レジャー
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レジャー 2010年05月23日 17時45分
第71回オークス、桜花賞馬アパパネとサンテミリオンが同着で優勝
牝馬3冠の第二弾「第71回オークス」(GI・芝2400メートル、18頭)は、桜花賞馬アパパネ(蛯名騎手)と、サンテミリオン(横山典騎手)の両馬が直線、手に汗握る攻防を展開。2頭は相譲らず鼻面を揃えてゴールに飛び込み、長〜い写真判定に持ち込まれた結果、オークス(GI)史上初の1着同着となった。2分29秒9。 アパパネは史上12頭目の牝馬2冠を達成。3着は2馬身差で、8番人気の伏兵アグネスワルツ(柴田善騎手)が2番手を進み粘った。人気を分けたショウリュウムーン(内田騎手)は17着と惨敗。 単勝(17)210円(18)380円 複勝(17)180円(18)270円(2)450円 ワイド(17)(18)900円(2)(17)2,020円(2)(18)2,020円 枠連(8)(8)1,750円 馬連(17)(18)1,870円 馬単(17)(18)1,520円(18)(17)2,020円 3連複(2)(17)(18)1万180円 3連単(17)(18)(2)2万460円(18)(17)(2)2万4,290円*レース結果については、必ずJRA公式発表でご確認ください。
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レジャー 2010年05月22日 19時00分
オークス(GI、東京芝2400メートル、23日)藤川京子のクロスカウンター予想!
東京11R、オークスは◎ショウリュウムーンが距離延長で真価を発揮します。 前走の桜花賞は1番枠からの発走。道中は包まれ気味で動けなかったし、直線では前がゴチャついていたので外に持ち出すロスもあり、結果は0秒2差の4着。最後は俊敏な反応で差を詰め、しっかり伸びていただけに惜しい内容でした。前々走のチューリップ賞では女王アパパネを敗っており、その決め手は抜群。終いは確実で、追い比べになればなるほど能力を全開できるタイプ。血統背景からも距離延長はプラスで、気性的にも一番気掛かりな折り合い面の心配がないのは強みです。一度も掛かったような仕草を見せたことのない馬ですからね。馬込みもへっちゃらだし、ハンパない闘争心は一流馬のそれ。 この中間はここ一本に調整され順調そのもの。コースと坂路で追い切り、反応の良さをアピール。仕上げにぬかりはなく、万全の態勢で本番に臨めます。 さて、レース当日は雨予報というから馬場が気になりますが、前々走で道悪を克服していますから、この要素はポイント高いですね。 オークス馬になるに相応しい実力も運も合わせ持っている馬だと思いますので、紛れの少ない東京で底力を見せつけてほしいです。 内田騎手の豪腕で勝利に導きます。(4)ショウリュウムーン(6)オウケンサクラ(17)アパパネ(3)アプリコットフィズ(15)エーシンリターンズ(2)アグネスワルツ(1)コスモネモシン(13)アニメイトバイオ(5)ギンザボナンザ馬単 (4)(6) (4)(17) (4)(3)3連単 (4)(6)→(4)(6)(17)(3)(15)(2)(1)(13)(5)→(4)(6)(17)(3)(15)(2)(1)(13)(5)※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2010年05月22日 16時00分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(5/23日) 内田騎手のショウリュウムーンを指名
東京11R「オークス」(芝2400メートル)は距離、馬場状態(レース当日は雨予報)など波乱の要素が多く、一筋縄ではいかない。 有力馬は五指に余るが、その中でショウリュウムーンに白羽の矢。桜花賞は4着に終わっているがあれが実力ではない。前残りの流れを唯一頭差す競馬で0秒2差と迫った内容は負けて強しといえるもの。 桜花賞1〜3着馬をトライアル「チューリップ賞」で負かした実力は本物だ。そのチューリップ賞で道悪馬場を克服。馬場状態に左右されないのも強み。 血統的には桜花賞より断然オークス向きだし、2400メートルはドンと来いだ。注目の枠順も(2)枠(4)番と理想的。ロスのない競馬が出来るし、間違いなく能力全開できる。 優勝請負人の内田騎手と、人馬一体のベストパフォーマンスを披露するとみた。◎4ショウリュウムーン○6オウケンサクラ▲17アパパネ△3アプリコットフィズ、13アニメイトバイオ、15エーシンリターンズ、18サンテミリオン 東京10R「薫風ステークス」(ダ1600メートル)は充実著しい、ヒラボクワイルドで大体いける。 今シーズンはここまで、(2)(1)(1)(2)着と安定感抜群。とりわけ、ダートは〈3201〉とまだ底を見せておらず、プラスアルファ大きい。 遅ればせながら素質開花しただけに、クラス二度目の今回は確勝だ。◎11ヒラボクワイルド○5ラルーチェ▲2ミダースタッチ△1ウインプレミアム、7ハードウォン、14ミスターモナルコス 東京最終R「東京クラウンP」は満を持して出走する、ストロングリターンに期待。 形の上では昇級戦になるが、GIII3着馬でクラスの壁は皆無に等しい。休養効果で心身とも一段とパワーアップの跡を見せており、チャンスは十分。差し切りが決まる。◎12ストロングリターン○2ゲイル▲14ショウナンアルバ△3コアレスコジーン、10フレッドバローズ、13サザンスターディ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2010年05月22日 15時30分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(5/23) 血統面でアプリコットフィズ!
<オークス(東京11R)=◎アプリコットフィズ> 1991年以降、2歳女王(阪神JF)が桜花賞も制したケースはアパパネで4頭目。他の3頭を遡ると現役のブエナビスタ、テイエムオーシャン、ニシノフラワー。いずれも名牝ぞろいであることからアパパネの潜在能力も推して知るべし。同世代では頭一つ抜け出ていると考えた方がよいだろう。しかしながら、牝系を見る限り距離延長は明らかに疑問。その不安を“能力差”でカバーしてしまうケースも十分あろうが、馬券的には外して考えたい。 軸はアプリコットフィズ。桜花賞では、直前輸送が響いたのか!、インの絶好位にいながら前を捕らえられず後続にも差されるといった案外な(期待外れな)結果に終わってしまったが、今回は、舞台設定など条件面で大きく好転する。新馬、クイーンCを圧勝した東京コースに替わる点はもちろんだが、これぞオークス向きといえる血統面の魅力はメンバー中ピカイチ。その素質が花開く舞台だ。他では、大穴で少し狙いたいのがギンザボナンザ。前走、桜花賞では、内枠で出負けしたこともあり終始窮屈な位置取り。直線でも前が壁になり脚を余して負けた印象。それでも0.4秒差なら圏内。東京でのダービー、オークストライアルを席巻した勢いのあるゼンノロブロイ産駒という点でも注目している。【馬連】流し (3)軸 (4)(5)(6)(14)(15)(18)【3連単】2頭軸マルチ (3)(5)軸 (4)(6)(14)(15)(18)<東海S(京都10R)=◎ラヴェリータ> 牝馬の参戦は唯一頭。そのラヴェリータを狙う。ダート戦で大きく崩れたのは、出遅れて終始流れに乗れなかったJCダートのみ。それ以外は掲示板を外しておらず、安定感ではメンバー中随一といえよう。また、このレースの別定条件により近走よりも斤量面で楽になった点も見逃せないプラス材料。交流戦を含めてではあるがオープン4勝の実績に加え前々走では牡馬相手に完勝しており、骨っぽい相手が揃ったここでも力量的には上位。テン乗りが若干気になるが、クセのあるタイプではないし大きなマイナスにはならないだろう。時計勝負にも実績があり、今回も上位争いに加わる。【馬連】流し (7)軸 (2)(5)(6)(9)(10)【3連単】2頭軸マルチ (2)(7)軸 (5)(6)(9)(10)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ず JRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2010年05月22日 15時00分
桜井聖良のむぅむぅ予想!〜5・23オークス〜
先週はあまりパドックでも良く見せないブエナビスタがいい雰囲気でワクワクしてしまいました。 最後まで緊張するいいレースでしたよね。先週が古馬の女王を決めるレースなら、今週は乙女達の戦い・オークス! それではいってみましょうオークス! 私の本命はこちら!◎ショウリュウムーン もう桜花賞前からオークスではこのお馬さんを本命にしようと思っていましたが、桜花賞を見て再度確信。 桜花賞では1枠1番という最内が影響してのあの着順。それでも最後はいい脚を使ってくれました。欲しかった内枠も手に入れ再度チャンス。 初長距離輸送・初左回りでも、この時期の牝馬の中で気性が安定しているのは最大のポイントでは? アパパネ陣営が唯一「ライバルはショウリュウムーン」と名を挙げたこの1頭を初志貫徹で本命に。 お相手はこちら!○コスモネモシン 今まで負かしてきた相手を考えるとここは上位に食い込むのでは? オークス向きと最初からデビュー戦から1800mを選んで使ってきたことも好印象。 馬体重が戻ってくれれば経験のある府中コースで好勝負をしてくれるのでは? あとは本当に馬体重だけが心配です。 ▲アプリコットフィズ 馬体重は-4kgでも明らかにパドックではさびしく見えたアプリコットフィズ。馬体も戻り2勝している府中コースなら前走以上の走りを見せてくれるはず。☆ギンザボナンザ なんだかんだで桜花賞ではショウリュウムーンと同じ脚を使えていたこのお馬さん。そこまで上位と差はないのでは? 上積みも見込め得意の左回りの今回なら。 △アパパネ ほとんど掛かっていた前走。これは厳しいかなと思っていたのにしっかり桜花賞馬という称号を手にするのだから能力は相当なもの。またもや外枠で距離が延びる今回は折り合いが心配。 △サンテミリオン 桜花賞馬との力関係がはっきりとしていない・出来れば内枠を希望していたようですが大外枠のためこの印になりました。オークスを目標に大事に乗られていることは好印象。上積みも期待。 桜花賞で本命にしたオウケンサクラですが桜花賞がピークをこれから下るギリギリのところだったと思うので、上積みは厳しいかなと思った点とさすがにそろそろ見えない疲れがあるのでは? と思い外しちゃいました。 エーシンリターンズは上積みを期待するのが厳しい点と、折り合いが心配。掛かって最後踏ん張れなかった前走。この距離になってさらに厳しくなってしまうかなと思い外しちゃいました。 シンメイフジも気になって最後まで悩みましたが、予定する調整が変更したりと順調さを欠いているので思いきって外しちゃいました。 この中からお好きな買い方でどうぞ♪ 3連単で(4)→(1)(3)(5)(17)(18)→(1)(3)(5)(17)(18) 3連複ならボックスで。 (桜井聖良)※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2010年05月21日 19時00分
メイS(オープン、東京芝1800メートル、22日)藤川京子のクロスカウンター予想!
東京11R、メイSは◎トウショウウェイヴが得意の東京で巻き返します。 今年は中山金杯3着に続いて、オープンの白富士S勝ち。重賞で強い相手に揉まれながら、じっくり力をつけてきました。前々走の中山記念は、道悪が響き道中は滑っていたみたいですからこれは参考外の一戦。そして前走のメトロポリタンSは、あまり行きっぷりが良くなかったようですけど、4角10番手から大外を回り3着を確保。上位馬は強かったですし、この馬もずいぶん長く脚を使っていましたから上々の内容だったと思います。それに何と言っても気配が良く、ずっと好調子をキープしているのがなにより。一週前追いは、坂路で一杯に追われ素軽い動きを見せており、直前追い切りも馬なりながら軽快なフットワークで調子の良さをアピール。 勝ち鞍の全6勝は全て東京で挙げている巧者だし、1800メートルも短いわけではないですからここはチャンス十分ですね。 3走前と同じ3番枠と言うのもいいし、距離は短縮しますが内枠有利なのは今回も同様。運も味方につけてオープン2勝目を狙います。(3)トウショウウェイヴ(8)スズカサンバ(10)ダノンベルベール(6)シルポート(14)キングストリート(12)オースミダイドウ(13)ダイアナバローズ(1)ブライティアパルス馬単 (3)(8) (3)(10) (3)(6)3連単 (3)(8)→(3)(8)(10)(6)(14)(12)(13)(1)→(3)(8)(10)(6)(14)(12)(13)(1)※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2010年05月21日 15時30分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(5/22日)
東京11R「メイステークス」(芝1800メートル)はトウショウウェイヴィで今度こそ。 言わずと知れたメンバー屈指のコース巧者(東京で全6勝)である。期待した前走・メトロポリタンSはナカヤマフェスタの前に3着と後塵を拝しているが、血統的に2400メートルが長すぎたもの。 母スパークトウショウそして、母父ニッポーテイオーは2000メートルまでの馬で、この母系の血を強く受け継いでいるからだ。確かに、2400メートルでも未勝利、オープン特別と2勝しているように、メンバーに恵まれれば力で押し切れる。 しかし、重賞メンバーが相手だと最後にもう一つギアが上がらない。前走がそうだった。逆に得意の1800メートル〜2000メートルだったら突き抜けていたに違いない。東京1800メートルは2着2回、エプソムC5着と勝ち星こそないものの、適性は紛れもなく高い。 幸い良馬場が見込めるし、ベストパフォーマンスが期待できる。◎3トウショウウェイヴ○14キングストリート▲6シルポート△8スズカサンバ、11ショウワモダン、13ダイアナバローズ 東京最終R(ダ1600メートル)は、素質馬のサトノロマネが狙い目。 今シーズンは、(5)(2)(4)(5)(5)着と1度も掲示板を外していないことが成長の証し。もともと皐月賞(12着)に駒を進めた厩舎の期待馬で、黄梅賞では準オープンのストロングリターンを負かしているほど。 ダートがわりで決め手不足をカバーできるし、チャンスは十分とみた。◎16サトノロマネ○9アースリヴィング▲14キャッツインブーツ△2グラヴィテーション、11ユニヴァースガイ、13スナークツバサ 京都10R「テレビ愛知オープン」(芝1400メートル)は遅れてきた大物、ロードバリオスをイチ押し。 2戦目の未勝利戦で負かした相手が、後のNHKマイル→ダービーの変則2冠を制するディープスカイだから凄い。故障で出世が遅れたがポテンシャルは間違いなく重賞レベルだ。 休養を挟んで(1)(1)(2)(2)1着と本格化著しく、ここはあくまで通過点に過ぎない。◎7ロードバリオス○12コスモベル▲18マイネルスケルツィ△2ダイシングロウ、6ヘッドライナー、8ストリートスタイル※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2010年05月21日 14時30分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(5/22)
<昇竜S(京都9R)=◎キラウエア> 新馬、500万とデビューから2連勝中のホローポイントのレース内容がいい。時計自体は平凡だが、スッとハナに立ってアドバンテージを奪い、追ってからもうひと伸びするといった安定ぶりで初戦が3馬身差、2戦目が2馬身差。ともに楽勝だった。果たしてオープンに入って同じ競馬ができるかどうか、そのあたりが馬券のポイントになりそうだ。ハナへ行けそうなメンバー構成ではあるが、メイショウエバモア、ミッキーバラードなど他陣営も抜かりなくマークするはずで楽逃げとはいかないだろう。少頭数だが、緩い流れにはならずソコソコ上がりのかかる展開になりそうな気がする。 ◎はダート中距離戦での末脚が確かなキラウエア。中団から脚を伸ばすレース運びが板に付いており、予想通りの展開であれば大きく浮上してくる。【馬連】流し (1)軸 (4)(5)(6)(9)(10)【3連単】2頭軸マルチ (1)(4)軸 (5)(6)(9)(10)<テレビ愛知オープン(京都10R)=◎ストリートスタイル> ◎ストリートスタイルは、オープン入りしてからの2戦を追い込む競馬に徹して勝ち馬から1.0、0.3秒差。「阪神牝馬S」では後方ままで不発に終わったが、前走「オーストラリアT」での末脚は見どころ十分。勝ったサンダルフォンや4着ファリダットと同格の上がりタイムだった。1200から1ハロン延びる今回、追走が幾分楽になるようであれば更にやれるだろう。【馬連】流し (8)軸 (2)(7)(12)(16)(18)【3連単】2頭軸マルチ (8)(16)軸 (2)(7)(12)(18)<メイS(東京11R)=◎キングストリート> 1番人気で条件を2連勝してオープン入りしたキングストリートだったが、その後の3戦がイマイチ…いずれも大きくは負けていないのだが、前記、連勝が中京、東京であったことから右回りが微妙に影響しているのかもしれない。東京コースに替わる今回は見直す手だ。4走前「節分S」(1600万)では、上がりの速い展開にも難なく対応して3馬身差の楽勝だった。先行して終い速い脚を使える点は、正に今の東京向き。未定だった鞍上も戸崎騎手に決まり、消化不良気味の近走とは大きく変わる可能性大。【馬連】流し (14)軸 (3)(6)(8)(10)(15)【3連複】BOX (3)(8)(10)(14)(15)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2010年05月20日 17時00分
「渋井哲也の気ままに朝帰り」 キャバクラ嬢ラストの日
キャバクラ嬢は誰しも、お店を辞める日(ラストの日)がやってきます。計画的にラストを決めている嬢もいれば、突然ラストになってしまう嬢もいます。連絡もせずに突然いなくなることを「飛ぶ」と言いますが、飛んでしまう嬢の場合は、お客にとっては、ラストの日がはっきりしません。 さて、そんなラストの日が、私の指名嬢=K嬢(20)にやってきました。店では数か月しか働いていないのですが、諸事情で辞めることになりました。K嬢の営業メールはいつもコピペ、もしくは、BCC(ブラインド・カーボン・コピー)の一斉送信めいた内容でした。 「そんなコピペのようなメール営業はしてはいけないよ」 とは言っていたのですが、数週間前からラストの日が決まっても、相変わらず一斉送信的な営業メールで、まったく進歩していませんでした。そんな進歩しないところも、好きなところではありました。 ところで、最初に、私がキャバクラ嬢のラストの日にお店に行ったのは数年前です。その嬢(当時27)が辞めた後に実家に帰ってしまうということで、もう会えないかな? と思って、出向きました(結果としては、旅行で彼女実家の近くを訪れたときに、会いましたが)。 その日は、普段よりも高いボトルを注文したのを覚えています。ただ、その指名嬢を「好き」だったわけではありません。どちからといえば、「友達営業」のスタイルだったので、こちらが飲みたいときに顔を出していただけでした。当時私がバーテンをしていたバーに客として連れてきたこともありました。 さて、K嬢のラストの日はどうだったのでしょう。仕事のため、私があまり時間を取れなかったので、お店にいた時間は90分くらいでした。それでも、「来てくれると思ったよ」と、いつもよりも満面の笑みで迎えてくれました。 キャバクラ嬢にとって、ラストの日にどのくらいの客が呼べるのかは、それまでの「苦労」が報われているのか、客にどんな風に見られているのかがはっきりする日でもあります。客からすれば、二度と会えない相手かもしれません。その「二度と会えないかもしれない」相手のために、ラストの日に来るのかどうか。キャバ嬢は緊張しているものでしょう。 この日、店が閉まる午前1時近くまでいたのですが、あまり時間がなかったのもあり、ほとんど話せませんでした。指名も重なっていたし、仕方がありません。「お祝い」ですから。重なるということは、そこそこ人気があったということが確認できました。 「ほんと泣きそうだよ」 閉店時間が近づくと、K嬢は涙ぐんでいました。これまで何度もお店を辞めようと考えたこともあったようですが、今になってみれば、そんな愚痴もよい思い出だったようです。 「ここの女の子たちはみんないい子だし、てっちゃんとも会えたし、この店でよかった」 こんなタイミングでほめられてもどうしようもありません。この言葉が「最期の営業」なのか、それとも、次の店へ「つなぐための営業」なのか、あるいは、本心なのかはわかりません。でも、何%かは本心であってほしいものです(期待しているわけではありませんが、ちょっとくらい、そんな夢見てもいいですよね?) 過去のケースでは、私の場合、仕事をしている間よりも、仕事を辞めたときのほうが距離が近づいたりします。もしかすると、次の店が見つかるまでつないでおく客の一人に入れてくれているのかもしれません。また、業界を辞めてしまった元嬢も、関係の相性がよかったのか、友達でいてくれています。 「てっちゃんとは最後じゃないよ。きっと、プライベートでも会えるよ」 接客中、K嬢はそう言っていました。どんな関係になっていくのでしょうか。楽しみでもあります。 <プロフィール>渋井哲也(しぶい てつや)フリーライター。ノンフィクション作家。栃木県生まれ。若者の生きづらさ(自殺、自傷、依存など)をテーマに取材するほか、ケータイ・ネット利用、教育、サブカルチャー、性、風俗、キャバクラなどに関心を持つ。近刊に「実録・闇サイト事件簿」(幻冬舎新書)や「解決!学校クレーム “理不尽”保護者の実態と対応実践」(河出書房新社)。他に、「明日、自殺しませんか 男女7人ネット心中」(幻冬舎文庫)、「ウェブ恋愛」(ちくま新書)、「学校裏サイト」(晋遊舎新書)など。【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/
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レジャー 2010年05月19日 17時30分
キャバクラ悪循環から脱し成功を目指す 他人の話を聞け! 引き立て役のサポーター男から脱出
接客中だったキャバ嬢が別の席についた途端、打って変わって楽しそうにしている。 「なんだよ、結構しゃべれる子じゃん。なんでオレといる時はブスッとしてるんだ」 気分が悪く今ついている子とも盛り上がらない。もっとマシな子がいる店を探し、箱を替えるがやっぱり同じ…。 アナタは接客しづらい客になっている可能性が高い。 「この人、何が楽しくてキャバクラに来ているのだろう」 とキャバ嬢に思われている。原因は、話しかけても乗って来ないのでキャッチボールが成り立たず、やがて提供する話題にも事欠く。沈黙が続く。そんな時、別の席につくとあら不思議、その客が3割増で良く思え、5割増で楽しい時間に感じられ、盛り上がる。アナタのおかげで他の客が引き立つ。これは立派なボランティア活動といえるだろう。 「金を払ってるんだから、黙ってても楽しい時間を提供するのが、お前らの仕事だろう」 そう思っていないか。そこにサポーター男の悪循環がある。ではどう脱出するか。盛り上がらないのは話題に広がりがないから。話題が広がらないのは、切り返せないから。切り返せないのは、人の話を聞いていないから。とにかく相手の話を「聞く」。そこに次の展開が必ずある。具体的には、相手の質問に対して答えた後、同じ質問を相手に返すという会話のテクニックもある。これも「聞く」だ。これをやるだけで、呆気ないほど話は盛り上がり、場の空気が動きだす。 サポーター男から脱出するには、とにかく「聞く」こと。
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