「今回の辞任劇で今年9月の任期満了前に、解散・総選挙する可能性が高まってきました」(政治ジャーナリスト)
そんな状況になると、いつも出てくるのがタレントの出馬話。現在、浮上しているのがベテラン女優・高木美保の出馬のうわさだ。
「自民党公認候補の“刺客”として衆院選に出馬するのではないかと、もっぱらのうわさなんです。相手はこの1月に自民党を離党した渡辺喜美・元行政改革担当相です」(芸能ライター)
実は、高木は1998年から渡辺氏の選挙区でもある栃木県那須高原に住んでいて、仕事があるたびに上京している。
「刺客候補としては、ほかに猪口邦子元少子化相の名前も取りざたされていますが、高木は、かなり本気だということです」(同)
一時は1年間に数日しか休みがないほどの超過密スケジュールをこなし売れっ子女優の名を欲しいままにしていた高木。しかし、その結果、手足の冷えに始まり、不眠、片頭痛、情緒不安定からうつ症状となり、本気で自殺を考えたこともあったという。
「そこで東京生活のすべてを捨てて、田舎暮らしを決意。那須高原へ転居したというわけです」(芸能リポーター)
そこで、高木の考えに同調した両親と3人で農業を始め、自ら“芸農人”と称して芸能活動のかたわら、農業体験をエッセーにまとめたり、環境にやさしい生活を実践する姿が共感を呼び、パネリストや講師として文化人的な活動を行ってきた。
「だから、自然環境やエコにも造詣が深く、候補者としてもってこいなんです」(政治ジャーナリスト)
高木は1月27日、日本テレビで放送された「踊る!さんま御殿!!」の中で、結婚秒読みの男の存在を明らかにしたが、これも出馬への布石といわれているのだ。
「選挙戦で、下半身スキャンダルは最大のタブーですからね、あらかじめ公にしておけば、敵陣営の攻撃材料にはなりませんからね。そういう計算がはたらいているはずです」(芸能ライター)
解散が待ち遠しくなってきた。