古代ローマ時代に二輪馬車競技場として使われていたサーカス・マキシマスで開催された同イベントでは、ガガは『ボーン・ディス・ウェイ』と『ジ・エッジ・オブ・グローリー』を披露、世界中の同性愛者の人々に平等な権利の必要性を訴えた。
ブルーのウィッグにヴェルサーチのドレス姿でガガ、「私達はみな同じDNAから生まれたの。ただこういう風に生まれてきた。私はこの世界の女性として、政府に対して、みんなと一緒に私達の平等の権利を世界中に訴えるわ」「愛の革命を起こし、とても強い人間の力で命を守り、世界中の統一を奨励しましょう」とコメントした。
また、ガガは自分がどのくらい「ゲイ」なのか、といつも質問されることも100万人近くの人々に告白した。
「いつも『レディー・ガガってどれぐらいゲイなの?』って聞かれるの。私の答えは『私は多面性をもった子供』っていうことね」
ガガは平等な権利について常にアピール、ヒット曲『ボーン・ディス・ウェイ』が、「ゲイ、ストレート、バイ、レズビアン、性転換を受けた人生であろうと関係ない。私は正しい道にいるのよ、ベイビー」という歌詞を含んでいるという理由で、マレーシアのラジオ局にその部分の歌詞を入れ替えられようとしたときには、マレーシアのファンに対して「平和的に抗議」するよう呼びかけていた。
「ラジオであの歌詞を流して欲しいマレーシアにいる若者のみんな、自分の声を聞かせるのは、若者としての仕事で義務よ」「自分の社会からとき離れたければ、何でもするべき。電話をしなくちゃ、ヤメちゃダメ、平和的に抗議しないとダメよ」