毎年恒例となった同ランキング。調査は「女子アナランキング」同様、11月18日〜25日にかけて、全国の10代〜40代のオリコンモニター1000名を対象に、インターネットを通じて実施された。
日テレ朝の情報番組「ZIP!」の司会を務め、すっかり同局の“朝の顔”となった枡アナが、女性票でも、男性票でも1位となり、盤石のV2を成し遂げた。
10、11年に1位だった“元日テレの朝の顔”羽鳥慎一アナ(フリー)2位で、昨年と順位は変わらなかった。
3位は「ズームイン!!サタデー」などに出演の日テレ・上重聡アナで、前年の4位から1位ランクアップ。
逆に、フジテレビ・伊藤利尋アナは「知りたがり!」「アゲるテレビ」の不振が響いたか、前年3位から、4位に1位下げた。
以下、5位=フジ・軽部真一アナ(前年6位)、6位=NHK・武田真一アナ(前年8位)、7位=フジ・中村光宏アナ(前年5位)、8位=宮根誠司アナ(フリー=前年7位)、9位=フジ・倉田大誠アナ(初)、10位=古舘伊知郎アナ(フリー=前年10位)となっており、前年同様、テレビ朝日、TBS(※注)、テレビ東京からは1人もランクに入らなかった。
中村アナは2位順位を下げたが、女性票4位、男性票10位と男性からの人気がないのが難点。逆に、“関西のみのもんた”を目指す宮根アナは女性票10位、男性票6位で、女性からの人気が低い点が今後の課題となりそうだ。
「好きな女子アナランキング」は、水卜アナが2連覇中の加藤綾子アナ(フジ)を破って、下剋上を果たし、新顔も多数トップ10に入るなど、新陳代謝が生まれた。しかし、「好きな男性アナランキング」は昨年9位だったフジ・生田竜聖アナが圏外に落ち、倉田アナが9位に入っただけで、顔ぶれは昨年とほぼ変わらず、ランクも大きな動きはなかった。
2014年は枡アナの3連覇なるか、注目されるところだ。
※注…TBS・安住紳一郎アナは05〜09年に5連覇を達成し殿堂入りしたためランキング対象外
(坂本太郎)