時折芸能ニュースに登場してくる、これらいわば“秘密部屋”の存在…。
一般人にはあまり想像もつかない、スキャンダルの最前線=“秘密部屋”、についての深層をちょっと覗いてみたい。
まず実際に“秘密部屋”に入ったことがある、という某モデル兼タレントは、こんな話をする。
「テレビに出演した際、テレビ局の関係者の人に“秘密部屋”の話を持ちかけられて、友達何人かと一緒にその人の車に乗せられて行ったのですが、日本で誰も知らない人がいないお笑いの人と男性アイドルがいて、すごくびっくりしました。アタシは未成年だって言ったら、そんな大物系のひとりは守ってくれたので、ほかの人たちからへんなことはされなかった」(Aさん=仮名)
関係者は、“秘密部屋”についてこんな総括をするのだ。
「広告代理店の幹部社員のほか、テレビ局の編成関係者などが、タレントの卵と一緒に、高級マンションの一室に集まるのです。歌を歌わせたり、特技を披露させたりして、いわゆる女性タレントの青田買いをする場なのですが、明らかにブレイク寸前だったり既にモデルとしては世間に認知されているレベルのタレントが来ると、男達は一気に色めき立って、『○○ちゃんさあテレビに出たいんなら、もっと色々出来ないの?』というふうに無名の子に詰める男が出てくる。そうやって次第にアヤしい空気にさせていく、という青田買いのためのパーティーが芸能界にはある。まあ、噂と思っていただければいいのですが」(映像会社関係者)
まるで、芸能界版の就職セミナーのようだ。知る人ぞ知る、裏世界というところだろうか。
では、後者の“秘密クラブのVIPルーム”とは、どんな秘密部屋なのだろう。
「おしゃれなクラブ内に、IT社長とかが作った隠し部屋みたいのがあるんです。クラブに遊びに来て、その部屋に入っていくのは、基本的に有名お笑い芸人とかカリスマギャルモデルとか、ちゃらい系の芸能人たちが主です。入口にロシアの兵士みたいなすごい用心棒? が立ってるから、一般人は怖くて中は覗けない。でもなにかの非合法のケムリが部屋の中から漏れてきた、などささやかれる事はよくあります」(クラブ事情に詳しい関係者)
そのような場所があることは、許されるのだろうか。
「ですから、部屋に入ったばかりの芸能人が、用事を済ますと、すぐ部屋から出てきて店を後にするんです。ひとりひとりの滞在時間はごくわずかのトンでるパーティーというわけです。あくまで、大手を振って許されている裏の解放区などではありませんよ(笑)」(同)
どちらも、いろいろと、アヤしい匂いが立ち込めてきそうなウワサではある。