昨夏、広島で行った65日間の撮影では車イス姿だった新藤監督だが、この日はつえをつきながら歩いて登場。
「これが最後と思い、力を振り絞ってやりましたが、済んだらまた何か撮りたい気になりました。これがうまくいけば僕たちの独立プロの活動も続けられるし、僕も生きていられる。今、死にかけて、あえぎあえぎですよ」とジョーク混じりに次回作への意欲をみせた。ほかに豊川悦司(46)、大竹しのぶ(50)らが出席した。
(写真=舞台あいさつした(左から)柄本明、大竹しのぶ、新藤兼人監督、豊川悦司、川上麻衣子、六平直政)