「近年、『キングオブコント』は視聴率が低下しています。ゴールデンの放送時間帯でもありますし、年に1度のお祭りですからね。“お笑いファン以外”の視聴者も取り入れたくて、あの手この手を試しているのでしょう」(お笑いライター)
決勝メンバーは、準決勝進出した芸人と一部の関係者しか明かされていないため、完全シークレット。しかし、その宣伝方法に批判が起きているのだ。
「『水曜日のダウンタウン』(同)内で放送されたCMでは、決勝メンバーがシルエットで登場しているのですが、どの組が進出したのかすぐに分かってしまいました。コアなお笑いファンであれば認識できてしまう宣伝方法でしたので、内外問わず“隠す意味がない”と批判が起きています」(同上)
また、「芸人から漏れてしまう」という声も多い。準決勝まで勝ち残っている空気階段(鈴木もぐら、水川かたまり)がパーソナリティーを務める『空気階段の踊り場』(TBSラジオ)では、「(芸人はおしゃべりのため)1人の芸人が他の芸人にしゃべったら“ねずみ講”みたいに広がっていく」と懸念。劇場周りにいるファンくらいであれば知っている人もいるのではと語っている。
ほか、芸人側の不手際で1組漏れてしまったという情報もある。さらば青春の光(森田哲矢、東ブクロ)がパーソナリティーの『青春デストロイヤー』(NBCラジオ佐賀など)で語ったところによると、ある芸人が「口外禁止」という一言もなく受かったことをスタッフに報告。関係者が拡散してしまったというのだ。
とにもかくにも、優勝はどの組になるのかは当日まで分からない。どんなコンビもしくはトリオが、我々を楽しませてくれるネタを披露し、優勝するのか? お笑いファンならずとも必見である。