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県知事が難クセつけたNHK大河ドラマ「平清盛」を兵庫県が観光推進事業にちゃっかり活用!

 1月8日に放送開始したNHK大河ドラマ「平清盛」に、井戸敏三兵庫県知事が再三にわたって難クセをつけたことは既報通り。

 井戸知事は同番組に対し、「画面が汚い。鮮やかさのない画面ではチャンネルを回す気にならない」「瀬戸内海に船が浮かぶ場面で真っ青な海の色が出ていない。瀬戸内海の自然をきちっと映し出してほしい」などとクレームをつけていた。

 同県や神戸市は清盛の築いた福原京が現在の神戸市兵庫区にあったことから、ドラマの放送に合わせて県や市が観光客誘致を進めており、井戸知事発言の背景には、そういった思惑が見え隠れしていた。それがここにきて、表面化した。同県は2月16日、12年度の当初予算案に清盛のドラマを活用した観光推進事業費として8500万円を盛り込んだことを発表したのだ。

 県観光振興課によると、県内の清盛ゆかりの史跡や観光施設を訪ねるバス旅行に1台当たり最高3万円を助成。清盛が福原京を築いた現在の神戸市兵庫区にある歴史館で開く物産展に約1700万円を充てる。ドラマへの感想で湯崎英彦知事と意見が分かれた広島県とも連携し、首都圏で観光プロモーションを展開することも検討しているという。

 県知事の発言には兵庫県民から電話やメールで批判が殺到したが、観光振興課の担当者は「井戸知事の発言で結果的に注目を集めたので、観光客の増加に期待している」と実に都合のいいコメントを残している。

 文句をつけるだけつけといて、ちゃっかり清盛を利用した観光客の誘致に躍起になる県知事。当のドラマは視聴率が低下した状況。このままでは、清盛効果もあまり期待できそうにない。こうなったら、手のひらを反して、ドラマの称賛発言でもしてみたらどうか。その方が、批判するより観光客も興味を示すのではなかろうか。
(蔵元英二)

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