社会
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社会 2009年07月25日 15時00分
東京入国管理局30代職員を盗撮で停職3カ月
レンタルビデオ店で女性客のスカート内を盗撮しようとしたとして、東京入国管理局は24日、同日付で30代の入国警備官男性を停職3カ月とする懲戒処分を発表した。 同局によると、この警備官は7月4日夕、さいたま市の自宅近くのレンタルビデオ店で女性客のスカートの中を盗撮する目的で携帯電話をかざした。他の客が不審な行動を発見、店からの通報で駆け付けた警察官に任意同行を求められ、「4年以上前から駅などで数十回盗撮しました」などと犯行を認めたという。 携帯電話にこの女性の画像は残っていなかったが、自白した“余罪”の画像はばっちり残っていた。 しかしパンティー画像だけでは被害女性を確定できず、この日の被害女性も関わり合いになりたくないなどとしたため、刑事処分なしで釈放されたという。 「まじめな男で盗撮するタイプとは思えなかった。入管法違反の摘発に従事し、多忙で深夜におよぶこともあったためストレスをため込んで盗撮に走ったらしい。本人は『売買目的ではなく盗撮じたいに興味があった』と打ち明けている」(同局職員) 逮捕を免れた盗撮魔に停職3カ月の大甘処分。大いに反省しているというが、痴漢冤罪ですべてを失う男性がいることを考えると、世の中不公平だ。
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社会 2009年07月24日 15時00分
麻生首相“鉄砲玉”作戦、反麻生派陣営に応援押し売り
8月30日投開票の衆院選で応援要請ゼロも噂されていた麻生太郎首相をめぐり、自民党内で屈辱的な“仰天起用法”が囁かれている。わざと反麻生派の選挙区に押しかけ、得票数を減らすプラン。下野は避けられないとみて、せめて、中途半端に牙をむいた“戦犯”を一掃しようという狙いだ。まるで敵陣に飛び込む鉄砲玉ではないか。 選挙戦で「おわび」を余儀なくされる首相は本格的な遊説日程が組めない状況。25日に仙台市内のホテルで開かれる党宮城県連主催の政経セミナーで講演することが23日決まったが、市長選中のため街頭演説は行えず、一般の有権者を対象にした「第一声」は後日に譲ることになった。 首相周辺は自民党両院議員懇談会での“涙の訴え”が好感され「約50カ所から応援要請が来ている」と強調するが、党内では「反麻生で動いた議員の選挙区に応援に行き、票を減らして落選させればいい」(党幹部)などと際どい冗談も飛び交うのが実情。永田町関係者は「反麻生派の滑り込みセーフ(当選)だけは許せないはず。どこまで本気か分からないが、実行すれば歴史に残る“妨害工作”になるだろう」と指摘した。 確かに、反麻生派はさんざん首相をコケにしておきながら、最後は腰くだけに終わった。中川秀直元幹事長は首相に握手まで求めたほど。麻生降ろしを仕掛け、政権支持率を低落させた責任はきっちり取らせたい。その気持ちは分からないでもないが、首相にはこれ以上ない屈辱である。 選挙戦をめぐる自民、民主両党トップの動きは対照的だ。押せ押せムードの民主党、鳩山由紀夫代表は地方遊説で政権交代を訴える空中戦を展開。逆風に苦しむ麻生首相は街頭に立たず地道に業界団体回りを続けている。 鳩山氏は23日も埼玉県所沢市で街頭演説。「こんなに大勢の皆さんに期待をもってお集まりいただいている。この国の政治を変えようじゃありませんか」と精一杯の声を張り上げ、演説後は詰め掛けた聴衆の握手攻めにあった。 一方、首相は前日に続き、午前から都内の日本電機工業会や日本船主協会などを訪問。全国漁業協同組合連合会幹部との懇談では、原油高対策に取り組む考えを示し「浜の小さな一票一票が助けてくれるんだ」と支持を求めた。 鳩山氏は自身の政治資金収支報告書虚偽記載問題を抱えているとはいえ、衆院解散直前まで「麻生降ろし」の内紛を続ける自民党を横目に香川、徳島、沖縄、神奈川などを遊説。追い風を実感しながら今週後半も埼玉や大阪で支持を訴える。
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社会 2009年07月23日 15時00分
横峯パパ逮捕危機!?/きょう発売の「週刊文春」「週刊新潮」が報じる
さくらパパこと民主党の横峯良郎参院議員(49)が絡んでいるとする恐喝事件をきょう23日発売の「週刊文春」「週刊新潮」がともに報じ、永田町に激震が走った。 両誌の記事を総合すると、事件が発生したのは6月12日のこと。渋谷区内の飲食店「K」に複数のプロレスラーらが「バイトに来た」などと突如押しかけ、刺青をみせながら暴言を吐くなど長時間居座った。嫌がらせは数日間続き、最終的に売上金計30万円以上を脅し取ったとして警視庁代々木署に恐喝容疑で逮捕されたという流れだ。 被害届を出したのはKのオーナー。横峯氏はこのオーナーと、恐喝を指示したとされる同店の共同オーナーとそれぞれ同郷で顔見知りだった。オーナー間には店の売り上げをめぐる金銭トラブルがあったという。 横峯氏は共同オーナー側に立って“恐喝軍団”を送りこんだ疑惑を両誌にぶつけられ、完全否定している。共同オーナーからバイト紹介の依頼を受け、間を取り持っただけだという。 文春の取材に横峯氏は、「事件はでっち上げ」などと指摘。新潮には逮捕劇を「異常な捜査」などと憤慨している。 西松建設事件とはレベルが違うにせよ、麻生首相の自爆解散直後に明るみに出た怪事件。永田町関係者は「横峯議員の脇の甘さは今に始まったことではないが、タイミングが良すぎる。なんかキナ臭いよな」と深読みしていた。
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社会 2009年07月23日 15時00分
鳩山邦夫元総務相“指に包帯ぐるぐる巻き”の真相
今後の去就に注目が集まる鳩山邦夫元総務相(60)は22日、都内で米ハリウッド映画の試写会に出席し、左手中指にナゾの包帯をまいて報道陣の前に登場した。麻生首相と日本郵政人事をめぐって激突し、政権支持率急落を招いた経緯などから8月30日投開票の衆院選では自民党離党などの噂がにぎやか。邦夫氏は離党説を否定し、包帯姿について自分から「爪と指がぶっ飛んだ」などと理由を語った。 天下分け目の選挙戦の火ぶたは切られているというのに、ノコノコと洋画の試写会に出てくるのは余裕の表れか。ハリソン・フォード主演最新作「正義のゆくえ ICE特別捜査官」の特別試写会にゲスト出演した邦夫氏は、左手中指をすっぽり包帯で覆った痛々しい姿で報道陣の取材に応じた。 映画はアメリカの移民問題をリアルに描いた社会派ドラマ。移民局に勤めるハリソン・フォードがさまざまな社会問題に正義を貫き立ち向かっていく。しかし、映画以上に国民が気にしているのは邦夫氏自身の“正義のゆくえ”だ。「かんぽの宿」問題に揺れる日本郵政・西川社長の続投にあくまで反旗をひるがえし、信念を貫いた結果が逆に首の皮一枚の麻生政権に最後の鉄槌を加えた。自民党内からは「この大事な時期に」とKYぶりを非難する声も上がった。 それ以降、盟友だった麻生首相とはケンカ別れに近い状態となり、来たる選挙戦では離党や先に自民党を飛び出した渡辺喜美氏らとの電撃的新党結成まで噂される。しかし、当の本人は「現状の小選挙区制は寄らば大樹の陰となってしまっているでね。中選挙区ならやったのに」とアッサリとこれを否定。 その一方で「選挙理念をハッキリうたったものは作っていきたい」と、「1つの党にマニフェストは1種類」と語る麻生首相に真っ向勝負の構えをみせた。 次第に調子の出てきた邦夫氏の批判の矛先は、兄・鳩山由紀夫民主党代表に向けられた。「(兄は)史上最大の虚偽記載をやった人。ウソで固めた書類を出すのは正義ではない」とバッサリ。政治家には珍しく言いたいことをそのまま言ってしまうのは邦夫氏のスタイルであり、同時に麻生首相を最後まで苦しめた原因でもある。 そんな邦夫氏の左手中指には包帯が…。なんと総務大臣を辞める前に深夜自宅前に集まった記者らに得意の料理を振舞おうとしたら、酔っ払ってツメと指がぶっ飛んだのだとか。「こんな目に遭うまでしたのに、どこの新聞社もこのこと書いてくれないんだよね」と苦笑い。人情味あるマスコミ対応が招いた事故だったことをアピールした。白熱の選挙戦はまだ始まったばかりだ。(関)
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社会 2009年07月21日 15時00分
麻生首相きょう“ホームレス議員解散”
衆院はきょう21日午後1時開会の本会議で解散され、事実上の選挙戦に突入する。党内の異論を押し切り、どうにかこうにか自らの手で念願の解散に持ち込むことのできた麻生太郎首相。識者からは、首相や自民党に厳しいネーミングが相次いだ。永田町関係者は、複数のメディア分析で自民党議員の多くが議席を失うとの予測が出ていることから“ホームレス議員解散”と命名した。 「解散のあとに待ち受けているのは生き地獄。選挙戦ではほとんどの自民党議員が苦戦を強いられ、その多くが永田町には戻ってこられないだろう。政治家は解散すればただの人。居場所を失う“ホームレス議員”が続出するから“ホームレス議員解散”だ」(永田町関係者) お笑いコンビ「麒麟」の田村裕氏が書いた自叙伝「ホームレス中学生」では、父親が家族に「解散!」と宣言するシーンが有名。いまの自民党議員は、麻生首相の解散に対してもそれに近い無責任さを感じているはずだと指摘する。 パロディストのマッド・アマノさんは、「空気読めない」のKYではなく「KY(漢字読めない)首相」の「KY(解散時期読めなかった)解散」と名付けた。これまでも解散のタイミングが何回かあったが、「サミットに出たいとか、ぐずぐずしている間に時機を逸した」と、首相の決断力のなさを指摘する。 「自民党解散」と表現したのはコント集団「ザ・ニュースペーパー」で麻生首相を演じる福本ヒデさん。首相の最大の敵は党内の批判勢力で、選挙をきっかけに党は分裂すると予想する。「一番笑いのネタになるサプライズは、選挙後も麻生さんが首相を続けていること」と付け加えた。 マーケティングコンサルタントの西川りゅうじんさんは地方選挙で連敗後の決断を「ノックアウト解散」と命名。自民にプラスの要素はほとんど見当たらず、このままでは衆院選もあっさり敗北してしまう可能性もあるとみる。 「まゆつば、手につば解散」と名付けたのは戯作者の松崎菊也さん。解散を先送りしてきた自民の身勝手さに「だまされないぞ」と「まゆつば」。有権者は「この野郎。一丁、投票してやろう」と「手につば」を付けて待ち構えていると説明した。 これまでも、「自爆解散」「バカタロー解散」などとひどい言われようだった。いずれにせよ、ろくでもないタイミングでの解散であるとの認識では一致しているといっていい。 政府は21日の臨時閣議で総選挙日程を「8月18日公示〜30日投開票」と決定。自民、公明両党連立の継続か、民主党を中心とした連立政権への転換か、真夏の政治決戦がスタートした。衆院選は郵政民営化を訴えた小泉純一郎首相の下で自民党が圧勝した2005年9月の郵政選挙以来約4年ぶり。8月に行うのは戦後初めてとなる。
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社会 2009年07月18日 15時18分
麻生首相“バカヤロー解散”の可能性
自民党執行部が両院議員総会に代わる非公式な懇談会開催を決めたことで、麻生太郎首相は「逃げ切り」態勢に入った。21日午前に開かれる懇談会は約1時間と短く報道陣はシャットアウト。同日午後には衆院を解散する。反麻生派に“パフォーマンス”させない防御策だが、果たしてすんなり終わるかどうか。永田町関係者は「首相が懇談会で集中砲火を浴び、祖父・吉田茂元首相のように思わず『バカヤロー』と口走る可能性は低くない」と指摘する。 麻生首相は分かりやすいタイプ。記者団の質問を受ける際には厳しい表情が目立っていたが、17日は一転リラックスした表情となり、笑顔がはじける場面さえあった。 両院議員懇談会で反麻生派がいくら騒いだところで、もはや「麻生降ろし」は限りなく不可能となった。しかも会合時間は短く、報道陣を締め出して行うため、マスコミ向けのパフォーマンスさえ打ちようがない。首相がホッとするのも無理のない状況だが、永田町関係者は「懇談会は紛糾するだろう」と不気味な予告をする。 「自民党がどうあがこうと事態はなんら変わっていない。解散後、麻生首相で戦う選挙は負け戦になる。責任の所在を明確にするためにも、反麻生、親麻生問わず厳しい意見が首相に集中するはず。しかし首相にしてみれば、安倍、福田と2代続いた政権放り出し劇を受け、むしろよく踏ん張ってきたという思いが強い。吊るし上げを食らえば、おじいさんのように『バカヤロー』とつぶやくシーンがあっても不思議はない」(同関係者) 麻生首相の母方の祖父・吉田茂元首相は一般に“バカヤロー解散”した宰相として知られる。1953年、衆院予算委で野党議員の挑発質問に激こうし、「バカヤロー」とつぶやいたことが解散のきっかけになった。このシーンが、その血筋を受けた麻生首相によって懇談会で再現されかねないというのだ。 下野すれば野党。傷をなめあってもしょうがないうえ、党内の亀裂は「修復不能」(若手議員)とされる。 前出の関係者は「懇談会で首相に非難が集中する確率は99%。両院議員総会を回避したことや密室スタイルなどやりすぎ感のある逃げ切り工作への嫌悪感もそれくらいあるだろう」と予測する。 首相は17日、「どんな形で開催するかは、幹事長のところで仕切っている。私が決めた話ではありません。党で決めたことに従っているだけですから」と繰り返した。
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社会 2009年07月18日 15時17分
石原知事 麻生首相をおちょくる
東京都の石原慎太郎知事(76、顔写真)は17日、都議選後初の定例会見で麻生首相への恨み節をエスカレートさせ、漢字間違いをおちょくった。石原与党の自公過半数割れで厳しい都政運営を強いられることになった責任はすべて首相になすりつけた。 両院議員総会開催をめぐる自民党内のゴタゴタについて、「非常に優れた卓抜な総理大臣を頂くと、いろいろ混乱があるみたいですねえ」とまずはホメ殺し。それでも飽き足らず「自民党の国政の幹事長が都議会に来て陳謝するなんて、まさに『みぞうゆ』なことじゃないですか」と皮肉たっぷりに言い放った。 首相が読み間違えた「未曾有」を使ったのはふるっている。国政の悪影響を受けたのは事実だし、選挙直後から自民党惨敗の責任は国政にあるとさんざん述べてきた。この日も「コメントしてもしてもしきれないね。バカバカしくて」と追撃。しかし、解散・総選挙後に民主党政権が誕生することを前提にまくし立てたから驚いた。 「自民党が混乱するのは仕方ないけど、国政が混乱すると困る。民主党が新しい政権で言っていることをどこまでやるのか。国家の官僚支配体制をぶっ壊す端緒をつけたら、歴史的な意味があると思う。かつ目して見守りたい」 都議会民主党との付き合い方についても「そりゃ、都議会第一党になっていままでとは存在感が違ってくるわけですからね。それなりの礼を尽くすというか、それを心得て説明なり説得をすべきだと思います。当然」と謙虚な姿勢をみせた。 これまで知事は、長男・伸晃氏と三男・宏高氏が自民党の国会議員であることから“人質にとられている”などと陰口をたたかれてきた。ところがもはや、そんなの関係ねえ! の勢い。築地市場移転や新銀行東京問題などで民主党との激突は必至とみられており、この際、自民党は眼中にないかのようだった。 都議選自民党惨敗を石原都政への審判とする見方も完全否定。「私、そう思っていませんね。中央(政界)の(自民)党の醜態がなかったら(自公で)過半数は維持できたと思います」 そこはやたら強気だった。(高)
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社会 2009年07月18日 15時15分
ガンダムとツーショット権260万円で落札
東京・お台場で展示中の実物大ガンダム=写真=と、夢のツーショット撮影できる権利が17日、260万1000円の高値で落札された。 同権利は「GREEN TOKYOガンダムプロジェクト実行委員会」がネット競売のヤフー・オークションに出品。1円からスタートした額はグングン上昇。504件もの自称アムロ・レイの名乗り出のなかから見事その権利を射止めたのは、入札締め切りの午後5時の4分前に入札した人物だった。 撮影は8月1日。18メートルの巨大ガンダムの顔の横まで高所作業車に乗って上がり、シャッターが下りるまでの一瞬の間、ガンダムを独占することができる。 オリンピック招致委員会の雑賀真さんは「予想していたよりずっと高い落札金額で本当に驚いてます」と喜びを隠し切れない。オークションの質問欄には「コスプレ姿で撮影可能ですか?」との熱烈なファンからの書き込みもあったが、「全然構わないと思います。ガンダムの広い人気がここまで額を押し上げてくれた」と笑った。(関)
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社会 2009年07月16日 15時00分
アウディ設立100周年記念・世界最大のQRコード製作
自動車メーカーのアウディジャパン(東京都)はきょう16日、100周年を迎えた。千葉・幕張メッセでさきごろ開かれた記念イベント「Audi設立100周年記念・世界最大のQRコード製作に挑戦!!」=写真=では、同社社員が全身黒タイツ姿などで悪戦苦闘するシーンがあった。 不況下に唯一躍進を続ける輸入自動車メーカーのチャレンジスピリットを、約130人の社員が1.2メートル四方のパネルを持って表現。製作は数時間にわたり、プルプルと震える手でパネルを持ち続けた結果、携帯電話でも読み取りのできる総面積159平方メートルの世界最大のQRコードが完成した。 「できた!」「もう手が限界」などさまざまな歓声と拍手が沸き起こる中、祝福のためにスペシャルゲストの“チョイ不良(ワル)オヤジ代表”パンツェッタ・ジローラモが13日に発表されたばかりの「A5カブリオレ」に乗って登場。 「コングラチュレーション! みなさん今日は仕事がサボれていいですねえ」とジョークで笑いを取り、労をねぎらった。
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社会 2009年07月14日 15時00分
麻生首相パチンコみたいな“解散予告”の裏
政権与党には悪夢の都議選惨敗を受けた13日、麻生太郎首相はすぐ“自爆解散”することを思いとどまった。周囲の説得を受けて21日の週に衆院解散、選挙を「8月18日公示〜30日投開票」で実施する方針に急きょ変更した。党内外に対してこれ以上黙っているわけにもいかないため、解散を予告するという奇手。いわばパチンコの“大当たり予告”みたいなもので、だまされてはいけない。 解散予告は、選挙日程を先送りしたときに党内に吹き荒れるだろう「麻生降ろし」をふせぐ狙いから。真夏のクソ暑い時期に投票所に足を運ばなければならなくなった国民など眼中にない。予告で期待を高めて…というやり方はパチンコのそれと似ている。 人気機種の「海物語」で大当たり期待度の高い“魚群予告”があったりすると、とりあえず黙って見入ってしまうもの。しかしながら都議選惨敗で分かったように、麻生首相のもとではどのタイミングで解散・総選挙を打とうと、自民党の下野は避けられない情勢だ。つまり、予告があろうとなかろうと結果は“大ハズレ”なのである。 しかし、予告がかまされたことで与党内には目くらましになった。 首相の予告を受け、民主、共産、社民、国民新など野党各党は、麻生内閣不信任決議案と首相問責決議案をそれぞれ衆参両院に提出。郵政選挙以来4年ぶりの政治決戦に向け与野党の国会攻防は激化してきた。 不信任案は14日の衆院本会議で与党多数で否決、問責決議案は同日の参院本会議で野党多数で可決される見通し。野党はその後の国会審議に一切応じない方針だが、与党は野党欠席のまま同日中に北朝鮮貨物検査特別措置法案を衆院通過させる構えで、全面対決の構図となる。 首相は当初「27日公示〜8月8日投開票」の衆院選日程を念頭に、早ければ14日の解散を想定していたが、与党幹部が再考を促し、解散時期をずらすことで合意した。 ただ自民党内には12日の都議選惨敗を受け「麻生首相では衆院選は戦えない」との声が根強く、中堅・若手グループが総裁選前倒しを視野に、選挙態勢立て直しの方策を議論するための両院議員総会開催を求める署名運動を始めている。開催を求める動きはベテラン議員にも広がっているが、実現は微妙だ。 首相周辺では党内の不満を抑えるため、解散前に内閣改造を行い、選挙態勢を強化する構想も出ているという。どこまでも国民をバカにした話である。
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石原陣営に焦りアリアリ!? 今朝の政見放送でまさかの慎太“老”ぶし炸裂!!
2007年03月28日 15時00分
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2007年03月27日 15時00分
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都知事選「浅草雷門で時間差対決、石原VSドクター中松」
2007年03月26日 15時00分
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2007年03月24日 15時00分
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都知事選 石原氏満員電車でGO!
2007年03月23日 15時00分
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都知事選きょう告示、石原氏ら第一声
2007年03月22日 15時00分
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桜金造都知事選正式表明
2007年03月20日 15時00分
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都知事選 黒川氏が石原知事をホリエモン呼ばわり
2007年03月19日 15時00分
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ホリエモン実刑
2007年03月16日 15時00分
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丸山弁護士東京都知事選出馬へ
2007年03月09日 15時00分
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石原カジノ構想消滅!?浅野氏に“追い風”吹く
2007年03月07日 15時00分
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上層部スタッフが告発 NOVA 怪文書
2007年02月21日 15時00分