search
とじる
トップ > 社会 > 愛知県警の巡査が失効免許でパトカー運転!

愛知県警の巡査が失効免許でパトカー運転!

 さる4月20日、群馬県伊勢崎市の男性消防防士長(35)が、運転免許が失効したまま約1年10カ月、消防車や救急車を運転していたことが分かり、懲戒処分を受けたが、今度はあってはならない警察官による同様のミスが起きてしまった。

 愛知県警江南署地域課の男性巡査(24)が、運転免許の有効期限が切れているのに気付かず、無免許状態でパトカーなどを運転していたことが、5月7日に分かった。

 同署によると、巡査は免許の有効期限が昨年12月だったにもかかわらず、更新手続きを忘れた。今年2月、免許の住所変更の手続きをした際、別の警察官から指摘を受け、失効に気付いたという。それまで、巡査は約2カ月にわたってパトカーなどの公用車を運転していた。

 巡査は「うっかりして更新を忘れていた」と話しているといい、失効が発覚した翌日に新しい免許証を申請し、同日中に受け取ったという。

通常、パトカーを運転する際、免許証を携帯しているかは確認していたが、有効期限は確認していなかった。

 巡査は当時、直属の上司に報告したが、上司は署幹部に伝えていなかった。幹部は外部からの情報提供で今月1日頃に把握したという。

 同署の井ノ口尚彦副署長は「あってはならないことで、再発防止に努める。刑事上の責任は問わないが、監察官室が処分を検討する」と話した。

 それにしても、消防士に続き、警察官が免許失効に気付かず、無免許状態で公用車を運転したのでは、示しがつかない。気を引き締めて、職務に当たってほしいものだ。
(蔵元英二)

関連記事


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ