レジャー
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レジャー 2006年11月09日 15時00分
GIエリザベス女王杯 カワカミプリンセス怪物だ
デビュー戦から破竹の快進撃で連勝街道をばく進するカワカミプリンセス。「名は体を表す」の格言がサラブレッドに当てはまるか否かは別に、その強じんな末脚と男勝りの勝負根性は、おおよそ可憐なプリンセスというネーミングとはかけ離れ、“女帝アマゾネス”の表現がピッタリ。新・怪物牝馬が初の古馬相手となる「第31回エリザベス女王杯」(GI 芝2200m 京都12日)でいかなる走りを見せるか注目だ。 管理する西浦勝一師は現役ジョッキー時代、いまなお語り継がれるカツラギエースとの名コンビで世界の強豪相手に大胆不敵な大逃げを打ち、ジャパンCの重い歴史の扉をあけるなど、数々の修羅場を踏んできた。 その勝負度胸満点のトレーナーをして、「6月の遅生まれで春はまだまだ幼児体型だった。それでいてオークスまで無傷で連勝するんだからね。こんなすごい馬に巡り会えるなんて、一生に一度あるかないか」と絶賛するカワカミプリンセス。 あのディープインパクトでさえも昨暮れの有馬記念ではハーツクライに後じんを拝した。勝負の世界において、無敗でいられることが神業であることはいうまでもない。 しかも、彼女は予定通りとはいえ、オークスからぶっつけ本番で秋華賞をゲット。「一瞬、外にふられたときは『今日はダメかな』と思ったが、そこから本当に長くいい脚を使ってくれた。ゴール板をすぎても、まだ勢いがあった」と本田騎手。自ら高いハードルを課し、それをいとも簡単にクリアしてしまったのだから恐れいる。 そして、それから1週間後、さらに驚くべき事実が明らかとなる。通常なら春に生え変わる歯が、カイバおけから見つかったのだ。そう…秋華賞の時点においても、彼女はまだ発育途上だったのだ。 いったい彼女は今後、どこまで強くなるのだろうか。5年前のエ女王杯(01年)。厩舎の先輩で本田騎手とコンビを組んだテイエムオーシャン(1番人気)はゴール前の大接戦の末、惜しくも5着に敗れた。 まずは、その雪辱を果たすのが人馬ともに共通した使命となるが、当の本田騎手はプレッシャーを楽しんでいるようにすら感じられる。 「折り合いに専念しなきゃダメだったオーシャンと違って、この馬は心配がまったくない。ほかの課題もないし、今のままで十分。特に古馬相手だからといって、乗り方を変えるつもりはないし、これまで通り僕が思っている以上に走ってくれると信じている」 8日、栗東DWコースで行われた最終追い切り(6F84秒1→68秒5→53秒6→39秒0→11秒5)では自らがまたがり、その手応えを肌で感じ取った。これだけ強気なコメントが出てくるのも心中期するものがあるからこそだろう。 一方、西浦師も「本番まであと4日あるから、ケイコは一杯にはやらず八分程度に調整した。レース当日にベストの状態に持っていきたいからね。無事に走ってくれば自ずと結果を出してくれる馬。今回も信じているよ」と自信満々に言い放った。 青天井の成長力を誇る怪物牝馬を止められるのは、もはや最速・ディープインパクト以外にはいない!?
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レジャー 2006年11月08日 15時00分
エ女王杯追い切り速報 豪GI制覇の黄金コンビで勝つ ディアデラノビア絶好調
スイープトウショウの参戦表明を受け、が然、盛り上がりを増した「第31回エリザベス女王杯」(GI 芝2200m 京都12日)。世間の評価はカワカミプリンセスVSスイープの一騎打ちムードだが、そこに待ったをかけたのがディアデラノビアだ。昨日のメルボルンCの結果を知ってか知らずか、厩舎の勢いに乗じて抜群のデモンストレーションを披露。究極の仕上がりをアピールした。 南半球最高峰のレースでワンツーフィニッシュを遂げた絶好調厩舎に、JBCクラシック(タイムパラドックス)→メルボルンCとGI2連勝中の“確変ジョッキー”。角居&岩田のゴールデンコンビに触発され、ディアデラノビアが絶好の動きを披露した。 今朝(8日)は開門と同時にハットトリック、ドーントレダー(新馬)とともにCWコース入り。すっかりお馴染みとなった“角居流”の3頭併せの最内に入り、3頭同時にゴール板を駆け抜けた。牝馬の直前とあり、全体的な時計は5F69秒6と控えめだったが、外2頭と馬体が合った直線ではGI馬ハットトリック(外)に闘志メラメラ。持ち前の切れ味でラスト1Fを11秒8でまとめてみせた。 「いい夏休みを過ごせたのが何より。肉体的、精神的に、彼女なりに充実してきたようだね。前走なんかを見ても、さらに切れ味に磨きがかかった印象だったし、着実に使われながら良くなっているよ」。師の留守を預かる酒井助手は愛馬の順調ぶりに目を細めるとともに、「このデキなら」と期待を大きく膨らませた。 前走の府中牝馬Sは4戦連続の3着に敗れたが、前の止まらない不向きな流れの中、上がり3F33秒3の鬼脚を発揮。クビ+ハナの僅差にまで持ち込んだ。また、前々走のオールカマーにしても、天皇賞・秋の2着馬(スウィフトカレント)には先着を果たしている。秋2戦が惜敗続きとはいえ、その内容は非常に濃く、「負けはしたが、悲観はしていない」(同助手)が陣営の一致した考え。むしろ牝馬同士のここへは、弾みのつく競馬だったといえる。 「ここまでは遠征ばかりが続いたが、今回は京都。しかも、外回りで馬群はバラけてくれるだろうし、直線が長いのもこの馬にはプラスだからね。力まず走れるようになった今なら距離も問題ない。4歳牝馬の代表として頑張ってほしいね」 女傑・スイープトウショウに、無敗の2冠馬・カワカミプリンセス。確かにライバルの壁は厚いが、こちらもシーザリオ、ラインクラフト、エアメサイアなどと死闘を繰り広げてきた“強い4歳馬世代”の意地がある。 「持ち味を生かせる流れになってくれれば」人気両頭をぶった切るシーンも十分にあり得る。
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レジャー 2006年11月06日 15時00分
GIエリザベス女王杯 カワカミプリンセス 無敗女王だ
今週のメーンは「第33回エリザベス女王杯」(GI 芝2200m 京都12日)。見どころは3歳馬と古馬の激突にあるが、今年は3歳馬優勢の様相を呈している。なかでも、主役を張るのは無傷の5連勝で秋華賞を制したカワカミプリンセスだ。ここ2年は秋華賞馬が1番人気を背負い、ともに5着に敗れているが、カワカミは人気に応えることができるのか? 栗東キャップ・谷口記者が、同馬を管理する西浦勝一師を直撃した。 −−オークスに続いて、秋華賞もぶっこ抜き、無敗連勝記録を5に伸ばしました。 「勝負どころで(他馬に)弾かれたときはヒヤリとして、『今日はダメかな』と思ったが、動き出してからはすごかったし、本当に長くいい脚を使ってくれた。ゴール前では勢いが違っていたね。パドックの周回時でも前の馬を抜かそう、抜かそうとするし、本当に負けたくないという根性がある」 −−春からの成長度という点ではいかがでしたか? 「春はまだ幼児体形で能力だけで走っていたが、秋華賞のときはお姉さんという感じの体つきになっていた。精神的にも落ち着きが出たし、自分で自分をコントロールできるようになった。多くの馬の中に入っても、自分の立場というのを理解しているようだよ」 −−2日にDWコースで行われた1週前追い切りでは、躍動感あふれるフットワークで6F82秒4→66秒0→52秒1→38秒6→12秒4の好時計をマークしました。 「1回使って走りが軽くなった。だから、そんなに速くは見えないのに、いい時計が自然に出る。秋華賞までは走りたくてウズウズして力んで走っていたが、競馬を使ったことで随分と精神的にリラックスした感じ。やりすぎたらアカンと思っていたけど、予定通りの追い切りができたよ。直前はやり残したことがないように(本田)ジョッキーにまたがってもらって追い切りをつけるつもり」 −−最後に期待のほどを。 「古馬との力関係については、正直走ってみないと分からないが、遅生まれ(6月5日)なのに春でもあれだけ強い競馬ができたんだからね。カイバをしっかり食べ、調教を十分に積んでレースに臨む。このサイクルがきちんとできていれば、馬が成長するのは当然でしょう。外回りの2200mという舞台もこの馬には合っていると思うし、みなさんが無傷でと願っているように、われわれ関係者もそう思っていますよ」
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レジャー 2006年11月04日 15時00分
GII AR共和国杯 ドラゴンキャプテン嵐呼ぶ
日曜の東京メーンは名物ハンデ重賞「第44回AR共和国杯」(GII 芝2500m)。重賞ウイナーがただ1頭(ウインジェネラーレ)と大混戦の様相を呈しているが、本紙・特捜班はこのレースと抜群の相性を誇る矢野照厩舎に注目。2連勝と勢いに乗るドラゴンキャプテンに白羽の矢を立てた。まだ条件馬だと侮るなかれ! 歴史は繰り返される。そして、競馬は往々にしてそのジンクスがつきまとうもの。今週のキーワードはズバリ「矢野照厩舎」だ。 このAR共和国杯と同厩舎は切っても切れない間柄にある。1985年11月17日、記念すべき初重賞制覇をブラックスキー(福島記念)で果たした数分後だった。返す刀でイナノラバージョンがAR共和国杯を勝利。同日2重賞制覇という偉業を達成した厩舎にとって、この2重賞は忘れることのできないメモリアルレースだ。とりわけ、AR共和国杯は、その後もマーベラスタイマー(99年)がゲットしたほか、一昨年にもテンジンムサシで2着に善戦。同厩舎は“AR共和国杯ステーブル”として名を馳せている(?)。 そして今年は、前記・テンジンムサシに酷似した馬が参戦を表明。テンジンと同じく、500万→1000万を連勝して駒を進めてきた◎ドラゴンキャプテンだ。それまでの歩みもさることながら、鞍上の石神まで一緒。無論、所属はいうまでもなく矢野照厩舎だ。ここまで“モロかぶり”だと、薄気味悪ささえ感じてしまう。 もちろん、特注馬に推すからにはれっきとした根拠もある。 「脚元の不安があってダートを使っていた」(矢野照師)ころは結果を出せずにいたが、前々走で久々の芝を使われると一変。手綱を取った藤田騎手をして「久々の芝で戸惑っていたのに、直線の伸びはすごかった。かなり能力を感じるね」と言わしめたのだ。 前走にしても、前崩れの展開を3番手からしぶとく伸びてV2。着差はハナだが、それ以上の勝負根性と粘り強さを印象付けた。「まだ条件馬だが、過去の成績からも通用するはずだからね。それにここまでの勝ち方も良かった。そもそも、ノーチャンスなら使わないよ」と師も予想以上の活躍ぶりにニッコリ。500mの距離延長に関しても「大歓迎だよ」とキッパリ言い切った。 リアルシャダイの肌にアンバーシャダイと、血統は距離が延びれば延びるほどいいタイプ。きっと前走以上のパフォーマンスを発揮してくれるに違いない。 北Cコース5F67秒0→52秒5→38秒8→12秒3(馬なり)という最終追い切り後には、「これまでで一番のデキ。今の充実度でこのハンデ(51kg)。しかも好条件が重なっているんだからね」と色気たっぷりな表情を見せた師。今年も“矢野照旋風”が巻き起こるはずだ。
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レジャー 2006年11月03日 15時00分
ブラジルC アテスト台風の目
今週から5回東京競馬が開幕。土曜のメーンは激戦区の準オープンのダート戦「ブラジルC」(ダ1400m)だ。フルゲート16頭と頭数はそろったが、傑出馬は不在。加えて、上下6kgのハンデ差がついたとあって波乱ムードが漂っている。そこで、本紙特捜班は“2頭出しは人気薄から”の穴馬券の鉄則に基づき、アテストに白羽の矢を立てた。 アテストは中央入りして7戦、まだ連対すらないが、公営在籍時はGI・全日本2歳優駿(川崎)で並み居る強豪を抑え、グレイスティアラの0秒2差2着に突っ込んだ素質馬。ようやくその片りんを見せたのが、前走の神無月S(5着)だった。 13番人気の低評価だったが、後方で脚をため、直線で外に持ち出すと上がり3F36秒7の末脚を繰り出して初めて掲示板を確保。3着馬とはクビ、アタマ差の接戦に持ち込んだ。手綱を取った松岡騎手は「長くいい脚を使ってくれましたね。メドは立ちました」と確かな手応えを感じた様子だった。 「夏に京都の灘S(オープン)を使った時、結果は9着だったけど、終いいい脚(上がり3F35秒7)を使ってくれたんだ。自己条件に戻れば、好勝負ができると思っていた」とは加藤征師。「大型馬の割に非力なところがあるし、まだ馬が若くて緩急が利かない。だから、末脚に懸けられる短いところなら変わってくれるんじゃないかと思って、前走は1400mを選んだんだ」と言う。 まさに思惑通りの結果が出たわけだが、「持っているものは相当。長い目で見たいと思っているが、楽しみが出てきたね」と師。 2カ月ぶりを叩かれて、デキは上昇の一途。先週、坂路で800m52秒8、ラスト1F12秒8をマークすると、今週は51秒7→37秒5→12秒2の絶好の動きを披露している。 舞台は同じ東京ダ1400mで、メンバーも手薄。ハンデも前走から2kg減の53kgと恵まれただけに、アッといわせるシーンがあって不思議ない。
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レジャー 2006年11月02日 15時00分
GIJBCマイル 古谷指名ブルーコンコルド突き抜ける
史上初の夜昼連続GI開催で盛り上がりを見せる、今年の「フサイチネット協賛JBC」。今宵のメーン「JBCマイル」(GI 1600m 川崎)には、全国のスピード自慢が集ったが、“公営の鬼”本紙・古谷剛彦が本命に選んだのはJRA所属のブルーコンコルド。前走のGI南部杯は八分の状態での勝ち星だっただけに、GI連覇、そして、JBC連覇の偉業を達成する可能性は高そうだ。 JBC始まって以来、初の2日間開催。そして、初めてマイルの距離で行われる。 マイルのGIは、南部杯やかしわ記念、そしてJRAのフェブラリーSがあるが、「今年しか、JBCはマイルで行われないと思うから」と当初から参戦を予定していた陣営も多く、メンバーはJBCクラシック以上にそろった。 なかでも、昨年のJBCスプリントの覇者で、南部杯を制したブルーコンコルドが一歩リードしている。 南部杯は「八分の状態」と服部師が話していたが、中団から鋭い脚を使って差し切り勝ちを収めた。昨年のJBCスプリントでは早めにスパートし、長く脚を使って突き放しており、マイルが最適距離といえる。 フサイチコンコルドの産駒は、中央で活躍したバランスオブゲームに代表されるように、息の長い活躍が見込める。ブルーも5歳で本格化し、一戦ごとに強さに磨きがかかっている。南部杯を叩いた上積みも大きく、GI、そしてJBC連覇へ挑む。 強敵はダート重賞3連勝中と、充実ぶりには目を見張らされるメイショウバトラー。父はダートのマイルが得意だっただけに、この舞台は願ってもない。 穴は、ホッカイドウ競馬のバンブーボカ。秋になると調子を上げるタイプ。道営記念連覇を捨て、マイルGIを狙ってきただけに不気味だ。
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レジャー 2006年10月30日 15時00分
JBCマイル バトラーV4で決める ダート界制圧
今週の川崎競馬は11月2、3日の2日間がJBCデー。2日には交流GIの「JBCマイル」(ダ1600m)が行われる。中央、地方所属の有力馬が一堂に会し、混戦模様の一戦だが、注目は目下3連勝中と勢いのあるメイショウバトラー(牝6歳、栗東・高橋成忠厩舎)だ。破竹の快進撃を続けるバトラーの好調の秘密とは? 管理する高橋成師を直撃した。 −−1年5カ月ぶりの欅Sこそ12着と惨敗しましたが、その後は破竹の快進撃が始まりました。 「長い間の休みがあって、これだけの競馬で3連勝するんだから、能力の高さとダート適性があったんだろう。若いころはわざとケイコで砂をかぶらせたり、折り合い面にいろいろと苦慮した馬だったが、それも今では見事に克服。脚元にも不安がなく、思い通りの調教を積めて、レースにも順調に使えているから馬自身にも力がついてくるんだろうな」 −−JBCマイルに参戦を決めた理由は? 「1度、地方のGIに使いたいと思っていたんだ。南部杯は除外で使えなかったが、深いダートの佐賀でサマーチャンピオンSを勝ったし、適性を示してくれたからね。しかも、当時はこちらも佐賀競馬は初めてで、手探りの状態。暑い盛りにいったん小倉に下ろして、そこから佐賀に入厩したが、案の定、狭い馬房で暑く、隣にうるさい男馬がいたから舟ゆすりをするなど、イレ込んで汗ビッショリ。当日のパドックなんて、もう“シュン太郎”でこれはダメだと思ったのに勝つんだからね。その時に本当に大したヤツだと思ったんだ」 −−26日の坂路では800m52秒4→37秒8→13秒5の好時計を楽々とマークしました。 「19日にすでに、坂路で53秒4、ラスト1F12秒8の時計を出しているように、この中間も予定通りのメニューをこなしているが、19日のケイコに比べても、26日の動きの方が良かった。上々の追い切りだったね」 −−最後に、JBCマイルに向けての抱負をお聞かせ下さい。 「脚質に幅が出て、どんな競馬もできる。ゲートを出たなりで競馬ができるのは強み。涼しくなって馬の調子はグングンと上がっているから、つねに脚元に細心の注意を払ってやらないといけないほど。今回の結果次第ではJCダートも視野に入ってくるし、楽しみな一戦だよ」
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レジャー 2006年10月28日 15時00分
GI天皇賞・秋 藍子同姓愛 佐藤哲インティライミ
本紙登場以来、いまだ的中のない女優・佐藤藍子。しかし、29日に東京競馬場で行われる「第134回天皇賞・秋」(GI 芝2000m)はお任せあれ!昨年はヘヴンリーロマンスの単勝を見事にゲットしているとあって、今週の推奨馬にはバッチリ自信がある。ディープインパクトの出走回避で混戦模様の一戦だが、藍子はインティライミに超自信の◎を打った。 3週連続で的中なしはかなりショック。プライベートでは結構当ててるんですけどねえ。パドックが見れたらなあ…。私は普段、パドックを見て馬を選ぶタイプなので、事前の予想では本調子が出ないんです(苦笑)。 でも、今週は任せてください。天皇賞・秋は昨年、ヘヴンリーロマンスの単勝(7580円)を的中させて、儲けた実績があるので自信のあるレースです。今年もビシッと当ててみせます! ◆天皇賞・秋◆私は普段、絶対軸の馬を決めて馬券を購入しています。今回の絶対軸に推すのは、インティライミです。 もともとこの馬は大好きで、昨年のダービー(ディープの2着)でも馬券を取らせてもらいました。ケガ(骨折)で休んでいた影響か、このところは調子を崩していたようですが、前走の京都大賞典で上がり3F33秒4の末脚を繰り出すなど、調子が上がってきた様子。そろそろ復活シーンが見られる気がします。 鞍上の佐藤哲騎手は私と同じ「佐藤」なので思い入れのあるジョッキー。「佐藤」は日本でかなり多い名字のはずなのに、今年のサッカーのワールドカップでも、野球のワールドベースボールクラシックでも「佐藤」の名字の人はいませんでした。その分、競馬の舞台で「佐藤」の活躍に期待したい。熱い“声援”を送っちゃいます。 単勝で狙うもう1頭はコスモバルク。海外でGI(シンガポール国際C)を勝ったし、そろそろ日本のGIレースでも勝っていいのでないかと。プロ野球で日本ハムが優勝するなど、北海道は勢いもあるので、道営のバルクにも頑張ってほしい。 今週こそ何が何でも的中させたいので、枠連も狙います。インティとバルクのいる4枠と5枠には、スイープトウショウとスウィフトカレントという怖い2頭がいます。昨年も牝馬が勝ったし、とくにスイープには頑張ってもらいたいです。 スイープは前走・京都大賞典の走りを見ても、強さは本物。昨年のヘヴンリーは恵まれた感があったけど、スイープなら強さを見せて牡馬勢を圧倒してくれそうです。スウィフトは今夏に調子が良かったし、秋も結果を残してくれるのでは。 馬連で狙いたいのはダイワメジャー。何となく直感的に怖いと思うんですよね。展開も向きそうですし、毎日王冠を勝った勢いは侮れません。 もう1頭はダンスインザムード。2年連続で牝馬が勝利し、今の時代を反映して馬の世界でも“女”が強いってことになる気がします。それに青鹿毛のダンスは馬体がかっこいい!オランダには「フリージアン」という馬車を引いたり、乗馬として利用されている馬がいるんですが、その黒い馬体は「北斗の拳」でラオウが乗っている黒王号のような雄大さ。ダンスも同じように馬体の格好良さがあるので、女の強さを見せてほしい。 馬券は、(9)(8)の単勝、枠連で(4)(5)、馬連は(9)から(8)(14)(4)(7)に流し。(4)(7)の牝馬2頭の馬連も押さえます。3連複で(4)(9)を軸に(14)(7)への流し。以上の合計10点で、今週こそ初的中を果たしてみせます!
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レジャー 2006年10月27日 15時00分
GI天皇賞・秋 北海道パワーだ!古谷が断!! コスモバルク“覇道”
ファイターズに続け!29日(日)に東京競馬場で行われる「第134回天皇賞・秋」(GI 芝2000m)の枠順が昨26日に確定した。北海道日本ハムファイターズの日本シリーズ制覇でわく北海道から、今度は競馬の頂点を目指し、もう一人の勇者コスモバルクが勇躍東京入り。レースをいまや遅しと待ち構えている。今年は駒大苫小牧も高校野球で大活躍。北海道旋風が吹き荒れる中、本紙・地方競馬担当の古谷剛彦はバルクにこん身の◎を打った。 夏の甲子園では、駒大苫小牧が準優勝。その雪辱も含め、北海道日本ハムファイターズが、とうとうやってくれた。 26日の北海道は、ファイターズの話題で持ち切りだったし、これほど感動した日本一も、久しぶりだった。 「ファイターズが日本一を決めて、その勢いに乗って、バルクも結果を出したい」 五十嵐冬樹騎手は、追い切りを終えてから、この言葉を繰り返してきた。 26日の最終追い切りは、抜群のラップを刻み、最後の1Fを13秒0でまとめた。門別競馬場の本馬場(ダート)は、馬場改修を終えたばかりで今月に入って使用できるようになった。その分、砂も深く、時計の掛かる馬場になっている。ダートが苦手なバルクとしては、4F53秒6→3F39秒9は、むしろ優秀な時計といえるだろう。 普段から攻め馬に騎乗している田部和師も、「乗っていて、背中の感触が良く、フットワークが抜群。間違いなくこの秋で一番のデキ」と手応えをつかんでいる。 そして、口数の少ない鹿島厩務員にしても、「前走とは比較にならないほど良い状態」と自信を持って、バルクとともに、26日の午前10時30分に、門別競馬場を出発して行った。 「北海道の皆さんは、世界でイチバンでーす!」 日本ハム・ヒルマン監督の言葉に、道民はわきにわいた。幾度となく、GI挑戦で涙を呑んできたバルクと五十嵐冬。今年、シンガポールで国際GIを制覇し、そのウッ憤は一度は晴らされた。一方で国内GIを獲らせたいという思いは、さらに強まったに違いない。プロ野球の次は北の大地の顔でもある競馬で!道民の声援がバルクと五十嵐冬を後押しする。
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レジャー 2006年10月26日 15時00分
GI天皇賞・秋 鶴留師が確信 盾の女王 スイープトウショウ
ディープインパクトの不出走で、にわかに混戦模様となった「第134回天皇賞・秋」(GI 芝2000m 東京29日)。しかし、日本馬で唯一ディープを負かしたハーツクライ、そして、一昨年の年度代表馬ゼンノロブロイを昨年の宝塚記念で一蹴した女傑スイープトウショウが実力的に一歩抜きん出ているのは間違いない。今春は軽度の骨折のため休養を余儀なくされたが、休み明けとなった京都大賞典を楽勝。栗東キャップ・谷口記者も、陣営の戴冠への自信のほどを肌で感じ取ったようだ。 胸躍らされた凱旋門賞は遠い昔話。突如の年内引退発表に、晴天の霹靂(へきれき)だった禁止薬物騒動、さらには秋天出否のドタバタ劇…。つぶらな瞳のディープインパクトに何ら罪はないが、関係者の不協和音には怒りを通り越し、悲哀すら感じてしまう。 そんなディープに翻弄される報道陣をよそに、われ関せずとばかり、昨年獲り逃した秋天にピタリと照準を合わせてきたのが女傑スイープトウショウだ。 ダンシングブレーヴの肌にエンドスウィープという配合がベストフィット。際立つ悍性のきつさから解き放たれる異次元の末脚は、牡馬を相手にしても一歩も引かないパフォーマンスを披露してきた。 通算<8216>。GI3勝を含む重賞6勝は、歴代の牝馬賞金獲得ランキングを見てもエアグルーヴ(1位)、メジロドーベル(2位)、ヒシアマゾン(3位)といった名だたる名牝に迫る勢いだ。 振り返れば、昨年までは「一度調教で立ち止まったらガンとして動かない。週に坂路でまともに乗れるのは、ほんのわずかだったから普通の馬の半分ぐらいしか量はこなせなかった」と池添騎手。それでも、2005年宝塚記念では後に日本馬で唯一ディープに後塵を浴びせたハーツクライや、04年年度代表馬のゼンノロブロイなどを一蹴してみせた。 それから早1年、円熟の5歳を迎えたスイープは、調教役の山田助手をはじめとする精鋭スタッフらの努力も手伝って、気の向くままに走っていたワガママ娘から大人の女へと見事に脱皮した。 「昨年に比べ、いろいろ精神面で余裕が出てきた。今では400mの角馬場でキャンターを長めに乗れるようになったし、一番馬場の広い(栗東)Eコースとの併用も可能になった。ケイコ量を距離に換算したら、昨年とは随分違うはず」(山田助手) 現実に復帰戦となった京都大賞典(1着)では、休み明け+オークス以来の2400mをあっさりクリア。本番へ向け、幸先の良いスタートを切った。 「これまでの休み明けといえば、詰め寄る競馬しかできなかっただけに正直、息がもつかどうか半信半疑だった」と話す山田助手も、この勝ちっぷりには目を丸くした。「勝負どころで他馬に周りを囲まれる苦しい位置取りだったが、手応えは進路をどう取るかぐらい余裕があったからね」。もはや陣営はディープが居ようと居まいと関係なし。本格化著しい愛馬に絶大な信頼を寄せている。 加えて、唯一の不安でもあった久々激走の反動も皆無に等しいと鶴留師はいう。「レコードが出るような流れだと、その後が怖いが、前走は正味、ラスト2Fだけの競馬。トライアルとしては理想的なステップが踏めた」とニンマリだ。 女傑スイープトウショウがディープに負けない鬼脚で府中の直線を飛んでみせる。
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