舞台「ライン」は、双子の女子高校生姉妹の物語。2人は、「ラインダンスを踊って見せること」という、幽霊になって現れた隣のお姉さんの望みをかなえるため、学校中から仲間を集める。信じることをテーマに、夢と困難に立ち向かう姿を描くという。女性のみの出演者は、総勢36名。東京・中央区の博品館劇場で、8月4日から7日まで。
双子の姉を演じる中村は、「中学時代に部活で青春したころを思い出しながら、日々、稽古にはげんでいる」という。「この舞台を見た人たちに、踊りたいなとか、今度あの子と話してみたいなとか、何かをがんばりたいと思えるようなパワーを伝えられるような舞台にしたいなと思っています」と語り、「ライン」へかける意気込みは十分。
明るく天真爛漫(らんまん)という役作りのためテンションを上げてから稽古に入っている、とは妹役の小松。「稽古は暑い中たいへんですけどがんばるので、ぜひ、見に来て下さい」とアピール。
「期待通りではダメ、期待以上の感想を持って帰っていただける舞台にしたい」(畠山)、「ラインはさわやかな青春物語なので、見に来てくれたお客様にとって、この夏一番の思い出になるような作品に」(山川)など、抱負を語った。(竹内みちまろ)