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全日本プロレス 武藤敬司がまさかのフォール負け。王道マットをタイトル戦線が激化

 全日本プロレスの新シリーズが11日、東京・後楽園ホール大会で開幕。メーンではIWGPヘビー&世界タッグ王者・武藤敬司&3冠ヘビー級王者・諏訪魔の”現役王者タッグ”が実現した。だが、現王者組は武藤がGURENTAIにまさかのフォール負けを喫する反乱の結果。さらに3冠次期挑戦者をめぐっては新たに2つのプランが浮上。王道マットのタイトル戦線がにわかに騒がしくなってきた。

 王道マットに新展開だ。
 4・29愛知県体育館大会で世界タッグ王座初防衛後、GURENTAIの太陽ケア&鈴木みのるから挑戦表明を受けた武藤。この日は3冠王者の諏訪魔と組み、ケア&みのると激突した。
 試合前には「まだまだ判断しづらい。このチームがどうなるのか、この試合で査定する。フォールを奪うことが最低条件」と語っていた武藤。だが、試合中に腰を痛め、精彩を欠いた。さらに諏訪魔が場外でスリーパーを食らい、王者コンビは分断される場面も見られた。
 最後は閃光魔術弾をかわされると、ケアのTKO34thを食らってごう沈。IWGP&世界タッグの2冠王者がまさかのピンフォール負けを喫してしまった。
 試合後、敗れた武藤はGURENTAIの世界タッグ挑戦について明言を避けたが、逃げ道がなくなったのも事実。もはやGURENTAIとの防衛戦は決定的となった。
 一方、3冠タイトルをめぐるを争いにも動きがあった。NKPWA世界ヘビー級王者で、3冠挑戦に意欲を見せていた”無我の哲人”西村修はこの日、渕正信&エル・サムライと組み、東京愚連隊(NOSAWA論外、MAZADA、TAKEMURA)と対戦。回転足折り固めでTAKEMURAから3カウントを奪ってみせた。
 因縁のTAKEMURAから勝利を奪ったことで、気持ちに一段落がついた西村は「今のタイミングを逃しますと、当分ないでしょう」とあらためて3冠次期挑戦者に名乗りを挙げ「(挑戦)表明者が複数いるなら、挑戦者決定戦を」と提案した。
 西村の挑戦表明を受け、渕取締役は挑戦の条件として「まずは結果を残さないとな」と現王者の諏訪魔と対戦する16日の鳥取大会、19日の大分大会での必勝ノルマを課した。その上で「最終戦でもう一度激突する可能性も考えられる」と言及。結果いかんでは25日の神戸大会で3度目の査定マッチもあり得るという。
 タイトルマッチ挑戦をめぐり新たな熱が生まれた全日マット。3冠、世界タッグ次期挑戦者をめぐる争いが激化している。

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