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ソフトバンク柳田、「生涯ホークス」宣言の裏に秋山・菊池の苦戦? メジャー志望を持つエースの心境にも影響か

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柳田悠岐

 ソフトバンクの柳田悠岐外野手が「生涯ホークス」を宣言し、千葉ロッテの石川歩投手とDeNA・山崎康晃投手が「メジャー志望」を表明…。彼らの決断には、2019年オフ、ポスティングシステムで米球界に移籍したセンパイたちの評価が大きく影響していた。

 「山口俊(巨人)が早々とブルージェイズと契約できたことに、NPBの関係者は驚いていました。山口は巨人移籍以降、メジャー志望を公の場で発言していません。メジャースカウトもノーマークに近かったのに」(プロ野球解説者)

 代理人の手腕もあったと思うが、山口が評価された点は「縦の変化球」だった。

 メジャーリーグのスカウトが日本人投手を視察する際、一つの評価基準として、縦の変化球を持っているのかどうか、そして、その精度を見極めているという。つまり、フォークボールや縦に変化するスライダーを持っている山口は、「通用する」と判断されたのだ。

 「山口が早々にブルージェイズと契約でき(正式契約はメディカルチェック後)、他の日本人投手はその理由を探りました。それで、縦の変化球が評価されたことが他の日本人投手にも広まりました」(前出・同)

 DeNA・山崎、千葉ロッテ・石川もメジャーリーグに対する思いを抑えられなくなったのだろう。

 しかし、問題はソフトバンクだ。

 12月25日、柳田は契約更改を終え、記者団に7年の長期契約を結んだことを明かしている。31歳という年齢を考えれば、彼自身の言う通り、「生涯ホークス」。ソフトバンクで現役生活を全うすることになるだろう。

 柳田もメジャー志望を秘めていた。柳田の説明によれば、32歳となる2020年シーズン、全試合を一軍で過ごしたとしても、海外FA権が取得できないことが分かったという。19年シーズン序盤、柳田は左足の故障を負い、38試合にしか出場していない。来季、全試合、一軍登録できたとしても、海外FA権取得に届かないのはそのためだ。しかし、

 「柳田はこれまでも長期契約を結んでいました。来年で3年契約がいったん終了します。7年契約を改めて提示され、年俸も最初の5億7000万円(推定)を引き継ぎ、さらに出来高が加わるという内容で。破格の待遇と言っていいでしょう」(スポーツ紙記者)

 故障し、チームに貢献できなかったシーズン後、ここまで高い評価をされれば、チームに対する愛着も深まるはず。もっとも、こんな情報が早くも聞かれた。

 「現在、米球界側と交渉中の菊池涼介、秋山翔吾がまだ移籍先が決まっていません(同時点)。その辺も柳田の気持ちにも影響したようです。柳田への高い評価はホークスの他選手にも広まっています」(前出・スポーツ紙記者)

 同じく、強いメジャー志望を持つ千賀滉大投手は、柳田の決断をどう思ったのだろうか。「縦の変化球」がメジャーの評価基準になることも、山口俊の移籍で聞いているはず。千賀は150キロ台後半の球速と、オバケとも称されるほど鋭角に落ちるフォークボールを持っている。柳田への高評価は、千賀にも向けられたものでもあるようだ。(スポーツライター・飯山満)

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