社会
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社会 2020年04月14日 06時00分
パスポート期限が切れていた14歳娘を空港に置き去り 帰国後「口をきいてくれない」と父は落胆
前々から計画していた家族旅行は、両親にとっても子供にとっても大きなイベントの一つとなるが、海外には、子供のパスポートの有効期限が切れたことに空港で気づき、子供を空港に置き去りにした親がいる。 アメリカで、とある両親が9歳の息子と10歳の娘、14歳の娘とともに海外旅行に行こうとしたが、空港で14歳の娘のパスポートの有効期限が切れていたことに気づき、両親は14歳の娘を空港に置いて旅行に行ったと、海外ニュースサイト『Weird News Ledger』と『Heart Radio』が2月22日までに報じた。報道によると、両親は家族旅行のために3年間貯蓄をしたという。14歳の娘は以前、母親とともに海外旅行に行ったことがあるが、他の2人の子供は海外旅行に行ったことがなかった。 旅行当日、空港でチェックインをしようとしたところ、カウンターで14歳の娘のパスポートの有効期限が切れていると言われた。両親は航空券をインターネットで予約したが、14歳の娘のパスポートの有効期限を間違えて入力したという。 両親は話し合った末、14歳の娘だけを置いて海外旅行に行くことに決めた。両親は14歳の娘の祖父に事情を話し、空港に迎えに来てもらうように頼んだ。祖父が14歳の娘を迎えに来たかどうかは分かっていない。 『Heart Radio』によると、父親は「数千ドルを無駄にすることになるから、全員をキャンセルすることはできなかった。私たちが休暇から帰った後、娘は私と口をきいてくれない」と話しているという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「これはいくらなんでも14歳の娘がかわいそう。有効期限切れに気がつかなかった両親のせいだし、せめて両親のどちらかが残るべきだった」「お金を無駄にしたくない気持ちは分からなくもない」「娘が無事だったようでよかった。14歳は反抗期の時期だし、両親は一生恨まれるかも」などの声が挙がっていた。 海外には、子供を空港に置き去りにした両親が他にもいる。 ドイツ・シュトゥットガルト空港で、休暇から帰った両親が当時5歳の娘を空港に置き去りにして家に帰ったと、海外ニュースサイト『Fox News』が2018年10月に報じた。同記事によると、両親は飛行機から降りて荷物を受け取った後、それぞれ別々の車で帰ったそうだ。娘はどちらの車にも乗らず、空港に置き去りになった。 警察が娘を見つけたことで事件が発覚。両親が娘を迎えに来たという。母親は「父親の車に乗ったと思った」と話し、父親は「母親の車に乗ったと思った」と話しているという。娘がどれくらいの時間一人で空港にいたかは分かっていない。なお、両親は罪に問われていない。 子供にとって家族との旅行は楽しみなものだが、両親の少しのミスで悲惨な思い出になってしまうこともあるようだ。記事内の引用について「Dad Leaves 14-year Old Daughter at Airport With Expired Passport」(Weird News Ledger)よりhttp://weirdnewsledger.com/2020/02/22/dad-leaves-14-year-old-daughter-at-airport-with-expired-passport/「Dad blasted for leaving daughter, 14, in airport to go on holiday after her passport expires」(Heart Radio)よりhttps://www.heart.co.uk/news/dad-leaves-daughter-airport/「Parents forget 5-year-old at German airport after holiday」(Fox News)https://www.foxnews.com/travel/parents-forget-5-year-old-at-german-airport-after-holiday
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社会 2020年04月14日 06時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第365回 疫病恐慌曲線
今回の「第2次世界恐慌」が厄介なのは、恐慌によるGDPの激減に加え、中国武漢発祥の新型コロナウイルス感染症(COVID―19)のパンデミック、すなわち疫病というリスクが同時に襲い掛かってきたことだ。 我々は、1.新型コロナウイルス感染症という疫病の蔓延による国民の死2.第2次世界恐慌という経済的事情による自殺、餓死の激増 という2つのリスクに直面しているのである。 大変、深刻なことに、1と2はトレードオフの関係にある。 感染症の蔓延を防ぐべく、自粛強化や生産活動の抑制をすると、経済的事情による死が増大する。逆に、経済的事情を考慮し、自粛を緩和すると、感染症による死が激増する。 何しろ、1のリスクに対処するために、GDP崩壊を覚悟した上で、イタリアやスペインなどの欧州諸国は、経済活動停止措置に踏み切っているわけだ。経済的ダメージがどれほどの「規模」になるのか、想像を絶する。 感染拡大が止まらないアメリカでは、銀行大手のモルガン・スタンレーが、2020年4〜6月期の同国のGDPの見通しについて、前期比マイナス30.1%(年率換算)との予測を公表した。「疫病」への対応が、「恐慌」を引き起こすことは明らかだ。だからといって、「疫病」を軽視し、「恐慌」のみに対処すると、感染症死亡者が急増する。 疫病のリスクと、恐慌のリスク、同時に対処しなければならない。これは、近年の人類が経験したことがない事態なのである(歴史的にはあった)。 1の「疫病」と、2の「恐慌」の関係は図の通りとなる。 当初の時点では、疫病恐慌曲線Aである。感染症による死者数を抑えようとすると、右斜め下に進み、経済的理由による死者が増える。逆に、経済的理由による死者を抑えようとすると、左斜め上に進み、感染症による死者が増える。 しかも、厄介なことに、曲線上の移動は、決定権が最終的には「国民一人一人」にある。民主制の日本において、政府が国民の疫病恐慌曲線上の移動を「強制」することは、少なくとも法律的にはできない。 政府の政策とは無関係に、国民が新型コロナウイルス感染症を恐れ、自ら経済活動を控え(これが本当の「自粛」だ)、結果的に恐慌に殺される。あるいは、所得を失うことに耐えられず、普通に経済活動を再開してしまうと、感染症による死者が急増する。 日本政府は、どうするべきなのか。傾きを「疫病恐慌曲線B」に変えるのだ(図の(1))。 具体的には、大々的な財政拡大を宣言し、経済的被害が国民に生じないことをコミットした上で、自粛強化を図るのだ。そうすることで、疫病恐慌曲線の傾きが「急激」になり、全体的な死者を減らすことが可能になる。 国民に「自粛を要請」するのは構わない。だが、同時に「所得を補償する」ことを約束し、曲線の傾きを変える必要がある。 日本は独裁国ではないため、曲線上で国民が勝手に移動してしまうのは避けられない。だが、日本政府の、例えば、「プライマリーバランス黒字化目標を破棄する」「国民の所得減少をすべて補償するため、財政を拡大する」 という宣言により、恐慌リスクを引き下げていくことはできる。そうなれば、国民の行動(変な表現だが)が疫病恐慌曲線Bの左上にのぼっていく確率が下がる。 つまりは、PB黒字化目標破棄に代表される、緊縮財政の放棄こそが、「自粛」という国民の行動を強化するのである。 緊縮財政を放棄した上で、中長期的には医療サービスの供給能力を強化し、傾きを緩やかにする(図の(2)、疫病恐慌曲線Cへの移行)。 なぜ、この順番なのかといえば、財政拡大は政治家の「意思」のみで可能であるのに対し、医療サービスの強化は投資と時間、蓄積が必要になるためだ。また、逆の順番、医療サービスの供給能力強化を先行させることはできない。何しろ、緊縮財政のままでは、政府はお金を使えない。というわけで、図の疫病恐慌曲線Dはあり得ない。 疫病恐慌曲線AをBに移動させるためにも、国民は早急に「貨幣」の真実を理解する必要がある。我々が使用している銀行預金、現金紙幣は、それぞれ市中銀行、日本銀行の「債務」である。貨幣は「誰かの債務」であることを知れば、「誰かが債務を増やせば、我々の手元の貨幣が増える」 という真実にたどり着く。 無論、一般企業(及び家計)が市中銀行からお金を借りれば、銀行預金という名の貨幣が増えるが、現在は第2次世界恐慌の入り口にいる。恐慌期、企業の投資はすさまじい勢いで減る。投資が減り、銀行からの貸出は急減。それどころか、融資の返済が増え、社会から銀行預金という貨幣が減少していく。貨幣は貸借関係の成立で「発行」され、貸借関係の解消と同時に「消滅」するのだ。 だからこそ、政府が債務を増やし、我々の保有する貨幣を増やさなければならない。難しい話ではなく、普通に国債を発行し、支出をすればいいだけの話である。すなわち、財政赤字の拡大だ。 財政赤字は、民間黒字。我々の手元に政府が貨幣を届ける作業なのだが、多くの国民は、なぜか「政府」の立場に立ち、「財政赤字が拡大すれば、国の借金が増える」 と、あたかも自分の債務が増えるかのごとく、騒ぐ。国民は、政府ではない。立ち位置を間違えると、政府が財政赤字を増やすと、「民間黒字が拡大し、我々の貨幣が増える」 という「国民としての立場」から見た真実に考えが及ばない。 20年以上も財政破綻プロパガンダが続き、「政府の負債=国民の貨幣」を人口で割り、「国民一人当たり800万円の借金!」 なる幼稚なレトリックに騙され続けた日本国民が、第2次世界恐慌に立ち向かえないのは必然だ。このままでは、我々は疫病か恐慌に殺される。 日本国民は早急に「貨幣観」の間違いを修正しなければならない。さもなければ、大げさでも何でもなく、多くの国民が命を落とすことになる。***************************************みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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社会 2020年04月13日 22時30分
過去を消した女たち 第5回 真理子(46) 昔のお客さんだった人にまたどこかで会うんじゃないか…
北海道の函館に、「一発屋通り」と呼ばれる、ちょんの間が建ち並ぶ場所があった。今から20年以上前のことだ。その歴史は古く、戦後直後から通りには春を売る女たちがいたという。 そんな一発屋通りが最盛期を迎えたのが1980年代から90年代にかけてで、それぞれのちょんの間には常時、5人から10人の若い女性がいたそうだ。気に入った女性を見つけた客は、店の2階か近くにあったホテルでことに及んだという。 私は10年ほど前に、一発屋通りに行ったことがある。しかし、当時、ほとんどの店は潰され、かろうじて2軒の店が営業しているだけで、あとは空き地となっていた。 店はおでん屋や小料理屋を装っていて、入った店の中には、角型のおでん鍋が置かれてはいたものの、中は空っぽだった。当然ながら、店のママは料理の注文など取らず、「遊んでいくか?」と尋ねてきたのだった。当時、すでに若い女性の影はどこにもなかった。 そうした店は現在、跡形もなく消え、どこにも面影は残っていない。 今回、私が話を聞いた46歳の真理子は、その一発屋通りにいた女性である。彼女はロングヘアの黒い髪を持ち、色白で、体型はほっそりとしている。 真理子は現在、東京で暮らしている。その理由は後ほどつづるが、まず一発屋で働き出した理由を聞いた。「私は北海道出身で、地元の高校を卒業して、とりあえず札幌に出ました。ススキノのキャバクラで働き始めたんです。そして、店のボーイに気の合う男の子がいて、付き合うようになりました。彼が函館の出身で、地元に戻ることになって、私もついていったんです。しばらくして、その彼とは別れたんですけど、函館の街が気に入り、1人で暮らし始めました。その時に、スカウトされたんです」 スカウトと聞けば、繁華街で声を掛けられたと思うが、真理子が声を掛けられたのは、なんと銭湯だった。「当時、風呂なしのアパートに住んでいて、毎日銭湯に通っていたんです。そうしたら、ある日、たまたま銭湯に来ていたおばさんに声を掛けられて、『男の人を相手にする仕事がある』と言われたんです。そのおばさんはそんなに悪い人ではなさそうだったので、働いてみることにしました」 客は、毎日ついたという。年齢は20歳の頃のことだ。 それから10年以上働いたが、真理子をスカウトしてくれたおばさんが店を閉めると言い出したので、彼女も風俗から足を洗うことにした。「私は無駄遣いをしなかったので、現金でマンションを買って、ほかに3000万円ぐらい貯金することができました。私の家は母子家庭だったので、母親に仕送りしたりするぐらいしかお金は使いませんでした」 結婚歴がなく、現在も独り身の真理子。風俗からきっぱり足を洗った後は、温泉旅館の仲居に転身した。「人と話したりするのがあまり苦にならないので、向いていたんだと思います。旅館でも10年ぐらい働きました。そのまま働いていてもよかったんですけど、あることがきっかけで辞めたんです」 あることとは、母親と一緒に出かけた時に起こった。「お客さんと街で会ってしまったんです。仕事を辞めて1年ぐらい経った頃、母親に中古車を買ってあげようと、評判のいい中古車屋さんに行ったんです。そこで応対してくれたのが、ちょんの間で働いていた時によく来てくれたお客さんだったんです」 まさか、会うとは思っていなかった真理子は、激しく動揺したという。「母親と一緒でしたし、びっくりしましたけど、表情にも出せないし、お久しぶり、なんて言うわけにもいかないじゃないですか。向こうも気付いていたはずですけど、初対面のふりをしました。車は気に入ったんですけど、その店で買うと住所や名前もバレちゃうから、話だけ聞いて帰りました。後で、その店のことを調べたら、その人が社長でした。お客としても丁寧な人だったので、店の評判がいいのには納得しましたね」 その出来事の後、彼女の心の中に、小さな不安が芽生えた。「旅館で働いている時はそんなことはなかったので、昔のお客さんと会うなんて想像していませんでした。車屋さんの社長さんに会ってから、また誰かに会うんじゃないかと思うようになったんです。何だかんだ言って、函館は小さな町なので、いつかは人に知られてしまうと思って、東京に出てきました。東京だったら見知らぬ人しかいませんし、気が楽になりました」 それでも、風俗で働いたという過去は、いつまでも彼女について回る。東京で誰にも会わないという保障はない。「そうですよね。万が一、生活圏の中で誰かに会っちゃったら、またどこかに引っ越すと思います」 風俗で働いた過去を、さらけ出すことを厭わない女性もいるが、真理子のように後ろめたさを引きずっていく女性の方が大多数を占めるのではないか。 堅実に貯金をし、今のところ何不自由ない生活を送っているようにも見える真理子。しかし、改めて、風俗で働くということは、その後の人生に重くのしかかってくるということを思い知らされた。
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社会 2020年04月13日 21時30分
特効薬が見つからないNHKコロナウイルスの余波
東京五輪2020が来年7月に延期になったことで、天下のNHKが大混乱に陥っているという。「東京五輪が来年7月開催になり、番組編成表にポッカリと大きな穴が開いてしまった。民放局とは違い、NHKは約1000時間分の放送枠を確保していた。結果、7月、8月は別の番組コンテンツを作って放送しなければならなくなったんです」(局幹部) 通常の体制時であれば、天下のNHKにとっては何ら造作もなかったに違いない。ところが、世界中を震撼させている新型コロナウイルス騒動によって、想定していなかった事態に直面しているのだ。「収録ですよ。1000時間分の番組を作るなんて、我々の組織規模からしたら大したことではありません。だが、コロナでロケやスタジオ収録が基本、できなくなってしまった。これには本当に参った。どんなに経験豊富なスタッフが揃っていても、コロナ感染の前では無力だからです」(NHK制作プロデューサー) すでにNHKは一連の新型コロナウイルス感染騒動を理由に大河ドラマ『麒麟がくる』と連続テレビ小説『エール』の収録を当面見合わせることを発表した。もともと、『麒麟〜』に限っては東京五輪とパラリンピックの開催期間中、計5回分を休止し、放送回数は全44回を予定していた。「『麒麟〜』といえば、織田信長の正妻となる帰蝶役で出演予定だった沢尻エリカが昨年、麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたことで撮り直しを余儀なくされ、現場が大混乱に見舞われた。最近、ようやく沢尻出演分を消化し通常の収録ベースに戻ったところだった。そこに今度はコロナによって収録が中止になってしまった。しかも、東京五輪延期が重なったことでプラス何回分か都合をつけなければならない。まさに地獄です」(業界事情通) さらに、NHKにとって致命傷となっているのが政府や民放の反対を押し切り、半ば強引にスタートさせたテレビ番組放送と同時にインターネットを流す新サービス『NHKプラス』。「すべては東京五輪があったから成立する話だった。現在、NHKは総力を挙げて過去の番組の再編集、海外ドラマや映画の買い付けに奔走している。そうそう、問題の『麒麟〜』はもはや大赤字だ。通常、大河は1話あたり1億円の制作費だが、『麒麟〜』は1本1億5000万円ベースの大赤字となる計算だ。何だかんだでNHKは五輪延期とコロナ騒動による収録中止で計1000億円近い赤字を作るのでは…という噂も出ています。早くも受信料を値上げして補填するなんて話も出ている」(制作関係者) NHK局内で受信料値上げが“集団感染”しそうだ。
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社会 2020年04月13日 19時00分
神奈川県医師会、コロナ問題「専門家やコメンテーターにごまかされないで」と呼びかけ 称賛集まる
神奈川県医師会の菊岡正和会長が、県民に向けて「お願い」を発表。その内容に納得と称賛の声が集まっている。 菊岡会長は「侮らないで」と呼びかけ、「連日の報道で、親も子供もストレスで大変ですとマスコミが取り上げています。だから、ストレス発散のために、外出したいという気持ちもわかります。爆発的な感染拡大に若い人たちに危機感はないのは当然かもしれません。若い人は感染しても比較的軽症ですむとの報道があるからです。しかし現実は違います。若い人でも、重症化して一定数以上は死亡するのです。現実を見つめてください」「今は我慢する時なのだということを、ぜひ理解してください。出来るだけ冷静に、そして自分を大切に、そして周囲の人を大切に考えてください」と呼びかける。 また、「ごまかされないで」として、「この新しい未知のウイルスに、本当の専門家がいません。本当は誰もわからないのです。過去の類似のウイルスの経験のみですべてを語ろうとする危うさがあります。そして専門家でもないコメンテーターが、まるでエンターテインメントのように同じような主張を繰り返しているテレビ報道があります」と記述。 続けて、「視聴者の不安に寄り添うコメンテーターは、聞いていても視聴者の心情に心地よく響くものです。不安や苛立ちかが多い時こそ、慎重に考えてください。実際の診療現場の実情に即した意見かどうかがとても重要です。正しい考えが、市民や県民に反映されないと不安だけが広まってしまいます。危機感だけあおり、感情的に的外れのお話を展開しているその時に、国籍を持たず、国境を持たないウイルスは密やかに感染を拡大しているのです」とコメンテーターに苦言。 さらに、「さっさとドライブスルー方式の検査をすればよいという人がいます。その手技の途中で、手袋や保護服を一つひとつ交換しているのでしょうか。もし複数の患者さんへ対応すると、二次感染の可能性も考えなければなりません。正確で次の検査の人に二次感染の危険性が及ばないようにするには、一人の患者さんの検査が終わったら、すべてのマスク・ゴーグル・保護服などを、検査した本人も慎重に外側を触れないように脱いで、破棄処分しなければなりません。マスク・保護服など必須装備が絶対的に不足する中、どうすればよいのでしょうか。次の患者さんに感染させないようにするために、消毒や交換のため、30 分以上 1 時間近く必要となります。テレビなどのメディアに登場する人は、本当のPCR検査の実情を知っているのでしょうか。そして、専門家という人は実際にやったことがあるのでしょうか」と再度苦言を呈す。このほかにも、医療関係者への偏見を止めるよう促すなど、現場に携わる医師として、「切実な訴え」が述べられていた。 この「お願い」はネット上で拡散され、「神奈川県民だけではなく全国民に向けたもの」「医療現場の声が詰まってる。貴重」「テレビに出ているコメンテーターや専門家がいかにいい加減かわかった」と、称賛の声が相次いだ。 新型コロナウイル感染報道については、「いたずらに恐怖を煽っている」「批判ばかりで不愉快」という声がある。医師会のような実際に医療の現場で戦っている人物の声を取り上げ、理解や協力を呼びかけることが、今求められているのではないだろうか。文 神代恭介記事の引用について公益社団法人神奈川県医師会神奈川県民医師会からのお願い https://kanagawa-med.or.jp/images/about_coronavirus.pdf
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社会 2020年04月13日 18時00分
コロナ終息衆院解散、東京都知事「7・5」ダブル選挙が浮上
東京五輪が新型コロナウイルスの猛威により延期が決定した。さらに東京を中心に新型コロナウイルス患者が急増しロックダウン、いわゆる首都封鎖の足音も忍び寄っている。 政府は3月26日までに新型コロナウイルス感染症対策本部を設置した。緊迫度を増す中、永田町では早期解散、東京都知事選とのダブル選挙説が急浮上している。なぜ、このタイミングなのか。全国紙政治部官邸キャップが明かす。「3月25日、自民党の二階俊博幹事長が都内で行った講演で年内解散の可能性について『当然ある』と述べ、解散風に一気に火がつきました。問題はいつやるかのタイミングです」 安倍首相周辺で囁かれ始めたのが、7月5日投開票、そう、五輪開催で当初の予定より早まった都知事選とのダブル選挙だ。二階幹事長側近が言う。「実は、安倍首相と小池都知事は3月5日に極秘会談しているのです。5日というのは全国一斉休校(3月3日)が始まった直後だ。もっとも、新聞などが毎日掲載している『首相動静』には『小池』の『小』の字もない。番記者の目を完全に欺いた、まさに極秘中の極秘会談だったのです。そこで2人は『五輪延期』に合意したといわれている」 そして、「五輪延期」合意とともに、さらなる密約が交わされたという。「IOCのバッハ会長を五輪延期で説得する話と同時に、安倍首相は都知事選で小池氏を全面支援することを約束した。その上で自民大勝を狙い都知事選と総選挙のダブル選を仕掛けることを漏らしたのです。もちろん、その場で2人が確認し合ったのは、何が何でも都知事選告示の6月18日、7月5日投票日までに新型コロナを制圧することが必須条件となった」(同) 都知事選とのダブル選挙という早期解散が安倍首相にとって、いかにプラスになるかについて別の政治部記者が解説する。「一番の利点は、早期解散なら確実に勝利できるということ。というのも、コロナ対策で連日前面に出ている安倍首相の支持率は上昇している。小池氏と密談した3月5日時点で3月の最新世論調査結果は出ていなかったが、一斉休校や水際対策など次々と『よくやった』という反応が官邸に寄せられていた。安倍首相は支持率が確実にアップしている手応えを感じ始めた。実際、内閣支持率は軒並みアップし、3月のFNN(フジテレビ系)世論調査では、ポスト安倍候補として安倍首相自身が石破茂元幹事長を抑えて久々にトップに返り咲いたほど」 小池都知事の人気はどうか。「2017年の総選挙で小池氏は、新党をつくり、中央政界を牛耳る野望が『排除する』発言で大失敗した。これに懲りた小池氏は地道な都政を展開する一方、一度、壊れかけた公明党とも関係を修復した。これが功を奏し、再選に向けて公明党はいち早く『小池支持』を打ち出し、安倍首相の背中を押したのです」(同) 東京五輪関連でいえば、マラソンコースの札幌移転問題でIOCと対決し、都民から支持された。「ロックダウン」という失言はあったものの、新型コロナ対策でも闘う姿勢を猛アピールし、存在感を示している。「コロナの追い風で4年前の都知事選から対立していた自民党都連も小池再選支持で矛を収めざるを得なくなった。機を見るに敏な官邸周辺からもダブル選の極秘シミュレーションが漏れ始めたのです」(自民党幹部) 極秘シミュレーションとは、(1)東京五輪延期(2)政府が新型コロナ対策で緊急事態宣言を出す(3)60兆円規模の空前の緊急経済対策(4)コロナが終息方向へ向かえば、消費税減税を含め税制改正(5)国難突破解散をぶち上げ6月解散、7月5日に都知事選とダブル選挙を強行する、ことだ。「コロナ禍で世界経済はガタガタだ。米国を筆頭に時間が経てば経つほど、世界大不況は深刻になっていく。だから安倍首相は日本経済がグチャグチャになる前の早期解散を急ぐわけです」(同) 選挙準備で野党は足並みを揃える気配がない。刻一刻と経済が悪化している中で、次々とコロナ対策を出しダブル選挙を押し切れば、安倍首相と小池都知事の権力は盤石なものとなる。その後、安倍首相は岸田政調会長へ政権を禅譲しキングメーカーとして君臨する…。 障壁は、自民党内でマグマのように溜まりつつある不満どう解消するかだ。政界消息筋が語る。「安倍首相側近といわれた萩生田光一文科相をはじめ、文科省関係者は一斉休校時、結果論を後で知らされ蚊帳の外状態だった。休校の筋書は官邸のラスプーチン、今井尚哉総理補佐官ら経産省主導です。党内からは『唐突』『独断』と一斉に不満の声が上がった。森友学園事件の財務省職員の自殺遺書や、河井克行・案里夫妻の選挙違反にも党内で不満が溜まっており、爆発寸前ですよ」 先の自民党幹部が続ける。「コロナ終息による解散総選挙の党公認を、安倍首相と二階幹事長は一手に握るわけですから抵抗勢力などできるわけがない。不満を持つ党内分子には公認と党からの選挙資金援助で揺さぶれば、不満分子も口を閉ざしますよ。早期の解散は党内を一枚岩にして岸田政調会長へ禅譲するにも有利に運ぶ」 最大の焦点はコロナ禍を5月までに制圧できるかだ。安倍首相と小池都知事の運命は“この1点”にかかっている。
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社会 2020年04月13日 17時00分
みひろのほろ酔い晩酌グルメ 燻し但馬牛
燻し但馬牛 内容量:50グラム 価格:896円(税込) 煙神 https://www.rakuten.ne.jp/gold/enjin-kannabe/ 今年の桜は早咲きでしたね。外でワイワイ飲んでは食べるお花見は、自粛してほしいということでしたが、皆さんは桜を楽しむ時間はありましたか? わたしはというと2年前に購入した桜の盆栽が、去年よりもつぼみが小さくて、まだ咲いてないのです。もしかして咲かないのか…と、ちょっと心配しています。おうちでお花見して、お友達とひれ酒やおつまみ作って家飲みしたい! そんな目的で購入したのに、いっこうに咲きません。遅咲きだと信じて水やりを毎日します!! 桜は咲かずとも、今日も今日とて晩酌をしてまいります。今宵の晩酌のお供は、煙神さんの「燻し但馬牛」でございます! とっても色鮮やかな赤色のサシがきめ細かに入っていて、見ているだけで生唾ゴクッとなっちゃいます。しかも、1枚がとっても大きくて、わたしの顔の半分くらいはあるんです! 一見すると、まるで生肉のようにも見えるんですが、ちゃんと薫製調理されているので、このままいただけちゃうんです。燻製の芳ばしい香りもよくて、食欲と呑み欲をそそります。 早速いただいてみると、燻製香が鼻を抜けていき、但馬牛の濃厚な旨みを感じられます。なんて説明したらいいか、但馬牛の生ハムのような感じとでも言いましょうか。 しっとりとジューシーさがあって、噛めば噛むほどにジュワッジュワッと甘さが感じられて、最後にはほのかに燻製の香りが残るんです。この余韻が幸せすぎて、病みつきになります! この燻し但馬牛には、赤ワインを合わせていただきました。ワインの渋みと、但馬牛の甘みが相性抜群で、あっという間に完食してしまいましたよ。これは間違いなくリピート確定ですね。 ちなみに、こちらの燻し但馬牛は保存料や着色料は使用しておらず、一つひとつ手作りにこだわっているので、量産はしないんだそうです。ということは、ちょっと多めに確保しておこうかな…(笑)。 煙神さんは色んな種類の燻製を扱っているので、来週は焼肉で大人気のあの部位の燻製をいただこうと思います。ぜひ、楽しみにしていてくださいね。それでは、来週もこのページでお会いしましょう!***************************************PROFILE●1982年5月19日生まれ、新潟県出身、血液型A。T153、B82・W59・H84。趣味はショッピングと体の手入れ。「新みっひーランド みひなな食堂」がスカパー!で放送中。
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社会 2020年04月13日 13時00分
コロナ禍に夫婦そろってのKYぶりを露呈した安部首相
安倍晋三首相(65)が12日、公式SNSに、俳優で歌手の星野源(39)がインスタグラムに投稿した楽曲「うちで踊ろう」の動画への“コラボ動画”を投稿。その内容に対して批判が巻き起こっている。「うちで踊ろう」は、星野が今月3日、「家でじっとしていたらこんな曲ができました。誰かこの動画に楽器の伴奏やコーラスやダンスを重ねてくれないかな?」とインスタグラムに動画を投稿。すると、俳優の大泉洋(47)や女優の高畑充希(28)、タレントの渡辺直美(32)らが呼びかけに応えてコラボ動画を公開して話題となった。 安倍首相は、星野がギターを手に歌う動画とともに、カジュアルな服装で愛犬を抱いたり、お茶や読書を楽しんだり、テレビを眺めるなどくつろいでいる姿の動画を投稿。「いつかまた、きっとみんなが集まって笑顔で語り合える時がやってくる。その明日を生み出すために、今日はうちで…。皆様のご協力をお願いします」となどとツイートした。 これに対し、ネット上では「安倍ほど無神経極まりない人物を見たことがない」、「星野さんを困らせないであげて。安倍のせいでせっかくのチャリティーソングが台無し」などと“政治利用”したことに対する批判が殺到した。「安部首相の昭恵夫人といえば、3月末に発覚した花見問題で大バッシングを受けた。安部首相は休みなら家で大人しくしていればいいのに、余計な動画を投稿。新型コロナウイルスの感染拡大に対しての後手後手で的外れな対応で批判を浴びている中、あまりにもうかつだった」(永田町関係者) 庶民感覚のない夫婦だが、とんでもない時期にそろってKYぶりを露呈してしまった。
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社会 2020年04月13日 12時00分
新世相風俗レポート 元アイドルらがナマ告白「パパ活SEX」
“パパ活”とは、女性が食事やデート、セックスの対価として、お金を援助してくれる男性(パパ)を求める活動のこと。 食事やデートのみというケースもあるようだが、セックスが絡んでいるケースがほとんどで、愛人契約や援助交際とほぼ同義。今回、3人の女性がパパ活の生々しい実態を語ってくれた。 1人目に紹介するのは「パパ活はやってるけど、うまくやれていないというのが現状ですね…」と嘆く、元アイドルの中島文子さん(29歳、仮名)。小柄で巨乳、戸田恵梨香似の彼女がパパ活を始めた理由は、“借金の返済”だという。「18歳から25歳までアイドルをしてましたが、全然売れませんでした。常にお金がなくて、ガールズバーやキャバクラで働いたけど、大した稼ぎにもならないのにストレスだけが溜まっていった。それでたまたま行ったホストにハマって、気付いたらソープで働いていました。典型的ですよね」 ソープで働き始めの頃は、新人ということもあり指名が入ったが、在籍して2カ月が過ぎた頃、出勤しても客につかせてもらえない…いわゆる、お茶っぴき状態が続く。「前は出勤すれば10万ほど稼げてたので、ホストはツケで飲んでたんです。でも、お茶を引く日が続くようになって、ツケが200万も溜まって…とてもこのままじゃ返せない。それでソープと並行してパパ活を始めました。友人のグラドルがパパ活ですごい稼いでいたので、私もアイドルだし、肩書きで稼げるかなって」 こうして200万円の借金を返すために交際クラブに登録してパパ活開始。しかし、パパからのオファーは思ったよりも少なかった。「交際クラブのホームページにプロフィールを載せて、パパが『この子に会いたい』って思えばオファーが来るんですが、全く反応がない。こんなにこないものかとクラブの人に相談もしたんです。言葉を選んで話してくれましたが、アイドルとはいえ知名度がないとあんまり意味がない、と。私クラスの“アイドルもどき”は、いくらでも登録しているらしいです」 アドバイスを受け、プロフィール写真を撮り直したりしたところ、月に1、2回のオファーが来るようになった。だが、文子さんはチャンスを活かしきれなかった。「せっかくのオファーだと思って、がっついちゃったんです。相場はセックス込みで5万くらいとクラブの人に聞いてましたが、私は毎回10万で交渉してました。その場でパパに『君は自分のことがよく分かってないね』って言われたこともあります。カッとなって、元アイドルだし、10万円くれなきゃ絶対やらないって主張しましたが『よくて4万の価値しかない』って苦笑いされました…。私はアイドルとしてのプライドというか、何かが捨てきれてなかったんでしょうね」 背に腹はかえられず、その男と4万円でセックスした文子さんだが、2回目はないどころか、着信拒否にされてしまったそうだ。文子さんは、たまに契約してくれたパパがいても2回会えたらいいほうだという。 パパ活は継続させなければ安定収入につながらない。「エッチは求められたことをしてました。目隠しや首絞めなんて余裕だし、チップをくれるならオシッコだって飲むし、ノーパンで待ち合わせや、野外セックスもOKしました。それでも続くパパはいません…。元アイドルでちょっとオッパイがあるぐらいじゃ、需要がないって実感しました」 現在、固定のパパは1人いるが、「月に1回3万しかくれない」そうだ。最近では出会い喫茶にも週2で通い、アプリでもパパを探している。「歌舞伎町の出会い喫茶で相手を探しても1回エッチして1万5000が相場だし、交際クラブも前よりもオファーはない。アプリは冷やかしや詐欺、バックレもあるのでアテにならない。パパ活は簡単に稼げると思ってましたが、甘かったです…」 文子さんは最近、昔のファンにSNSで連絡して、パパになってもらうと考えているという。★海外案件は1日で100万円 2人目に紹介する大橋由美子さん(34歳、仮名)は、パパ活が本業で月100万〜150万円稼ぐツワモノだ。見た目は石原さとみ似の美人だが、パパ活市場は20代女性が多い。34歳は苦戦を強いられる気がするが…。「それが意外とニーズがあるんです。パパ活は、お金持ちのオジサマと20代の若い子って思ってる人が多いけど、そうでもない。若い子しか興味ない人もいるけど、30歳を超えた女性しか無理な人もいます」 あまりに年の差があると、はたから見てあたかも「パパ活だ」と思われるのを危惧し、あえて落ち着いたOL風の女性を選ぶパパは一定数いるという。彼女がパパ活を本業にしている理由を聞いてみた。「シンプルに稼げるし、効率がいいからですね。大学時代から会員制クラブやキャバクラで働いてたんですが、結構な太客がいると枕(営業)してたんです。水商売でも100万くらいは稼げましたが、稼働時間が長すぎる。だったら、パパ数人の相手をしてた方が楽なんですよね」 現在、由美子さんの固定のパパは4人。報酬は、2年目になるパパは週1回お泊まりして月60万円、他の3人は1回会う度に10万円だという。 効率を重視する由美子さんが、最効率だと断言するのが“海外案件”だという。「海外からVIPがきたり、こっちから海外に出向いたりするんですけど、報酬は最低でも1日20万。最高100万いただいたこともありました。海外の人はセックスが淡白なんで楽ですね。日本人みたいにしつこくディープキスしてきたりもない。終わったらすぐ帰ってくれるし、チップも必ずくれるんです」 チップだけでも「10万はもらえますよ」というだけあって、この海外案件は女性の参加するハードルがかなり高い。参加者の中には名前のあるAV女優やタレントの卵も参加しているという。倍率は毎回軽く20倍以上。容姿端麗なのはもちろんのこと、プラスアルファが必要だ。「海外ではAV女優がとにかく人気なんで、特に単体の有名なコは喜ばれますね。私は英語が話せるのと、日本人顔で黒髪だからいいみたいです。それでも、年2、3回行けたらいいほう」「安定して月に1回行ければ固定のパパは切ってもいい」と、最後までパパ活で効率を求める由美子さんだった。★彼氏よりパパとのSEXが好き 3人目に紹介するのは「周りの子がみんなやってるパパ活は、バイトの一貫です」と語る斎藤芽実さん(21歳、仮名)だ。 芽実さんは埼玉出身で、都内の美容専門学校を昨年卒業。学生時代は地元から通っていたが、就職と同時に都内でひとり暮らしを始める。月収18万円で家賃7万5000円のワンルームに暮らすため、余裕のない生活を送っていた。「近くのサロンで働く友人が大して給料も変わらないはずなのに、いつも高い洋服を着てブランド物も持ってる。不思議に思って聞いたら、パパ活をしてるって言うんです。だったら、私もやってみようかなって。風俗で働くのは抵抗があったけど、パパ活はやってる子が多かったから平気でした」 芽実さんがパパ活で稼ぐ金額は月40万円ほど。稼働は基本的に月4回で、1日長くても7時間以内という。「今は継続のパパが4人いて、月1回ずつ会います。食事してからホテルでセックス。それで10万円です。それ以外にも、交際クラブから新規のオファーがあれば、顔合わせには行きます。顔合わせではご飯だけでも1万円は貰えるし、セックスまでいけば最低でも5万は堅いかな」 この収入に加え、パパが身の回りの物をすべて買ってくれるそうで、毎月30万円近く貯金できるほど生活に余裕ができたという。「元々、安くてかわいい服が好きだったんですが、パパの中には『俺色に染めたい』って人も多くて、ハイブランドで上から下まで買ってくれたりするんです。だからあんまりお金がかからないんですよね。自分で買うのは化粧品くらい」 特に苦もなくパパ活で稼いでいる印象の芽実さんだが、パパから気に入られるコツはあるのだろうか。「相手の立場になって『また会いたい』って思わせるような努力はしてますね。ただ単にエッチするだけじゃあ寂しいかなって。毎日LINEしたり、『好き』とかも送りますね。外では離れて歩くけど、2人きりになった瞬間にすごくイチャイチャしたり。年上のサラリーマンの彼氏もいますが、最近はパパといる方が楽しい。お手当を貰えるっていうのもあるけど、デートもエッチも紳士なんですよね〜(笑)。それにエッチは彼氏より全然うまいから、パパとする方が気持ちいい。彼氏とエッチする方が気が重いです」 結婚するまではパパ活を続けると豪語する芽実さんは、「パパ活で1000万円を貯めるのが目標」と満面の笑みで語った。 今回、話を聞いたパパ活女子3人は、稼いでる2人と、全く稼げない元アイドルという、明暗が分かれる結果となった。 パパ活女子を30人以上取材してきた女性ライターは「パパ活は世間が思っているより稼げない」と指摘する。「パパ活という言葉が浸透したことによって、女性がパパ活を始めるハードルが下がっている。そのため、パパの数に対して女性が多すぎる。パパ側は選びたい放題ですが、売り手は余っているのが現状で、9割の女性は稼げてない。反対に、稼げる人はすごい稼げる“格差”が生まれています」 新型コロナウイルスの影響で収入が減った女性が、パパ活を始めるケースもでてきている。パパ活の格差はまだまだ広がりそうだ。
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社会 2020年04月13日 06時00分
田中角栄「怒涛の戦後史」(22)元防首相・橋本龍太郎(上)
「小沢(一郎)は、ナタの魅力だ。黙々と仕事をして、やるときにはドスンと決断する。一方の橋本(龍太郎)は、カミソリだな。頭脳明敏、スパッという切れ味が魅力」 田中角栄は、門下から逸材を輩出した。その関係の濃淡を別にすれば、首相に竹下登、羽田孜、小渕恵三、麻生太郎、鳩山由紀夫、そして橋本龍太郎と、じつに六人を送り出している。首相以外でも、小沢一郎、梶山静六、渡部恒三、野中広務など、政界の第一線で活躍した人材を多く育て上げたことが知られている。日本政治史の中で、そうした人物は一人としていない。 特徴的なことは、そうした人材の中に「二世」が多く含まれていることであった。前出の面々で言えば、羽田、小渕、麻生、鳩山、橋本、小沢がそうである。 背景は、門閥などまったくなしの叩き上げとして政界入りした田中が、「保守本流」の中軸たる吉田茂元首相の門下にもぐり込み、そこで多くの政治家との親交を得たことにある。その子息たちが前出の面々ということだった。田中の中には、そうした“由緒”に対する漠然とした憧れがあり、「二世」をかわいがった側面もあったと思われる。 しかし、炯眼の田中は、そうした「二世」たちを決して猫かわいがりで育てたわけではない。その中で、将来、とくにこの国をけん引していく人物と睨んだのが、小沢と橋本の二人であった。冒頭の言葉は、田中のその“人物評”ということである。この二人について、小沢は手元に置いて政治を教えたが、橋本には自由な羽ばたきをさせた。 そうした中で、案の定と言うべきか、橋本は田中が見抜いた明敏な頭脳と、そのうえで勉強家であること、筋が通らぬことは誰であっても譲らず反論するというケンカっ早さと鼻っ柱の強さで、早々と自民党に「橋本あり」を認知させていったのだった。 陣笠代議士としての永田町での異名は「風切り龍太郎」で、由来は怖いものなしで、肩で風を切って歩く威勢のよさから来ていた。そのあたりのエピソードに関しては、往時の政治部記者の次のような証言がある。「橋本が議員バッジをつけて間もなく、自民党本部の職員に組合がないことに気がつき、先輩議員に『今の社会で、これはおかしい』と食い下がったら、『キミ、余計なことは言わんでいいんだッ』と一喝された。 また、衆院の副議長と常任委員長の人事問題がこじれ、与野党対立で国会が空転したときも同様だった。このときもベテラン議員を前に『これは時間の空費だ。話し合いがダメなら、多数決の原理というものがある。投票で決すべしでしょう。国会はじつにバカバカしい時間の使い方をしている』とやって、やはり『おまえは黙っとれッ』と叱られた。しかし、叱られても橋本本人はシャアシャアとしていた。若いが度胸は相当と言ってよかった」★角栄「一の子分」を自認 橋本は吉田茂内閣で厚生大臣や文部大臣を歴任し、硬骨漢として知られた橋本龍伍の長男として生まれた。龍伍は、日頃から「政治とは弱い人を助けるためにある」を口癖にしており、龍太郎は、子どもの頃からそれをよく耳にしていた。その後、麻布中・高を経て慶應義塾大学法学部政治学科を卒業、当時の呉羽紡績に入った。 血の気の多さは麻布高校時代からで、チンピラと立ち回りをして、ナイフで目の下を切られたこともあった。後年、橋本の左眼の下には、薄っすら傷跡が残っていたものである。呉羽紡績では全繊同盟の組合員となり、民社党候補の応援に駆けずり回った“元気者”であった。 その父・龍伍が甲状腺腫というガンで他界したことで、後継に選ばれたのが龍太郎であった。もともとは、龍伍の〈岡山2区〉(旧中選挙区制)を継ぐのは異母弟の大二郎(NHK記者からテレビキャスター、高知県知事を歴任)と決まっていたが、当時はまだ高校生で、お鉢は弱冠25歳、被選挙権を得たばかりの兄・龍太郎に回ってきたということだった。 昭和38(1963)年11月の総選挙で、橋本は父親の後援会約4万人をバックに“弔い合戦”に挑んだ。選挙では、亡き父の遺志である「福祉国家の建設」を掲げた。その戦いぶりについては、地元記者のこんな証言が残っている。「甘いマスクのうえに、髪は映画スターよろしくリーゼント・スタイルでキメて登場したからたまらない。橋本の行く先々は、若い女性がこの若武者を一目見んものと、常に押し合い、へし合いだった。握手をした途端、感激して腰が抜けて立てなくなった女性もいた。ホントの話です。 しかし、演説はヘタクソだった。話が堅すぎて反応はイマイチ、とてもいけんかった。そのうえ集まった女性を後援会が調べてみると、大半が選挙権を持たない未成年で、後援会幹部は『これでは票が読めない』と嘆いていたものです」 時に田中は佐藤(栄作)派の中堅だったが、第2次池田勇人内閣で大蔵大臣に抜擢されたばかりだった。一方、橋本はこの“初陣”選挙で、堂々の2位当選を飾った。 その橋本が、田中の「一の子分」を自認するのは、初当選から6年後、田中の幹事長時代に起きた“ある出来事”からであった。あの鼻っ柱の強い橋本が、田中の恩情に人目をはばからず号泣したのだった。(本文中敬称略/この項つづく)***************************************【著者】=早大卒。永田町取材50年のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『愛蔵版 角栄一代』(セブン&アイ出版)、『高度経済成長に挑んだ男たち』(ビジネス社)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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