レジャー
-
レジャー 2006年10月13日 15時00分
確定GI秋華賞 アドマイヤキッス激変
百花繚乱に咲き誇る今年の牝馬クラシック最終戦「秋華賞」だが、連下は荒れ相場も、勝ち馬は世間で言われている桜花賞、オークス、ローズS勝ち馬の“3強”から生まれるのは、能力比較や体調面から勘案しても相当な確率だろう、と読む関西本紙の谷口記者の導き出した本命馬とは? 本命はズバリ!アドマイヤキッスだ。 「まるで良家のお嬢様」と陣営ですら皮肉った春は桜花賞、オークスともに1番人気に支持されながら戴冠を逃したが、修羅場のGIペースで泥まみれになった経験が“彼女”を大きく変えた。 ひと夏を越してからは「攻めでも、キャンターから闘争心をみなぎらせる。抑えるのに手がしびれてひと苦労」とは、黒子役に徹する高田騎手。前走のローズSでは、完全に勝ちパターンに入ったシェルズレイを小回り平坦の中京にして、わずか1Fで一気に差し切ってみせた。 もちろん、本番に向けての臨戦態勢は万全だ。その寸分狂いない仕上がりに、松田博師、武豊のご両人が口をそろえる。「最後の1冠は何としても獲りたい」。そう締めた言葉が、昨年のエアメサイアの執念とオーバーラップする。
-
レジャー 2006年10月11日 15時00分
GI秋華賞追い切り速報 春の実績馬を脅かす不気味な存在 究極の上がり馬 サンドリオン絶好
今週は「第11回秋華賞」(GI 芝2000m 京都15日)が行われる。無敗のオークス馬カワカミプリンセス、ローズSを圧勝したアドマイヤキッス、桜花賞馬キストゥヘヴンが人気を集めているが、紫苑S勝ち馬のサンドリオンが不気味な存在。究極の状態に仕上がっており、今朝の追い切りでも絶好の動きを披露した。 何も注目すべきは春の実績馬ばかりではない。紫苑Sを制した究極の上がり馬・サンドリオンの動向には要注意だ。 今朝は坂路で秋山騎手を背に、51秒6→37秒8→12秒8(強め)。3連勝の勢いそのままに、素軽いフットワークで登坂。山下助手も「前走後はいったん楽をさせたけど、先週あたりからまた良くなってきた。いつも通り、いい感じできていますよ」と仕上がり面に関して太鼓判を押してくれた。 ダートで2勝とはいえ、V3は並の馬ではできない芸当。同助手はこの躍進ぶりを「未勝利を勝った後、あせらず秋に備えて休ませたのが良かった」と説明するが、それだけ厩舎内の評価がもともと高かったということ。「トモに実が入ってきたし、牝馬なのにレースを使うたびに体重が増えているなんて、力がついてきた証拠でしょう。前走は輸送があってプラス2kg(468kg)。今回も体は増えていると思うが、何も心配はいらないよ」と、予定通りの成長曲線を描く愛馬に思わず笑みをこぼした。 前走の紫苑Sは一転して後方からの競馬となったが、「2頭ほど速い馬がいたからね」と同助手。とはいえ、それで結果を出すあたりは能力のなせる業だろう。 「それまでがそうだったように、本来は前々で競馬をするのが一番いいと思う。精神的な成長もうかがえるし、うまく自分の形に持ち込めれば、ここでも楽しみだね」 確かに、紫苑S組の連対は過去に1度もない。しかし、この破竹の勢いを軽視しては、必ずや痛い目に遭うはずだ。
-
レジャー 2006年10月07日 15時00分
GII毎日王冠 テレグノシス花道V
今週のメーンは、秋の東京競馬のオープニングを飾る「第57回毎日王冠」(GII 芝1800m)。天皇賞・秋を目指す強豪が顔をそろえたが、一長一短のある組み合わせで、ひと筋縄ではいきそうにない。そこで、本紙特捜班は、東京コースのスペシャリスト・テレグノシスに白羽の矢を立てた。 ディープインパクトVSその他大勢。春はこのひと言で片付けることができた古馬中長距離路線だが、秋競馬は周知の通り、ディープが仏・凱旋門賞に挑戦した関係で、その他大勢による戦国絵巻の様相を呈している。 無論、この後に続く天皇賞・秋を狙っている各陣営においては、鬼の居ぬ間に盾の金看板をかっさらおうと腹黒く皮算用しているに違いない(?)。イコール今年の毎日王冠は、例年以上に盾への“予行練習”の色合いが強い。一部の陣営を除いては…。 その一部陣営とは杉浦厩舎である。スタンバイさせているテレグノシスは、7歳も秋。そろそろ引退の2文字がチラつく年を迎えている。 長いようで短い競走馬生活。チャレンジ精神で王道を突き進ませるのも美学だが、杉浦師が選択したのは「名より実」である。 「GIでもやれる力はまだ残っているが、善戦はできても勝ち切れるかとなると…」。この後は天皇賞には向かわず、中1週で富士S(GIII 芝1600m)を予定しているという師からは、何とかもうひとつ重賞を勝たせてやりたいと願う親心が見え隠れする。 もっとも、条件としては、「馬場にヨダレがタレただけでもダメ」という大の“道悪嫌い”。開幕週の絶好馬場のなか行われる毎日王冠が、よりチャンスが大きいことは師自身が一番よく知っている。現実に、このレースは一昨年の勝ち馬であり、昨年も2着と抜群の相性を誇る。逆にこの機を逃せば、東京の開幕馬場は来春までオアズケ。年齢的な部分も含めると、これが事実上のラストチャンスになるかもしれないのだ。 中間は馬なり中心ながら、丹念に乗り込みを消化。牡馬にしては仕上がり早のタイプでもあり、「短期放牧明けになるが、前走よりもむしろ状態はいいぐらい」と師が語れば、最終追い切りにまたがった大野騎手も「併走馬をスッと離してくれた。あれだけ反応がいいのは体が良くなっている証拠でしょう。息の入りも良かった」と能力全開を約束した。 その前走・関屋記念は3着ながらも、繰り出した末脚は出色の上がり3F33秒1。ローカルのGIIIとはいえ、これだけのパフォーマンスが見せられれば、切れ味に衰えは見られない。 東京は前述のほか、NHKマイルC(GI)など全5勝を挙げているスペシャリスト。中央場所に戻るといっても、ディープ不在ですでに気持ちが先に向いている面々ばかりなら、自慢の豪脚がさく裂しても決して不思議ではない。
-
-
レジャー 2006年10月06日 15時00分
アイルランドT キンシャサノキセキ断然
いよいよ今週から東京開催がスタート。土曜メーンを飾るのは「アイルランドT」(準オープン 芝1600m)だ。拮抗したメンバーが上位に顔をそろえ、難解な一戦となったが、清水記者は堂々とキンシャサノキセキに◎を打った。NHKマイルC3着馬にとって、ここは単なる通過点。楽々突破し、秋の重賞戦線へ殴り込みだ! 非凡な能力を秘める3歳馬3頭に加えて、藤沢和厩舎の隠し玉、そして昨年の秋華賞3着馬が参戦と、アイルランドTは実質GIIIクラスのメンバーが顔をそろえた。 2週後の富士S(GIII 芝1600m 東京)も要注目だが、もしかしたら、ここからマイルCSの覇者が生まれるかもしれない。準オープンといえども見落としはご法度だ。 人気は覚悟。NHKマイルC3着馬のキンシャサノキセキに負けは許されない。 新馬勝ち直後に、いきなりオープンのジュニアCを制して2連勝。もともとのポテンシャルは確かだし、そのとき破ったのが今回も人気の一角を形成するアドマイヤカリブだから価値は高い。カリブは函館2歳S3着の実績ほか、その後のクロッカスSでは、あのステキシンスケクンを撃破している強豪だ。 ちなみにキンシャサはアーリントンC(6着)でシンスケクンに敗れているものの、このときはスタート直後に他馬にぶつけられる痛恨の不利があった。さらに2角でも外に振られるなど、まったく競馬をさせてもらっていない。単純にカリブを物差しにすると、キンシャサはシンスケクンと同等以上の力を持っていると踏んでいい。 三段論法チックになるが、同等以下のシンスケクンが古馬相手に京成杯AHを勝っているとなれば、準オープンなど障壁にならないことは明白。ここも通過点にすぎないだろう。 ひと夏を越しての成長も目を見張るところ。「トモなんかに幅が出てきたし、ドッシリしてきた印象。間違いなく体重は増えていると思うが、すべて成長分と考えてもらっていい」とは堀師。南半球産で遅生まれのため、他の3歳馬よりも大きな上積みが見込めるのも頼もしい。新馬勝ちを収めていることから初戦から能力を出せるタイプだし、5カ月ぶりも心配無用だろう。 舞台はNHKマイルCと同じベストの東京1マイル。前記の通り南半球産のため、斤量も54kgと1kg恵まれたことも大きな強調材料。毎日王冠に出走しても人気を得るような馬が、ここで足踏みすることはありえない。
特集
-
岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分