「これまでは『あの桑田氏の息子がブライダルモデルをしている』というような感じで見られていました。しかし今やさまざまなアプリを駆使して顔写真を美しく加工する『Matt化』が話題で、多くのタレントがこぞってマネしている。ついに父親のネームバリューを借りずに活躍できるようになった」(芸能ライター)
もちろんこのCMオファーはMatt人気に乗っかったものだろう。そこにあの大投手・桑田氏が「抱き合わせ」で出るのだから、時代は変わったものだ。だが今、そんな2世タレントの人気が親を超える「逆転現象」が起きているようである。
「日曜劇場『グランメゾン東京』(TBS系)で三ツ星レストランを目指す尾花夏樹(木村拓哉)が、熱いハートを買ってスカウトした料理未経験の従業員・芹田公一を演じているのは、寛一郎。あの名優・佐藤浩市の息子です。この夏、父の佐藤の方は映画『空母いぶき』で首相役を演じる際、ストレスに弱くすぐ腹痛を起こす設定にしたと発言。安倍首相は潰瘍性大腸炎の持病があるため、ネットで批判が相次ぎました。そんな中、寛一郎の好演が父親のイメージダウンを緩和させているとも言えるでしょう」(同)
さらに期待されるニューフェイスが、藤岡真威人である。といっても誰のことか分からないだろう。あの藤岡弘、の長男である。
「現在15歳の彼は、26日の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)の2世SPに出演。20代、30代の2世がスタジオに居並ぶ中、一人だけ高校生が交じっている状況を明石家さんまが面白がったことから始まり、彼の独特な雰囲気、テンポの遅いしゃべりで毎回笑いが起こった。それでいて塩顔で、父に似て雄々しい眉毛と、新田真剣佑を思わせる雰囲気もあります。今後は役者を目指すそうですから、ブレイク間違いなしと言えるでしょう」(同)
父・藤岡のテレビ出演といえば、地方のレギュラー番組と『秘密のケンミンSHOW』(同)ぐらい。これから親子共演もどんどん増えそうだ。