体操の76年モントリオール五輪元代表の岡崎聡子容疑者(52=東京都杉並区)が、覚せい剤取締法違反(使用)でまたも御用となった。
警視庁新宿署によると、岡崎容疑者は2月15日午前3時頃、東京・新宿区百人町1丁目の路上を歩いていたところを、パトロール中の警察官に職務質問され、任意の尿検査で覚せい剤の陽性反応が出たため、18日までに同法違反容疑で逮捕された。
逮捕容疑は15日頃、覚せい剤を使用した疑い。岡崎容疑者は「今はやっていません」と、容疑を否認しているという。
岡崎容疑者は95年以降、同法違反で実に5度の実刑判決を受けており、これが6度目の逮捕となり、まさにギネス級。タレント・清水健太郎(60)がこれまで、同法違反で5度逮捕(他に自動車運転過失傷害と道交法違反で逮捕歴あり)されているが、岡崎容疑者は今回シミケンを上回る不名誉な記録を更新してしまった。
岡崎容疑者は国学院高校1年の時に、全日本体操競技選手権大会、NHK杯体操選手権で優勝し、モントリオール五輪代表に選出され、弱冠15歳で出場した。団体8位、個人総合30位の成績だったが、美形のルックスから、同世代のナディア・コマネチ(ルーマニア)にあやかり、“和製コマネチ”と称される人気者だった。
79年に短大を中退し、芸能界に転身。妊婦ヌードや水中ヌードを披露し、話題を振りまいた。プライベートでは婚約不履行騒動や失踪騒動を起こし、なにかとお騒がせな人物だ。
(蔵元英二)