同五輪日本代表の最終選考を兼ねた「全日本選手権」で、安藤は7位に終わり、3度目の五輪出場はならなかった。
12月23日、安藤は「今日が競技者としては最後」と引退を表明。今後はアイスショーで滑ることはあっても、競技者としては終止符を打ち、指導者を目指す。
安藤は87年12月18日生まれ、愛知県名古屋市出身。中京高等学校を経て、トヨタ自動車に入社。同時に中京大学体育学部社会人学生として入学し、11年3月に卒業している。
9歳の時にスケートを始め、02年全日本ジュニア選手権で優勝。04年には全日本選手権を初制覇し、世界選手権でも4位となる。
06年、トリノ五輪に初出場も、総合15位に終わる。10年バンクーバー五輪では5位で、五輪でのメダルはならず。しかし、07、11年には世界選手権を制覇している。
今年7月1日放送の「報道ステーション」(テレビ朝日)の独占インタビューで、4月3日に未婚のまま、女児を出産していたことを告白したが、いまだに子どもの父親が誰であるかは明かされていない。
周知の通り、安藤は出産で巨乳化。出産前、推定Cカップだったバストは、出産後、推定Eカップまで大きくなった。フィギュアはジャンプすることが多く、どう考えても貧乳の選手の方が有利で、安藤は出産による巨乳化が原因で、ジャンプにも精彩を欠き、ソチ五輪出場を逃したと、いえなくもない。
しかし、巨乳化は決して悪いことばかりではない。引退後、芸能活動をしていくにあたって、巨乳は大きな武器となる。
自称巨乳評論家のA氏によると、「現役引退後、キャスターやタレントに転身した元女子スポーツ選手は数多くいますが、“巨乳”を売りにした元選手は、なかなかいません。その点、今のミキティは貴重な存在。せひ、グラビア、写真集、セクシーDVDにもチャレンジしてほしいですね」と語る。
シングルマザーで出産という破天荒なことをやり遂げたミキティだけに、大胆な挑戦に期待したいところです。
(坂本太郎)