれた場合に、あらかじめ決められたイニングから導入されるもので、無死走者一二塁で攻撃が始まる制度のことだ。プレミア12では延長十回から適用される。 そのため、延長戦になってから登板するクローザータイプの投手は、三振の奪える変化球か剛速球がなければ、走者を置いたタイブレークの場面で通用しない。制球力のよさも不可欠であり、12球団渉外担当者にすれば、この大会は様々な若手や低年俸の外国人選手を直接視察できる有意義なものとなるはずだ。 「日本は開幕戦(韓国戦)で大谷を先発させます。大谷のスピードボールに対応できるようなら、日本でも十分に通用するはず」(在阪球団職員) 韓国はひそかに日本のペナントレースを視察していたことを明かしている。すでに大谷対策はできているとされ、日本は国際大会における対戦国の情報集めに関して、韓国をお手本にしなければならないだろう。 今大会は選手のレベルを見渡しても格下が多いため、日本が“爆勝する”との見方と、動くスピードボールにいまだ対処できていないため、苦戦を強いられるとする両極端な意見が飛び交っている。 いずれにしても、日本と対戦する国の選手たちには、ネット裏から熱視線が送られそうである。
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スポーツ 2015年11月11日 11時30分
松木安太郎氏が25日から始まるJリーグチャンピオンシップについて熱く語る
日本プロサッカーリーグは、11月25日(水)から始まる、明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップの開幕にあたり、大会アンバサダーに松木安太郎氏を任命した。 6日の任命式では、アンバサダーを務める松木安太郎氏と、Jリーグ村井満チェアマンが登壇。松木氏を任命した背景についてや、今週末含めてまだまだ予断を許さない状況が続いているJリーグの優勝争い、そして明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップの見所や、注目選手について熱く語った。 −−就任の感想をお聞かせください。 まずびっくりしたなというのが率直なところですね。アンバサダーということだから、日本語で言うと大使ですよね。『大したことない大使』、なんてね。Jリーグは始まって23年になります。あの当時からでいうと日本のサッカーもますます世界に通用するレベルのサッカーになってきましたね。私は現役を長くやりたいという思いはありながらも、引退せざるを得なかった。しかし、監督として、Jリーグの開幕に携われる喜びを感じました。他にも素晴らしいOBの方や指導者の方々がいた中で、若い私が関われたのはすごく幸せで、真剣に仕事をさせて頂きました。 −−どう松木さんらしさを出して大会をPRしますか。 私らしさというよりは、一番重要なのはグランドでしっかりとプレーする選手や全力を尽くすスタッフ・コーチ・監督、そのすべてが精一杯の力を出して戦うことが、一番のアピールになると考えています。ピッチで戦う選手たちにいいゲームを展開して頂いて、サポーターにすばらしいゲームを見せて頂きたいですね。 −−過去の映像を見て、何か強烈に印象が残っていることはありますか。 Jリーグも誕生から23年を経て、しっかりしたチームづくりであったり、広報活動ができていたりするチームが多くなりました。しかし開幕当時は、何もかも手探りでした。常勝チームのヴェルディ川崎を率いていたときは、かなりプレッシャーが多かったですね。しかも新しいチームということで苦労しました。申請を自分のほうからして、ルールを変えてもらったりとか。それを見てもJリーグは当時、新しいプロリーグの一歩だったなと感じますね。 −−93・94年に連覇したときの喜びについてお聞かせください。 とにかく厳しかったですね。1stステージと2ndステージの間の間隔が非常に短かったんです。常にプレッシャーを感じていました。最後を迎えたときはほっとしたというのが率直なところですね。最後には胴上げも少しされましたね。そのときはまだ軽かったですから。大丈夫だったと思います。 −−優勝経験者として、戦い方の違い方があれば。 短期間ですから、とにかく気をつけなければならないのは体調面です。安定感のあるチームが勝利にグッと近づくと思います。最後まで諦めないことが重要ですね。90分でゲームを戦うのが重要。最初の10分15分だけじゃなくて、いつ何が起きてもという準備が必要になってきます。 −−注目選手は? サンフレッチェ広島ではやはり浅野選手。インターナショナル級のスピードがありますからね。他にも佐藤寿人選手や宇佐美貴史選手も注目ですね。オリンピック予選が来年1月から始まりますが、そこにかかわってくる選手からも目が離せませんね。リオのオリンピック予選はかなり苦しそうではありますが、チャンピオンシップを制すればとFIFAクラブワールドカップやACL(アジアチャンピオンズリーグ)にも繋がっていきます。今までのJリーグとは違ったレギュレーションの中で、各チームのモチベーションも変わってきます。そういう意味でも楽しみの多いチャンピオンシップになりそうですね。 −−ラグビー日本代表がワールドカップで活躍を見せ、盛り上がりを見せていますが…。 日本のスポーツを盛り上げるという意味で、明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップに期待することは? どの競技も、大きな大会に向けて一生懸命頑張る姿を通じて、盛り上がりを見せていくんです。たとえばサッカーは、東京オリンピックに向けて、一致団結して、そこを目標に努力を重ねた結果、チームとしてのレベルが上がって、メキシコ五輪での銅メダルに繋がりました。 ラグビーも同じで。2019年の自国開催のワールドカップに向けて、選手やスタッフが一丸となって、盛り上げようと一生懸命になっていて、その盛り上がりや、懸命に戦う姿が今回の結果に繋がったんだと思います。そういう意味で、世界に繋がる大きな大会ということで、明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップには大きな期待を寄せています。今回の大会をきっかけに、何が何でもチャンピオンになる、世界につなげるという気持ちを持ってプレーするところを、選手のみなさんには見せつけて頂きたいですね。 −−五郎丸選手のキックについてはどうですか? ラグビーのキッカーにもやはり注目しますね。サッカーの経験者が他国ではラグビーのキッカーになる、ということもありますし。正確なインフロントキックができますから。五郎丸選手はサッカーをやってても大成してたんじゃないかなとは思いますね。このままラグビーが盛んになっていったら、サッカーでもラグビーでも、ますます様々な場所でキックが注目されるかもしれないですね。 −−松木さんにはルーティンの動きはありますか? あんまりないですね。朝起きて散歩して、くらいですね。逆にあんまり作りたくないな、と思ってましたね。でも、五郎丸選手みたいなルーティンをやる人がサッカー界にでてきてもいいと思いますけどね。というか僕が選手なら確実にコーナーキック前にやってましたね。サッカー界でも遠藤選手みたいなコロコロPKみたいな特徴的なのもありましたけど、ああいう個性的な選手がどんどん出てくるといいですね。
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スポーツ 2015年11月11日 11時08分
海外FA権行使のソフトバンク・松田 メジャーでどれほどの“値”がつくのか?
11月10日、プロ野球のFA権の行使期間が終了した。 権利を行使した大物選手は、松田宣浩内野手(32=ソフトバンク)、今江敏晃内野手(32=ロッテ)のみ。他に、高橋聡文投手(32=中日)、脇谷亮太内野手(34=西武)、木村昇吾内野手(35=広島)の3選手が権利を行使したのみで、今年は大きな動きはなかった。 そんななか、最も注目を集めているのがメジャー移籍を視野に入れた松田だ。チーム愛も強い松田は、メジャーか残留かで揺れており、「自分がメジャーでどう評価されているか、メジャーでプレーする可能性があるかを探ってみたい」と発言。 ソフトバンクは基本的にFA宣言残留を認めていないが、今回は特例的に容認する方針。今季年俸は2億2000万円プラス出来高だったが、4年契約で年俸大幅アップの破格の待遇を用意して慰留に努める。 今季、全試合(143)に出場した松田は、打率こそ、.287で3割に満たなかったが、35本塁打、94打点でキャリアハイの成績をマーク。守備面でも、10日には4度目のゴールデングラブ賞の受賞が決まった。過去最高の成績を残したことで、「メジャーでの評価を聞いてみたい」との思いに至ったようだ。 すでに、米球界ではパドレスが興味を示しているようだが、現実は甘くはない。メジャーでの日本人内野手の評価が極めて低いからだ。 まずまずだったのは、松井稼頭央内野手(現楽天)と井口資仁内野手(現ロッテ)くらいのもの。ポスティングでツインズに移籍した西岡剛内野手(現阪神)は、1年目は故障で満足に働けず。2年目はわずか3試合の出場で、自ら契約解除を申し出て日本球界に戻った。 西武からアスレチックスにFA移籍した中島裕之内野手は、2年間で1度もメジャー昇格を果たせず。3年目のオプションは行使されず、FAとなり破格の好条件を用意したオリックス入りした。 マイナー契約ながら、メジャーに挑んだ元ソフトバンクの川崎宗則内野手は、マリナーズでもブルージェイズでもメジャーとマイナーを行ったり来たりで4年が経過した。 日本ハムからジャイアンツに移籍した田中賢介内野手は、内野失格のらく印を押され、外野手としてメジャーで15試合に出場しただけ。2年目はレンジャーズに移ったが、メジャー昇格できず自由契約となり、古巣に戻った。 昨オフには、鳥谷敬内野手が海外FA権を行使して、メジャー移籍を目指した。複数球団が食指を動かしたが、条件面で鳥谷側と大きな隔たりがあり、5年20億円の超大型契約を提示した阪神に残留した。 「鳥谷も松田も、残した成績は同じようなもので同レベルの選手。守備面でも、遊撃と三塁の違いこそあれ、大差はありません。一つだけ大きな違いは、松田の方が長打力がある点。ただ、ここ数年、メジャーで日本人内野手が成功した例がなく、その評価は下がる一方です。興味を示す米球団はあるでしょうが、メジャー契約が勝ち取れても、とてもソフトバンクが提示するような好条件は出てこないのではないでしょうか。川崎や田中のように、年俸度外視で夢にチャレンジするなら別ですが、金銭面をシビアに考えるなら、結局、鳥谷のようにメジャー移籍を断念する可能性もありそうです」(某スポーツ紙記者) 現時点で、早くも「メジャーがダメなら残留」の選択肢がちらついている松田。果たして、ソフトバンクが提示したとされる破格の契約を、上回る好条件を出す米球団はあるのだろうか?※年俸は推定(落合一郎)
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スポーツ 2015年11月10日 14時00分
残って欲しい? お金が欲しい? マエケン去就に揺れるカープ
広島東洋カープの前田健太(27)が5年ぶり2度目の沢村賞に選ばれた。今季29試合に登板し、リーグ最多タイの15勝を挙げ、防御率は2.09。175奪三振など、選考基準7項目のうち6項目をクリアしたことが高く評価されたようだ。しかし、同賞の選考委員長でもある堀内恒夫氏の選出過程に関するコメントが意味深である。 「2010年に彼が(沢村賞を)取ったときと成績がほぼ同じ。上積みが欲しかった」、「前半戦は大谷がダントツの沢村賞だと思っていた」、「最初は藤浪でいいと言う選考委員もいたが…」 堀内氏は「満場一致で決まった」とは言うものの、対抗候補であった大谷翔平、藤浪晋太郎を指して「3人の成績が拮抗していて選びにくかった。僕は該当者無しでもいいと思ったんだが」と苦言を呈していた。これでは、どこが満場一致なのか、分かったものではない。とはいえ、堀内氏の苦言は前田を追うメジャースカウトの評価にも通じるものがある。 「今季の前田は完投試合数が少なかった(5試合)。広島のブルペン陣はシーズン中盤までクローザーが安定しない状況だっただけに、もっと完投数があってもよかったはずだ。さらには、2ストライクを取った後に投げる変化球の種類が少ない。それが伸び悩みの一因」(中地区球団スカウト) 奪三振数で前田と他の沢村賞候補者と比べてみるとは、大谷が196、藤浪が221で前田がもっとも少ない。同スカウトがこう続ける。 「前田は必ずメジャーで成功します。ただ、ダルビッシュや田中将大が渡米したときと違い、どの球団も先発ローテーションの3番手以降と見ています。先発投手の弱いチームはエース級の待遇でしょうが…」 前田はいずれ、ポスティングシステムを使ってメジャーリーグに挑戦する。早ければ、「今オフ中の挑戦も」と伝えられるが、前田自身、メジャー側のシビアな評価を聞き、慎重になり始めたという。そのため、前田の身辺も様相が変わってきた。 「今までは逸る前田の気持ちを球団が諫めてきました。チームの優勝という共通目標が前田を踏み留めさせてもいました。でも、このまま行くと、前田の年俸を払いきれなくなってしまいます」(ベテラン記者) 前田の今季の年俸は2億8000万円(推定)。最多勝タイ、沢村賞などの投手タイトル獲得により、残留する場合は4億円前後での更改となるだろう。戦力としては是が非でも残ってもらいたい選手だが、チーム総年俸には上限がある。また、今秋のドラフト会議で1位に岡田明丈(大商大)、2位で横山弘樹(NTT東日本)と即戦力系投手を指名したのは、前田退団に備えてのことだ。 「前田は自分のピッチングを磨き直す必要があると考え方を変えつつありますが、球団は慰留せず、米挑戦を後押しするつもり」(同) 前田は2017年に海外FA権を取得する。いまさらだが、FA権での米挑戦となれば、前所属球団には1円も入ってこない。チーム総年俸との兼ね合いもあるが、落札金2000万ドルをもらいたいというのが広島の本音かもしれない。
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スポーツ 2015年11月10日 14時00分
阪神が金本改革で“キャンプ地”見直し
これも、金本改革の一環かもしれない。金本阪神が来春の一軍キャンプは沖縄県宜野座村のみとすることを“内定”させた。つまり、1965年から続いていた高知県安芸市には「行かない」と決めたのだ。 星野仙一氏が指揮官に就いて2季目の2003年、阪神の春季キャンプ地を沖縄県に移して以来、安芸市との関係が危ぶまれていた。それまでは高知県だけではなく、四国全体がプロ野球春季キャンプのメッカとされていた。しかし、沖縄県のスポーツ施設建設が進み、「より温かいところへ」の発想から、各球団はキャンプ地を南下させていった。 「阪神電鉄の社長、会長、そして、取締役相談役を歴任された久万俊二郎元オーナー(故人)が高知県高知市の出身で、その関係から阪神と高知県の信頼関係が築かれたとも言われています」(NPB関係者) 1961年、阪神は高知市でキャンプを行った。その後、お隣の安芸市に移し、今日に至っている。 スポーツ施設の見直しだが、まず球場の老朽化が挙げられる。改修工事を行えば良いというものではない。プロとして施設管理側に求める要望も高く、硬式球を使える広域雨天練習場やプロの打球にも対応できる広域グラウンドとし、高層ネットも取り付けてもらわなければならない。グラウンドの土質、整備技術、芝生なども相当なレベルが要求される。また、「雨天練習場の拡張」が球団側から求められても、公園法や建ぺい率などがネックとなり、その要望に応えられないケースもあるという。プロ野球チーム側は、ならば、これから野球場施設を建設しようとしているところを新たに見つけ、プロ野球のレベルに対応できるようにしてもらい、キャンプ地を移転させてしまったほうが良いと判断する。 天候や気温などの問題ももちろんある。 阪神も沖縄県に新キャンプ地を求めたが、これまでお世話になった高知県、安芸市に対する恩義もあったのだろう。「二次キャンプ地」として、2月後半に安芸市に移動し、オープン戦や二軍戦を行うなどしてその関係を続けてきた。今後、安芸市は二軍キャンプ地ということになるだろう。 沖縄県宜野座村に集中すれば、県内でキャンプを行う他球団とのオープン戦、練習試合の日程も組みやすくなる。また、「二次キャンプ移動」のために喪失していた移動の2日間を、練習か完全休養日に充てられる。 阪神の経営陣は金本知憲氏を新監督に迎え、非効率的だった内情も見直そうとしたのだろう。新監督誕生はそのきっかけとなったようだが、高知県側は「寂しい」と思っているはずだ。 安芸市営球場はタイガースタウンとも呼ばれている。阪神に限った話ではないが、キャンプ地は“第二本拠地”とも言え地元への還元、恩返しという意味で、損得勘定抜きで公式戦1カードくらい行っても良いと思うのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2015年11月10日 11時20分
なんだかよく分からない「世界野球プレミア12」 それでも高視聴率ゲット!
11月8日、「世界野球プレミア12」が開幕した。1次ラウンドのグループBに属する日本は、札幌ドームで行われた初戦でライバル・韓国に5-0で快勝して、好スタートを切った。 正直、同大会の世間での認知度は極めて低く、野球ファンでさえ、「『世界野球プレミア12』って何?」「WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)と、どう違うの?」との声がほとんどのようだ。 WBCは単純に野球世界一決定戦で、主催するのは、MLBと同選手会が立ち上げたWBCI(ワールド・ベースボール・クラシック・インク)で、MLB主導の大会。 一方、「世界野球プレミア12」の主催者は五輪への復帰を目指すWBSC(ワールド・ベースボール・ソフトボール・コンフェデレーション=世界野球ソフトボール連盟)。 参加国の決め方は、U12、U15、U18、U21、トップが出場するWBSC主催大会、WBSCの認定を受けた国際試合の成績をもとにポイント化し、その上位12か国に出場権が与えられる。つまり、出場国選定に当たり、トップチームだけではなく、アンダー世代の成績が加味される点が、WBCとの大きな違い。選考対象となるランキングは14年11月26日時点のものが採用された。 今年が第1回となるが、WBC同様、4年に1回開催される予定。6か国ずつが2グループに分かれ、総当たりリーグ戦を行い、各グループの上位4か国ずつが準々決勝に進出し、トーナメントで優勝を争う。 今大会は日本と台湾の共同開催で、1次ラウンドの日本対韓国、準決勝(東京ドーム)、3位決定戦(同)、決勝(同)が日本で、1次ラウンドの他の試合及び準々決勝が台湾で行われる。 参加国はグループAが、台湾(ランキング4位)、キューバ(同3位)、オランダ(同5位)、カナダ(同7位)、プエルトリコ(同9位)、イタリア(同11位)。グループBが、日本(同1位)、アメリカ(同2位)、ドミニカ(同6位)、韓国(同8位)、ベネズエラ(同10位)、メキシコ(同12位)。 そこで気になるのが、各国の派遣する選手のレベルだ。日本はほぼベストメンバーで臨むが、MLBはメジャー40人枠に登録されている選手は派遣しないため、マイナー中心の選手構成となる。 中南米のドミニカ、プエルトリコ、ベネズエラはMLBの意向もあり、ウインターリーグの開催時期と重なるため、かなり厳しいメンバー構成。“野球大国”キューバは、有力選手が次々に亡命した側面もあるが、ベストとはとてもいいがたいメンバーとなっている。 本気で臨むのは、日本、韓国、台湾のアジア3か国くらいのもので、飛車角落ちで挑む北米、中南米、キューバを相手に、世界一となっても、果たして価値があるものかどうか疑問が残る。 それでも、日本国内では「野球国力世界一決定戦」をうたう大会には、注目度が高いようだ。11月5日、6日に行われた日本対プエルトリコの強化試合こそ、その視聴率は、5日(テレビ朝日)が8.9%(数字は以下、すべて関東地区)、6日(TBS)が9.9%と1ケタ台だったが、8日(テレビ朝日)の韓国との開幕戦は19.0%と高い視聴率をマークした。裏で放送された日本テレビの「ザ!鉄腕!DASH!!」が23.3%、「世界の果てまでイッテQ!」が22.3%と、さらに高い数字を記録しただけに、日韓戦の健闘ぶりは大いに評価されるところ。 この後、日本は1次ラウンドで、11日にメキシコ、12日にドミニカ、14日にアメリカ、15日にベネズエラと対戦し、準々決勝進出を目指すが、他国の派遣選手の実態を知ったら、世の高い関心は継続するだろうか?(落合一郎)
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スポーツ 2015年11月09日 13時30分
金本、ヨシノブの課題 伝統球団は「育てながら勝つことができるのか」
巨人、阪神の両伝統球団がともに指揮官を代え、再スタートを切った。両球団と近い関係にある系列スポーツ新聞を見ると、連日“明るいニュース”に溢れている。新監督への期待論である。だが、これで本当に『チーム改革』は終わったのだろうか。 巨人のチーム打率はリーグワーストだ(2割4分3厘)。総本塁打数(4位)、長打率(4位)も褒められたものではないが、深刻な状況ではない。総盗塁数はリーグトップ。得点圏打率が低く、大量得点のビッグイニングを作れないのだ。その打線の強化と、山口鉄也、マシソンのリリーバーで落とした試合数が「13」もある。首位ヤクルトとの最終ゲーム差は1.5。その救援陣で落とした試合数があと2つ少なければ、計算上では勝率でヤクルトを上回っていた。山口、マシソンらに頼りきっていた救援陣の補充も急がなければならないが、ドラフト会議を見る限りではリリーフタイプの投手は指名していない。 高橋由伸監督(40)は練習内容を「厳しくする」とは語っていたが、どんな野球をするのかは明らかにしていない。 「西武移籍後もヨシノブと自主トレをやってきた脇谷(亮太=34)がFA権を行使しました。巨人フロントは曖昧な言い方ですが(11月6日時点)、巨人ナインは脇谷がFA宣言した時点でピンと来たようですね。ヨシノブのために古巣帰還を希望しているんだと」(プロ野球解説者) 巨人が補強するべきは、内野手と左の代打。井端弘和(40)の引退で内野手が不足し、ヨシノブの現役引退によって、彼自身が務めていた“代打の切り札”が空席となった。脇谷はその要求に合う選手だが、チーム打率がリーグワーストの打線を救うまでには至らない。本格的な投打の補強は「これから」ということだろう。 また、阪神もチーム再建の最大懸案については解消されていない。金本知憲新監督(47)は南信男前球団社長から指揮官就任の打診を受けた後、「チーム再建の必要性」を訴え、若手や中堅が伸び悩んでいる実態を憂いたという。その交渉内容を知る関係者がこう言う。 「金本監督は『改革』と言いましたが、南前社長は『革命』という言葉を使っていました。二軍の在り方、指導内容の見直し、育成…。伝統チームなんで、勝たなければなりません。勝ちながら育てるというのは、本当に難しいこと」 阪神の秋季キャンプは、良い意味で明るかった。陽川、江越、中谷といった長打力のある若手が打撃練習で飛距離を争うように力強くバットを振り、また、練習開始のランニング、ダッシュ運動にしても、「体を温める」のではなく、順位を争っていた。近年、これだけハツラツとした阪神の練習は見たことがなかった。 「05年以来、優勝が遠ざかってしまいました。当時を知るOBたちに、コーチ帰還を要請しても何人かは受諾してくれませんでした。晩年、屈辱的な辞めさせられ方をしたOBもいますからね。金本帰還は指導者として適齢期にもある彼らとの和解の意味も含めていました」(前出・同) 「金本サンが監督なら…」と言って“コーチ帰還”の交渉を受けたOBもいたそうだ。 秋季キャンプでは早くも故障者が出て、別メニューに陥った選手もいないわけではなかった。しかし、阪神フロントが監督・金本に託したものが『意識改革』だとすれば、確実な一歩を見せてくれた。 金本監督は大阪のテレビ局に出演した際、巨人・高橋監督の印象についても聞かれていた。同じ新人監督として「意識している」と答えていたが、2リーグ分立後、両伝統球団が同時期に指揮官を交代させたシーズンの成績は−−。1950年 巨人82勝54敗4分け=3位 阪神70勝67敗3分け=4位1975年 阪神68勝55敗7分け=3位 巨人47勝76敗7分け=6位2002年 巨人86勝52敗2分け=優勝 阪神66勝70敗4分け=4位2004年 巨人71勝64敗3分け=3位 阪神66勝70敗2分け=4位 巨人側から見れば、監督の交代がライバル阪神と重なった年は優勝もしているが、球団史上初の最下位も経験している。 巨人は若手野手が独り立ちしきれないでいる。彼らをレギュラーに育て上げるのがヨシノブに与えられた課題である。両伝統球団が同時期に新監督を迎えただけではなく、若手台頭の課題まで重なるとは単なる偶然だろうか。
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スポーツ 2015年11月08日 16時00分
俺たちの熱狂バトルTheヒストリー〈プロレス最強幻想が崩壊〉
今年の大みそかに、総合格闘技の地上波テレビ中継が5年ぶりに復活する。12月29日と31日に開催される新格闘イベント『RIZIN(ライジン)』は、元PRIDE代表の榊原信行がプロデューサーを務め、フジテレビ系では31日に放送されるという。 メーンは8選手出場のヘビー級トーナメントで、他に桜庭和志やエメリヤーエンコ・ヒョードルなど、レジェンドファイターの特別試合が発表されている。 「新団体の旗揚げではなく、とりあえずは今回のために立ち上げられた企画とのことで、単発で終わるか継続性のあるイベントとなるかは、関係者の努力と、どれほどの選手を集められるかで決まるでしょう」(格闘技ライター) 日本における格闘技ブームの最盛期といえば、やはり大みそかに民放3局がそれぞれ『K-1ダイナマイト』(TBS系)、『PRIDE男祭り』(フジテレビ系)、『猪木ボンバイエ』(日本テレビ系)を中継した2003年になるだろう。 3大会で計31試合(K-1のオープニングファイトを含む)が行われた中でも、とりわけ注目されたのは曙vsボブ・サップ(K-1)。視聴率で『NHK紅白歌合戦』を超えるなど国民的関心を集めたものだが、その後、ある意味で歴史的一戦として語られてきたのが、永田裕志vsヒョードル(猪木ボンバイエ)の一戦ではないだろうか。 “最強”の座に位置づけられていたヒョードルと、プロレス界で格闘センスを評価されながらも、'01年にミルコ・クロコップに惨敗を喫した永田。 すでにファンの間でも、総合格闘技に対するプロレスラーの適正には疑問符がつけられており、永田の雪辱への期待は低かったとはいえ、試合はわずか1R1分2秒で終了。まさに秒殺劇で、永田にせめてもの見せ場を期待したプロレスファンは、大いに落胆することとなった。 ゴングと同時にボクシングスタイルで前に出た永田だが、これはヒョードルにいなされ、次に右のミドルキックを放ったものの、そこへ右フックをカウンターで合わされて万事休す。 ヒョードル攻勢の中、大振りの左フックが永田の顔面をかすめると、そのままコーナー際に倒れ込み、キックとパウンドの連打であえなくTKOが宣せられた。 「この試合で“永田は何もできなかった”といえばその通りですが、あらためて映像を見直すと、格闘技戦向けの構えは堂に入っている。あの頃に永田が通っていたキックボクシングの伊原道場でも、同時期に練習していた小川直也より打撃センスは上で、伊原信一会長が太鼓判を押していたほどでした。だから、せめて相手が最強クラスのミルコやヒョードルでなければ、もう少しやれたのではないかと思います」(同) 対戦カードが決まるまでの経緯も、永田にとっては不幸だった。当初、この大会のメーンはミルコvs高山善廣と予定されていた。しかし、ミルコの欠場が決定的となり、代わる目玉としてブッキングされたのがヒョードルだった。 だが、そうしたゴタゴタに嫌気がさしたのか、高山も参戦を辞退してしまう。 「もともと大会プロデューサーが日本テレビに出した企画書には、ミルコだけでなく小川や吉田秀彦の名前もあったのですが、そのいずれにも参戦を拒否されて、少しでもネームバリューのある人間をということで選ばれたのが、永田だったのです」(テレビ関係者) 永田への参戦オファーがあったのは12月に入ってからで、試合まで1カ月を切っていた。これではロクに準備ができるはずもない。それでも試合を受けたのは、新日本プロレス会長であるアントニオ猪木の顔を潰さないためであったが、今度は試合前日までヒョードルが出場する、しないで、話は二転三転した。 ヒョードルの背後にいた権利関係者たちによる綱引きの結果であり、そのたびに気持ちを作り直すのだから、永田もたまったものではない。そんな裏事情を知らないファンにすれば、永田の惨敗という結果でしかないが…。 同日、K-1大会での中邑真輔vsアレクセイ・イグナショフでは、いったん中邑にKO負けの裁定が下った後、抗議によって無効試合となった。これもプロレス界にとっては悪印象となり、一気に冬の時代を迎えることとなった。
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スポーツ 2015年11月08日 10時00分
小塚桃子ゴルフ連載(50) 最終章・私がゴルフにハマった理由・最終回
皆様のご贔屓頂いていた本連載も今回が最後。最終回になります。 そこで、「これまで見てきた凄いプレーヤー」と「ゴルフが止められない本当の理由」をご紹介して、結びたいと思います。 プロと何度かラウンドした事があるのですが、特にビックリしたのは片山晋呉さん。片山さんが「これまで見てきた凄いプレーヤー」の筆頭ですね。やはり全てが上手。小技、バンカー、ドライバー…ボールはよく飛び、そこからの展開も完璧。私と回った時、片山さんは手を抜いて71。長尺のパターが印象的で、片山さんが言うには「(パターが)長い分、ボールがブレない」そうです。その前に私は使いこなせません。難しいクラブです。 片山さんの長所は平常心。何も気にしないところです。常にポジティブで大変、参考になりました。例えば、ボギーを叩いた場合、私でしたら落ち込む。ところが片山さんは「ま、いいか。次、次(のホール)」という感じ。切り替えが上手なのです。 落ち込んでしまう私はこういった時、キャディさんの手助けが必須。メンタルをフォローしてもらいます。「今日、調子悪いな〜。最悪!」とつい口走ってしまった際には、キャディさんから「大丈夫。これから巻き返せます」と慰めてもらい心を整える。片山さんの強さが欲しいですね。 グリーン上は、特に神業です。ロングパットでも平然として「俺、ライン見えた」と断言。「これは入る気しかしない」と豪語し、それが有言実行となるのには感嘆しました。 片山さんのプレースタイルは特別だとしても、ゴルフの基本はアプローチ、パター。グリーンのラインは何度かコースを回れば何となく読めてきます。ただ、これを1発で仕留められるかどうかは別ですが…。力加減、方向、立ち位置…こういった準備が50%。残りの49%が練習で、才能は1%程度だと思います。 毎回、思い通りになっていたらゴルフは止めていたでしょう。例えばゲーム。一度、クリアしたら試合終了でもうやらないでしょう。それと一緒で、ゴルフもクリアしたらやらなくなりますが、クリアの無い競技だからです。私はかつてテニスをしていましたが、大会で優勝した経験があります。そう、私の中では「テニスはクリアした」という事。テニスへのテンションが上がらないのはそういった背景があるからです。 ソフトバンクの孫正義さんが以前、「ゴルフと仕事は思い通りにならないから面白い」と仰っていました。確かにその通りですね。 思い通りとは、私の身体でしたら体脂肪率は18%、体重が45キロ、ウエストを56センチという目標を立てます。これは食事と運動をすれば到達出来る。だから目標を達成すればクリアなのです。 目下、ハーフで30台を出す事が目標ですが、これをクリアしたら、さらに進化した設定が生まれる。エンドレスということになります。ゴルフを始めた時は、100を切れればいいやと思っていたのですが、それが90になり、そして80になり、挙句はハーフ30台…。 私にとってゴルフとは、多くの事を教えてくれる、奥深き魅力溢れるスポーツです。そして、何と言っても精神面で勝負が左右される競技なので、私はゴルフを通じて、精神的にも鍛えられました。 また、自然の中でするスポーツなので、四季を肌で感じることができ、リフレッシュにも気分転換にもつながるため、ゴルフと一生の付き合いになりそうです。 最後に。 ゴルフ連載「100を切るカンタン・ゴルフクリニック」がここまで継続出来た事に関係者の方々、読者の皆様に御礼申し上げます。短い期間ではありましたが、1年超のゴルフ連載を続けられた事、皆様に感謝です。 この連載を読んで、カンタンに「100切れたよ!」という声を待っていますね!! 又、お会いする日まで…。 小塚桃子より
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