−−役がらを教えて下さい。
男の子に片想いをしている中学生の役です。
−−演じる上で難しかったシーンは?
私は中学生の時にAKB48へ入ったので、恋というのをしたことがなかったんです。告白をするシーンとかでは、「どういう感じなんだろう」と本当にわからなかったです。あとは泣くシーンですね。私は普段でも涙もろいわけではないのでとまどいました。最後は悲しいこととか思い出して…泣けました。
−−片想いの思い出ってありますか?
すっごいサバサバしているって言われるので…あんまり興味がなかったんです。むしろ男の子と元気よくドッチボールしている感じでした。ほんとに恋のエピソードとか持っていないんですよ。
−−今回、恋をする役を演じてみてどう思いましたか?
いや〜よくわからないなあって思いました(笑)
−−AKB48では、歌とダンスを中心に活動していると思いますが、演技ってどうでしたか?
演技はあまりやったことがなかったのですが、この映画に出たことで、演技にも興味がわいてきました。また機会があったらぜひ挑戦してみたいです。
−−舞台挨拶では監督から厳しく指導があったという話もありましたが…。
撮影はちょっと前なんで、あんまり覚えていないんですが…(笑)。ただ、最初は監督も「アイドルだから…」みたいな目で見ていたと思います。でも、私は「アイドルだから…」とかと見られることはキライなんです。なので、「アイドルだから…」と見られたくないとは強く思いました。
−−これからやってみたい役は?
大胆な役ですね。いじめる役だったり、いじめられる役だったり。あとはマネージャーさんの役とかもやってみたいですね。普段お世話になっているので、どのくいらい大変なのか体験してみたいです。
−−結構、マネージャーさんには迷惑をかけてる?
私は迷惑かけてないと思いますよ(笑)。人見知りなところもあるので、そんなに騒いでしゃべったりしませんし。
−−AKB48のメンバーの反応は?
秋元才加ちゃんと一緒に出来上がった作品を見たのですが、「私もこういう映画に出てみたい」って言ってくれました。私の演技にも、「すごい、自然。自然にできることって難しいから、女優さんに向いてるんじゃない」とも言ってもらえました。本当にうれしかったです。
−−今年もAKB48は選挙を行うとのことですが、今回の映画で、新しいファンも増えそうですね。
総選挙も大切だと思いますが、選抜に入っても入らなくても、長い目で見ていきたいです。先はまだまだ長いと思うので。
−−最後にファンの方へ一言、お願いします。
今までの小林香菜とは違った一面を見て頂けると思います。また、応援していてよかったと思って頂けるようなことをこれからもチャレンジしていきたいと思います!
小林香菜
1991年5月17日生まれ。埼玉県出身。アイドルグループAKB48チームB所属。2006年4月、AKB48の第二期オーディションに合格して劇場デビュー。AKB48の屈指の天然キャラクターとしてファンから愛されている。
映画『はい!もしもし、大塚薬局ですが』は新宿K's cinemaにて公開中。