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SNSで活路を見出す“パパ芸人”、プライベート公開で好感度もうなぎ上り

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千原ジュニア

 2019年はいわゆる「第七世代」が台頭し、お笑い界を席巻し始めた。そんな中、90〜00年代から長らく活躍してきた上の世代の芸人が所帯を持ち、SNSで子どもとの写真を多くアップし話題となっている。

 「芸人には、SNSでプライベートを公開しない人もいます。仕事関連のオフショットを掲載しても、飲み会や自宅の写真などは絶対にアップしないなんてことも。その中でも、子どもとの写真を公開するパパ芸人が増えてきました。そうしたこともあってフォロワー数や好感度もうなぎ上りになっています」(芸能ライター)

 パンサー・尾形貴弘はインスタグラムで娘との写真を多数掲載、フォロワー数は約3万3,000人だ。NON STYLE・石田明はインスタグラムやブログで双子の娘との写真を公開しインスタグラムのフォロワー数が20万2,000人を突破した。さらにスタッフからの進言により、千原兄弟・千原ジュニアもインスタグラムのアカウントを持っている。まれに子どもと手をつなぐ後ろ姿や、ジュニアのパンツを履こうとする姿を公開。ネットニュースにもなった。ちなみに、ジュニアのアカウントのフォロワー数も16万7,000人と多い。知名度の高い芸人が気になるプライベートや家庭的な一面をのぞかせ、人気になっている。

 そんな中、メディアでの露出は少なくなったものの、親子でSNSに登場し、活路を見出す芸人も増えている。スギちゃんは、Twitterなどで子どもとのエピソードを写真や動画で公開している。13万5,000人とフォロワー数も上々で反応も良い。4人の子持ちであるエハラマサヒロは、SNSやYouTubeチャンネル「エハラ家チャンネル」などで子どもと多くの写真や動画を公開。Twitterは16万3,000人、YouTubeも開設したばかりではあるが、チャンネル登録者数5万人を突破した。

 「子どもとの写真は見ている人たちも安心して見られますから、芸人にとって損はありません。しかし、子どもたちが成長するにつれ、写真が公開できなくなることもあると思います。息子・娘に頼っている一部のパパ芸人は、今のうちから対策を練っておかなければなりませんね」(同上)

 もちろん、ただ楽しいことを分け与えたいエンターテイナーの側面もある芸人がほとんどであろうが、まれに子どもを使って金もうけを考えている芸人がいることも確か。金が絡むと世間の目は厳しくなることもある。SNSでとどめておくことが得策のようだ。

※記載したフォロワー数は全て2019年12月現在

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