その内容は松居が週刊文春の編集者N氏から取材を受けた際、雑誌の発売前に記事内容のチェックを約束されていたが、その約束は果たされずノーチェックのまま雑誌の発売が決まってしまい激怒しているというもの。
また松居は深夜4時には第2弾となる「船越英一郎 裏の顔」と題した動画を投稿。夫の船越英一郎がバイアグラを使って、とある女性と不倫関係になっている、という衝撃的な内容で、こちらも物議を醸している。
この一連の動画攻撃について、一部では「この動画は誰が作ったのか?」「今回の松居騒動には映像系の協力者がいるのではないか?」と話題になっている。
確かに投稿された動画を確認すると、松居が常にバストショットで写っており、時折黒バックで赤の文字で問題点を総括するようなテロップが差し込まれたりと、非常に丁寧に作られているのがわかる。
自身でもYouTubeで動画を投稿することもあるという、現役のCM映像編集マンは以下のように語る。
「映像のクオリティこそ高くないものの、テロップの選び方や演出の仕方、人物を照らすライティングなどは非常に丁寧に作られています。多くの再生回数を稼ぐYouTuberの作り方をかなり参考にしていると思います」
つまり、プロの仕事とまでは言えないものの、ネット用の映像制作に馴れた人物の制作物ではないかと思われるのだ。
ところが、今回の一連の動画であるが松居が一人で制作し投稿した可能性が非常に高いのではないかとの見方も出てきた。
松居は2014年11月24日に『情報ライブ ミヤネ屋』に出演した際、趣味のひとつとして「動画制作」を挙げており、「カメラ」、「照明」、「台本」、「編集」、「出演」の1人5役をこなしてしまう高い動画作成スキルを持っていることを明かしていた。
松居いわく、本業は女優であるため照明には絶大なこだわりを持っているらしく、ミニレフ板を自分の顔に当てベストな写り具合を日々チェックしているという。
実際、松居はネット通販大手のアマゾンとコラボして、松居一代ストアをオープンしており、『情報ライブ ミヤネ屋』では通販商品をPRする映像の撮影を自宅で行っている様子も公開されていた。
ネットでは「松居一代、華麗にYoutuberデビューw」、「割としっかり作ってる動画でワロタw」、「YouTube見たけどこの編集自分でやったのかな?」、「もう還暦なのにネット文化に詳しくて尊敬する」などと、騒動の真意はともかく意外なところで株をあげている。
(文:パンダ・レッサーパン・ダグラフ)
※写真・kazuyo matsui YouTubeより