これを受け、峯岸みなみは21日更新のツイッターで「私を鍛えてくれたのは間違いなくこの番組だったと思います」と思い出を振り返ったほか、現在総監督を務める向井地美音も「ファンになって最初に見始めたのも、メンバーとしてたくさんの経験をさせて頂いたのも、すべてこの番組でした」と感謝の思いを書き込んだ。やはり、メンバーそれぞれに思い入れのある番組だったのだろう。
この番組は、小嶋陽菜、前田敦子、大島優子、高橋みなみといった黄金期メンバーも出演していた。もはや、彼女たちはAKBというより、個人の女優、タレントとして才能を開花させている。11年という放送期間はやはり長い。大島も番組終了の寂しさを自身のツイッターに投稿している。
さらに、この番組の終了はAKBブームそのものの終焉を示唆しているとも言えそうだ。
「なにしろ、名物だった総選挙は今年は行われず、じゃんけん大会も昨年で終了と言われていますからね。総選挙の不開催は、CDの売上低下が原因でしょう。もちろん熱心なファンはいるのでしょうが、コンテンツとしてのAKBが人気を落としているているのは確かでしょう。実際に現在のAKBの人気メンバーを誰か挙げろと言われて、現役のメンツで即座に顔が思い浮かぶ人は少ない。それだけ人気の絶対値が落ちていると言えます。むしろ現在は、姉妹グループや海外グループの方が人気が高いと言えますね」(芸能関係者)
今年の初めには、元NGT48の山口真帆の事件も起きており、アイドルが直面する悲惨な境遇も問題となった。問題も多く人気も低迷するAKBブームの終わりの始まりの象徴として、『AKBINGO!』の終了はあるのかもしれない。
記事内の引用について
峯岸みなみのツイッターより
https://twitter.com/chan__31
向井地美音のツイッターより
https://twitter.com/mionnn_48