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ジャニーズが所属アーティストのレコード会社を分散させる理由 低迷するグループは移籍?

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画像はイメージです

 ジャニーズ事務所と大手レコード会社・エイベックスがタッグを組んで、新レーベル「MENT RECORDING(メントレコーディング)」を設立したことを15日、エイベックスがマスコミ各社に報告。新設された公式HPでも発表された。

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 同レーベルには、昨年デビュー10周年を迎えたKis-My-Ft2(キスマイ)と、今月22日にデビュー2周年を迎えるSnow Manが所属。レーベル名の「MENT」は、Music、Entertainment、Network、Transmissionの頭文字を使用している。

 これからの時代に必須な要素が詰まった言葉を組み合わせ、「MENT」自体も前後に言葉を付け足すことで多様な意味を持つことから、同レーベル名に決定したという。所属アーティストの今後の活動やCDリリースの詳細などは、後日発表するという。

 「Snow Manは滝沢秀明副社長が最も力を入れているグループとあって、今回のプロジェクトはじっくり温められていたようだ。エイベックスに長年所属しているのはキスマイの方だが、今や、収益力でSnow Manに大きく差をつけられてしまった」(音楽業界関係者)

 嵐、関ジャニ∞、KAT-TUN、ジャニーズJr.などジャニーズのグループの大半は自社レーベルのジェイ・ストームに所属。

 ほかに、A.B.C-Zはポニーキャニオン、King & PrinceとSexy Zoneはユニバーサルミュージック、SixTONESはソニーミュージック、ソロ歌手として活躍する木村拓哉はJVCケンウッド・ビクターエンタテインメントに所属。

 気になるのは、自社レーベルがあるにもかかわらず、なぜ、いまだに所属レコード会社を分散させているのかだ。

 「PRするにあたって、スタッフの人数が回らないという問題もあるが、昔からの付き合いを大事にしている面が大きい。とはいえ、もっと売りたいSexy Zoneが低迷していたため、ポニーキャニオンからユニバーサルに移籍させるような〝荒治療〟は容赦なく行う」(芸能記者)

 各レコード会社の立場が圧倒的に弱いのは変わらないようだが……。

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