同調査は11月19日〜25日にかけ、10〜50代の1000名の男女オリコンモニターを対象に、インターネットを通じて実施された。なお、TBS・安住紳一郎アナは05〜09年に5連覇を成し遂げて殿堂入りのため、調査対象外となっている。
もはや、敵なしの強さだった。枡アナは男女別、世代別のすべてで首位。しかも、2位以下に大きく水をあけて、他の男子アナを圧倒した。
イケメンで178センチの高身長、東京大学大学院卒の高学歴は、他の男子アナの追随を許さない。それでいて、爽やかで誠実、かつ学歴の高さを感じさせない低姿勢で、女性ならずとも、同性からの支持も高い。この調子だと、4連覇も有力だ。
2位には、「ズームイン!!サタデー」司会の日テレ・上重聡アナ(34)が入った。上重アナは12年=4位、昨年=3位で、年々着実に順位を上げてきている。PL学園時代、野球部のエースで、甲子園では松坂大輔(横浜高)と投げ合った経験をもつ体育会系の上重アナは、男らしい爽やかさが魅力。
3位に入ったのは、「VS嵐」「バイキング!」などを担当のフジテレビ・伊藤利尋アナ(42)。伊藤アナは12年の3位から、昨年は4位に順位を落としていたが、今年は再び3位に浮上。ニュースもバラエティもこなせる硬軟自在な仕事ぶりが評価されている。
昨年2位だった羽鳥慎一アナ(43=フリー)は4位に降下。10、11年は首位だった羽鳥アナだが、いよいよ世代交代の波が押し寄せたか…。今年8月には再婚し、それが女性票を減らしてしまったのか…。
5位には、NHKのイケメンアナ、「ニュース7」の武田真一アナ(47)が入り、昨年の6位から順位を上げた。なんといっても、安定したアナウンス力の評価が高い。
以下、6位=フジ・軽部真一アナ(52=昨年5位)、7位タイ=フジ・中村光宏アナ(30=昨年7位)と続き、昨年圏外だったベテランのフジ・三宅正治アナ(52)が7位タイに浮上。
9位には、日テレ・辻岡義堂アナ(28)が入り、初のランクイン。10位には12年、昨年と圏外だったフジ・生田竜聖アナ(26)が滑り込み、3年ぶりにトップ10に返り咲き。
逆に、昨年トップ10に入っていた宮根誠司アナ(51=フリー)、フジ・倉田大誠アナ(32)、古舘伊知郎アナ(60=フリー)は圏外に落ちた。
昨年に続き、テレビ朝日、TBS、テレビ東京からは1人もランクインはなし。一方、フジ勢が10人中、半分の5人を占めた。視聴率は低迷するフジだが、男子アナの人気度はかなり高い傾向となった。
(坂本太郎)