事件が発生したのは6日午前6時半。70歳の男性が隣に住む57歳の男性に対し、長さ約48センチの模造刀を振り上げ、「いてまうぞ」などと叫び、脅迫。通報を受け駆けつけた警察に暴力行為法違反で現行犯逮捕された。
神戸新聞NEXTが報じたところによると、犯行の動機は被害男性の水やり。2階から木に水を与えていたところ、犯行男性宅に水がかかったそうで、激怒。そこから口論となった模様で、最終的に模造刀で「いてまうぞ」と脅すことになった。
このニュースを聞いたネットユーザーは、「それくらい我慢しろ」「長田区怖すぎる」「模造刀があることがおかしい」など、驚きの声があがる。一方で「2階から水をやるのもちょっとおかしい」「煽って逆上した可能性も否定しきれない」など勘ぐる声も出た。
今回は脅迫までだったが、小さな近隣トラブルが殺人事件に発展することは多々ある。2017年には隣人が仲間を集めバーベキューに興じていることに腹を立てた男性が刃物を持って庭に押し入り、参加者の1人を刺し殺す事件が発生している。
犯人の男は以前から騒ぎ立てる隣人に不満を募らせており、イライラが爆発してしまった様子。このほかにも殺人事件まではいかなくとも、近隣トラブルによって数多くの揉め事が発生しているのが現状だ。
脅迫や殺人行為は容認されるものではないが、近隣の迷惑を考えない行為が人をイラつかせることもまた事実。周りに配慮した生活を送るよう心がけたいものだ。