高橋は、18〜19年シーズンから現役復帰すると発表したが、これを聞いた元フィギュアスケート選手の小塚崇彦は、ブログで高橋を称えつつ、高橋がアイスショーにも出演していることにも触れ、「『アイスショーと試合』って『フリーランスと会社員』くらい違う」と解説。さらに、3月に引退を発表したばかりの無良崇人も自身のTwitterで「大ちゃんの背中を追って来た僕にとってこんなに嬉しいことはない!!」と後押しし、村上佳菜子も「大ちゃんが頑張るから私も全力の全力で応援します!!!」と気持ちを示した。
このように多くの同志たちが声援を送っているが、特にフィギュア界は選手同士の繋がりが強い。
「日本のフィギュア選手は少し特殊で、互いをライバルだと思っていない。他国の選手たちは、リンク外でもお互いを意識しているという話もよく聞きますが、日本の選手たちは『ライバルは自分』との意識が強いので、他人に対してどうこう思わない。その礎を築いたのがまさに高橋さんらで、だから、日本のフィギュアは強くなったのだと思います」(関係者)
その関係性は、引退後も良好だ。
「当時は浅田真央さんがスター選手というイメージでしたが、引退後は村上さんは解説者として、浅田さんはどちらかというとテレビの露出を控えているので、それぞれ活躍のフィールドが違う。いいバランスを保っているんだと思いますよ」(前出・関係者)
今回の高橋の現役復帰は、選手らだけではなく世間も驚かせたが、ネット上では「サッカー見てても思うけど、挑戦する人のことを誰も否定できないと思った」「本人が本気なら周りがとやかく言う事も無い。サッカーのおっさんジャパンに若干感化された」と応援する姿勢の人が多数で、サッカー日本代表選手の活躍に影響された人も多いようだ。
W杯では日本は残念ながらベスト16で敗退してしまったが、フィギュアでもサッカーでも、自分の意志を貫き戦う姿勢は多くの人を感動させるに違いない。
記事内の引用について
小塚崇彦の公式ブログよりhttp://takahiko-k.com/
無良崇人の公式Twitterよりhttps://twitter.com/takahito3211
村上佳菜子の公式Twitterよりhttps://twitter.com/Canyanpy1107