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警視庁がついに「女子高生見学クラブ」を摘発! 行き場失うJKマニア

 リアルライブでも報じたが、昨年5月18日、神奈川県警が労働基準法違反(年少者の危険有害業務の就業制限)の疑いで、同県横浜市中区福富町の「横浜マンボー」経営者を逮捕した。同店はいわゆる「女子高生見学クラブ」と呼ばれるものだった。

 「女子高生見学クラブ」は10年秋頃から、神奈川県や東京都で広がり始め、女子高生は「女の子ルーム」と呼ばれる部屋に制服姿でいるだけ。客はマジックミラー越しに、その姿を覗くというもの。指名料を払えば、女の子が客が希望するポーズで下着姿(パンチラ)を見せてくれるシステムだ。働く女子高生は衣服を脱ぐわけではなく、客と会話をしたり接触することがないため、風営法は適用できず、18歳未満の少年少女を、衛生面や福祉面で有害な場所で働かせることを禁じている労働基準法に抵触すると判断しての摘発だった。神奈川県では対策として、昨年12月に「女子高生見学クラブ規制条例」(青少年保護育成条例施行規則の改正)を施行し、同県での営業はできなくなった。

 神奈川県での摘発から、はや9カ月。警視庁もようやく重い腰を上げた。警視庁少年育成課などは2月21日、労働基準法違反(危険有害業務への就業制限)の疑いで、東京都江戸川区西小岩の女子高生見学クラブ「JK・ドリーム」店長、久保淳容疑者(49=江東区亀戸)と同店元従業員、宮下仁容疑者(37=千葉県市川市高谷)を逮捕した。2人とも容疑を認めている。

 同店は捜査の手から逃れるためか、「デッサンスタジオ」を自称。女子高生をモデルに、マジックミラー越しにスケッチをするという建て前で、実際にやっていることは通常の「女子高生見学クラブ」と同様。同店のシステムは30分3000円、60分5000円で、別途指名料を払えば気に入った女子高生のパンチラなどを見ることができる。時給は1000円で、入店時には学生証を確認しており、ホンモノの女子高生が在籍していた。

 捜査関係者によると、摘発を受けたのは「JK・ドリーム」のほか、「渋谷ギャラリー」(渋谷区)、「JK-Club」(新宿区)、「J-STYLE」(千代田区)の4店。都内にはこの他にも同様の店舗が数軒あると見られ、今後、警視庁は摘発に向かうと思われる。

 神奈川県も東京都もダメとなると、もはや「女子高生見学クラブ」は消えてしまう可能性が高いだろう。JK(女子高生)をこよなく愛すマニアにとっては、行き場をなくしてしまうことになりそうだ。
(蔵元英二)

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