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「じじいが追いついていない」マツコ、学校のクーラー設置問題に苦言 批判的な中高年はまだ存在するのか

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マツコ・デラックス

 タレントのマツコ・デラックスが6日放送の『5時に夢中!』(TOKYOMX)に出演し、猛暑の対策についての中高年の意見に苦言を呈した。

 この日の番組では、猛暑の影響で学校のクーラー設置が進んでいることを紹介。そして、それに対する意見として中高年から「甘えだ」などという厳しい声があることを伝えていた。

 これを受け、マツコは「今いろんなものが意識を新しい時代にシフトしていかないといけないのに、じじいが追いついていってないよね」とコメント。そして、「理屈じゃない」と批判した。さらに、社会は変わるものだから、それに順応する柔らかい頭になることが大事とし、「できない人はもう多分無理」「こいつらが子供の頃に比べて、尋常でない暑さになっているの知ってるわけじゃん。感情はまた別」とぶった切った。

 このマツコの発言に対し、ネット上では「その通りです。50年前とは比べものにならない」「高齢者はクーラーは贅沢品だと思ってる」「精一杯やるのと過酷な環境で無駄に苦労するのは別問題」といったマツコの意見に賛同する人が続出。さらには、「僕らは10代の頃、旧世代のオッサン共を『頭が固い』『俺らのことわかってない』とか言ってましたが、ブーメランになって帰ってきました」「エアコンの事しかり、生き方働き方の事しかり、部活動の在り方しかり。自分は柔らかい考え方を持っていたいと思う今日この頃」とマツコの言葉に考えさせられる人まで出て来た。多くの人がこの問題と向き合うきっかけになったようだ。

 一方で、「最近はそうでもない人が多い気がする。高齢者も最近の暑さは異常って言っている」「そんなこという人そんなにいないと思う。叩きたいだけ」と、番組に対して疑念を抱く人もいたようだ。

 確かに、最近では各所で猛暑の対策を呼び掛けており、これまで我慢することを美徳としていた多くの人の意識が変わってきたようにも思う。だが、熱中症による事故が相次いでいることは事実だ。そう思うと、今回番組で取り上げ、マツコが意見したことは少なからず意味のあることであっただろう。

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