同局によると、この警備官は7月4日夕、さいたま市の自宅近くのレンタルビデオ店で女性客のスカートの中を盗撮する目的で携帯電話をかざした。他の客が不審な行動を発見、店からの通報で駆け付けた警察官に任意同行を求められ、「4年以上前から駅などで数十回盗撮しました」などと犯行を認めたという。
携帯電話にこの女性の画像は残っていなかったが、自白した“余罪”の画像はばっちり残っていた。
しかしパンティー画像だけでは被害女性を確定できず、この日の被害女性も関わり合いになりたくないなどとしたため、刑事処分なしで釈放されたという。
「まじめな男で盗撮するタイプとは思えなかった。入管法違反の摘発に従事し、多忙で深夜におよぶこともあったためストレスをため込んで盗撮に走ったらしい。本人は『売買目的ではなく盗撮じたいに興味があった』と打ち明けている」(同局職員)
逮捕を免れた盗撮魔に停職3カ月の大甘処分。大いに反省しているというが、痴漢冤罪ですべてを失う男性がいることを考えると、世の中不公平だ。