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新日本ケニー・オメガと石井智宏、5度目の対決はIWGP戦!オスプレイの動向も注目!

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ケニー・オメガ

新日本プロレス
『Road to DESTRUCTION』
▽7、8日 東京・後楽園ホール 観衆 1,712人(7日)、1,715人(8日) ※両日ともに札止め

 新日本プロレス9.15『DESTRUCTION in HIROSHIMA』広島サンプラザホール大会で行われるIWGPヘビー級選手権試合、ケニー・オメガ対石井智宏を前に今シリーズでは連日、前哨戦が繰り広げられている。

 ケニーと石井はこれまで4度シングルで対戦しており、対戦成績は2勝2敗のイーブン。9.15ではIWGPヘビー級王座という最高峰のベルトを懸ける。今回、石井がタイトルに挑戦することになったのは、石井が『G1クライマックス28』で、全勝中だったケニーを大会ベストバウト級の試合で破ったことがきっかけだった。8.12日本武道館大会で6人タッグマッチで再び激突した際、石井はケニーに挑戦表明。ケニーは「G1で俺に一番ダメージを負わせたのはイシイ」と受諾したのだ。さらに「今度勝ったほうが地球上で一番強い男になる」とまで言い放った。両者の対戦は毎回“超”がつく激戦になっているが、今回もかなり期待できそうだ。

 前哨戦でも連日激しい絡みを見せている2人だが、その中で光を浴びている男がいる。前哨戦で石井のパートナーを務めるウィル・オスプレイだ。ジュニアヘビー級のオスプレイだが、7日の後楽園大会では石井と組み、ヘビー級のケニー&飯伏幸太のゴールデン☆ラヴァーズを相手に大奮闘した。最後は憧れの存在でもある飯伏にフォールを許したが、インタビューブースでは「次はお前を捕まえてやる」と目を光らせた。

 翌8日の後楽園大会でもゴールデン☆ラヴァーズ&高橋裕二郎と6人タッグで対戦。チームの勝利に貢献し、試合後には素直に飯伏への熱い思いをコメントしている。オスプレイに対してケニーは「まだ早いが、今シリーズ何度でもトライすればいい」と言うと、飯伏も「オスプレイとやってみたい」と前向きな発言をした。

 今シリーズ、ゴールデン☆ラヴァーズの2人が参戦するのは15日の広島大会まで。しかし広島大会でもオスプレイは飯伏と6人タッグで相まみえる。メインのIWGPヘビー級選手権とともに注目の一戦だろう。もちろん今のオスプレイの目標は、9.30ロサンゼルス大会からスタートするIWGPジュニアヘビー級王座決定トーナメントを制し、再びジュニアのベルトを巻くこと。これはジュニアから新日本に参戦したケニーも、飯伏も通った道だ。今後のオスプレイの動きには注目していきたい。

取材・文・写真 / どら増田、萩原孝弘

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