今年のMAXを制し、大みそかを最後に引退する魔裟斗との対戦を掲げながらも、4月の開幕戦でいきなりドラゴに敗れてしまった佐藤。この日はユーリー・メスとのリザーブ戦が決まり「テメーで落とした株はテメーで取り戻す。ボクがリザーブから勝ち上がって魔裟斗選手と大みそか試合できる可能性は5%くらい。奇跡を信じる」と巻き返しを宣言。
今年は日本GPで敗れて一度は世界大会の切符が途絶えた城戸康裕も、再浮上への気合いは負けていない。この日は佐藤と同じく同大会のリザーブ戦でリーロイ・ケスナーとの敗者復活のチャンスを得て「もう終わったことはしょうがない」と意気込んだ。
なお、佐藤と城戸がリザーブマッチに勝てば、準決勝と決勝が行われる10月大会の第1リザーブ戦で対戦する見通し。また、同大会では2月の日本代表決定戦で城戸を破って鮮烈なK-1デビューを果たした日菜太が、スーパーファイトでシャバル・アスケロフと対戦することも決まった。