「売れているドリンクですか?鬼太郎がいちばんキテますね。おススメは、爽快な甘夏みかん&はっさく味の『ねずみ男汁』と、初恋の味がするりんごはちみつ味の『猫娘汁』です。冷やして飲むと激ウマです」(販売店の男性店員)
アキバ系はもちろん、一般人にも親しまれる人気アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」は、近年のオカルトブームに乗って映画化されたり、原作者水木しげるさんの故郷・鳥取県境港市にはその功績を称えて「水木しげる記念館」が設立された。現地では鬼太郎バス(日本交通)、鬼太郎タクシー(わかとり交通)、鬼太郎フェリー(隠岐汽船)が観光客を出迎えるほか、最近では自衛隊機の一部尾翼に鬼太郎がペイントされることが決まったニュースもあった。
もはや日本を代表するアニメといっても過言ではなく、今夏話題の実写映画シリーズ第2作「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」(松竹=本木克英監督)は12日に公開されたばかり。昨年大ヒットした1作目と同様、鬼太郎をウエンツ瑛士、猫娘を田中麗奈、ねずみ男を大泉洋、子泣き爺を間寛平…と絶妙なキャスティングで観客をうならせている。今年1月から3月までは深夜アニメ「墓場鬼太郎」(フジ系)がオンエアされ、漫画誌連載前の怪奇チックなタッチで人気を呼んだ。
前出の販売員によると、そうした一大ブームから発売されただけあって、ゲゲゲのドリンク4種は猛追する「そのまんま東のみかんジュース」を振りきる勢いという。
「限定缶はどれも売れますが、“出川哲朗ドリンク”はさっぱり売れませんでしたからね(笑)。鬼太郎人気を実感しています。映画配役の田中麗奈さんを連想してか、猫娘汁が売れていますね」(同販売員)
ほかに、だいだい味の妖怪汁、ミルク入りの妖怪珈琲があり、いずれも税込み120円。今夜はねずみ男汁で乾杯だ。