スピードゴルフは、通常のゴルフに加え18ホールを回るタイムも争う競技。13日に御殿場で行われたスピードゴルフオープンで、松井丈選手がスコア77、ランタイム46分22秒で優勝する様子が放送された。
張本氏はその様子を見ると、「喝」と絶叫。ゲストの元フィギュアスケート選手の鈴木明子氏が「ええ、あっぱれですよ」と反論すると、「何が面白い? 関口さんもゴルフやるからわかるでしょ。何が面白い。あんなつまらないもの考えてもらいたくないわね」と怒る。
関口宏は「見ていて面白いですよ」と話すと、張本氏は「何が面白い。やっぱりね、走ったらせくでしょ。しかもね、グリーンの上で運動靴でも、速く歩いちゃダメなんですよ。芽が倒れるんだから、何が面白いの」と苦言を呈す。
それでも、関口は「見てる人、結構喜んでいましたよ」と話すが、再び張本氏は、「知らない人は喜ぶでしょ。やる人は面白くないよ」とまくし立て、「走っちゃダメだよ。200ヤード以上走るんだから」と競技にダメ出しをする。
その後、張本氏は松井選手に「あっぱれ」。「普通でも(過去の記録の)74では回れない」と褒め称え、「普通の人は85…」と話したところで、関口は「わかりました。鈴木さんのあっぱれの理由は?」と話を変え、鈴木氏は「迷いがない。素晴らしい」と褒め称える。
すると、張本氏は口を尖らせ、「まだ話終わってないのに、わかりましたって止めないでよ。言いたいことが2つ、3つあるんだから。それを終わってから他の人指名してよ。もう忘れちゃった」と話し、笑みを浮かべた。
それから関口は「こういう競技があるということを皆さんに知ってほしい」とまとめるが、張本氏は「あるというだけでね。やらないほうがいいわ、面白くない」とバッサリ。関口は「私は面白いと思ったけどな」と不満そうに話した。この発言に視聴者からは案の定、「競技に対するリスペクトがない」「つまらないとは何事だ」「スピードゴルフを全否定するな」など、怒りの声が相次ぐこととなった。
スピードゴルフを全否定した張本氏。言論の自由だが、不快感を持った人は多かったようだ。