search
とじる
トップ > トレンド > レピッシュ・マグミの「音楽玉手箱」今週はこの1枚を聞け!<第57回>

レピッシュ・マグミの「音楽玉手箱」今週はこの1枚を聞け!<第57回>

 毎週金曜日に連載するレピッシュのマグミによるオススメCDを紹介する企画の第57回目。マグミがDJの際にいつも持ち歩く「音楽玉手箱」(CDボックス)から、今週のオススメCDをピックアップしてもらった。

◇今週のこの1枚◇スーパーヘヴィ「Superheavy」(2011年/Republic)

 普通これだけのスーパースターが顔を揃えれば、我の張り合いでまとまりがつかず、シングルだけ力の入ったアルバムになりがちと想像したのですが、見事に個性が融合した飽きのこないアルバムに仕上がっていたので、紹介します。

 メンバーは、ローリング・ストーンズからミック・ジャガー、英国田舎町出身の白人ソウルシンガーで“アレサ・ジョプリン”とも呼ばれる圧倒的な歌唱力の持ち主ジョス・ストーン。ボブ・マーリーの末っ子でダミアン・マーリー。今やハリウッドを代表する映画音楽家の一人でインドからの作曲家A.R.ラフマーン。最後に、おそらくこのプロジェクトをまとめたであろうユーリズミックスなどで有名なギタリスト兼プロデューサーのデイヴ・スチュワート。20代から60代まで各世代一人ずついて、ジェネレーションがミックスされているのが音に出ていて素晴らしいですね。まぁ、ミック・ジャガーが率いるという訳ではなく、ストーンズ以外としては、初めてバンドのメンバーとして参加しているのが面白いですね。ちゃんとミックファンを喜ばせる演出はあるものの、でしゃばることはなく、ベテランとして、ちゃんとバックアップしているのが窺えます。ジョス・ストーンの透き通る声が全体的にオアシスを作り、reggaeの部分をダミアン・マーリーがリードし、異国情緒の雰囲気をA.R.ラフマーンがアルバムのスパイスのようにあちこちにふりかけ、まさしく世界旅行のようですね。みんなが遊びながらも楽しそうにレコーディングしていた感じがすごく伝わります。ミックが歌う本格的なskaもこの場所だけでしょう(笑)。個人的にはアルバム後半の流れが気に入っています。

 ちょっとツアーなどは無理だとは思うのですが、もし日本に来るのであれば、ぜひ観に行きたいですね。第2弾も実現するものであれば、遊びでもいいので聴いてみたいですね。

■マグミ オフィシャルウェブサイト http://magumi.jp/main.html

■2011/11/20(SUN) 「P-ROCK STARの饗宴」at 下北沢「CLUB Que」
出演:MAGUMI AND THE BREATHLESS / 水戸華之介&3-10chain
OPEN 17:30 / START 18:00
前売¥4,000 当日¥4,500 (税込/DRINK別)
info 下北沢「CLUB Que」http://www.ukproject.com/que/

■2011/12/18(SUN) 「headLine vol.24」at 下北沢「CLUB251」
高畠俊太郎BAND
(Bass:石川具幸/Drm:タザワコウダイ/Eg:平松賢一)
<guest>
MAGUMI AND THE BREATHLESS他
OPEN 18:00 / START 18:30
前売¥3,000 当日¥3,500 (税込/DRINK別)
info 下北沢「club251」http://www.club251.com

■2011/12/28(WED) 「年末だヨ!全員集合」at 下北沢「CLUB251」
MAGUMI AND THE BREATHLESS 今年最後のワンマンです!!
OPEN 18:30 / START 19:00
前売¥3,500 当日¥4,000 (税込/DRINK別)
info 下北沢「club251」http://www.club251.com

関連記事


トレンド→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

トレンド→

もっと見る→

注目タグ