有力馬は五指に余るが、その中でショウリュウムーンに白羽の矢。桜花賞は4着に終わっているがあれが実力ではない。前残りの流れを唯一頭差す競馬で0秒2差と迫った内容は負けて強しといえるもの。
桜花賞1〜3着馬をトライアル「チューリップ賞」で負かした実力は本物だ。そのチューリップ賞で道悪馬場を克服。馬場状態に左右されないのも強み。
血統的には桜花賞より断然オークス向きだし、2400メートルはドンと来いだ。注目の枠順も(2)枠(4)番と理想的。ロスのない競馬が出来るし、間違いなく能力全開できる。
優勝請負人の内田騎手と、人馬一体のベストパフォーマンスを披露するとみた。
◎4ショウリュウムーン
○6オウケンサクラ
▲17アパパネ
△3アプリコットフィズ、13アニメイトバイオ、15エーシンリターンズ、18サンテミリオン
東京10R「薫風ステークス」(ダ1600メートル)は充実著しい、ヒラボクワイルドで大体いける。
今シーズンはここまで、(2)(1)(1)(2)着と安定感抜群。とりわけ、ダートは〈3201〉とまだ底を見せておらず、プラスアルファ大きい。
遅ればせながら素質開花しただけに、クラス二度目の今回は確勝だ。
◎11ヒラボクワイルド
○5ラルーチェ
▲2ミダースタッチ
△1ウインプレミアム、7ハードウォン、14ミスターモナルコス
東京最終R「東京クラウンP」は満を持して出走する、ストロングリターンに期待。
形の上では昇級戦になるが、GIII3着馬でクラスの壁は皆無に等しい。休養効果で心身とも一段とパワーアップの跡を見せており、チャンスは十分。差し切りが決まる。
◎12ストロングリターン
○2ゲイル
▲14ショウナンアルバ
△3コアレスコジーン、10フレッドバローズ、13サザンスターディ
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。