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競輪穴男列伝 地味でも33バンクで面白い佐藤康

 佐藤康紀(青森・73期)は地味な選手だ。位置取りが3番手、4番手でも直線勝負にかけてくる。それなら直線の長いところがいいかというとそうでもない。33バンクでの頭が多い。

 33バンク・奈良GIIIの特選は新田祐大(福島)について追い込み頭に抜けた。混戦の準優Bでは加倉正義(福岡)を抑えて1着。基本は追い込みだがまくり追い込みも打てる味のある選手だ。

 デビューが平成6年4月。平成13年の函館ふるダビでは(2)(3)(3)(7)。準決は伏見俊昭(福島)俵信之と大橋秀人の地元・北海道勢が相手。当然、佐藤は大橋の後ろ4番手。レースは伏見が11秒5の快速逃げ切り。2着は地元のドン・俵が流れ込んだが佐藤は11秒2の差しで微差ながら大橋を交わしGII優参を果たした。

 本人は「調子に波がある」というが、平成15年の千葉FIで地元の鈴木誠を破って優勝したときには伏兵・小磯知也(徳島)のまくりに付け替えて14秒4の追い込み脚を見せた。
 24日開幕の小田原FI。荒井崇博(佐賀)で人気はかぶる。特選や決勝では出番がないかもしれないので準優が狙い目。戦法的には400、500の選手だが、スプリンターだけに33もこなせるのだろう。ともにFI戦の前橋で(1)(1)(3)、松戸(2)(7)(2)の成績は小田原33でも活きそうだ。

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