年末恒例の番組といえば、もちろんNHK紅白歌合戦だ。まず前提として、昨年、紅白にはジャニーズから7組も出場しているが、局側としてはこれでは大すぎと考えており、5組にまで削減したい意向だという。昨年、35周年ということで出場したマッチこと近藤真彦の出演はないとして、もう1組を削って欲しいのが局側の意向だ。そこで、出場回数23回というSMAPが北島三郎のように、役目を終えたとして、同番組を卒業することが濃厚だという。もちろん、これで混乱させた解散騒動の責任をとってもらうということになるというのだ。
しかし、これですべてが落ちつくわけではない。事務所側としては出演グループの削減を認める代わりに、司会の座を昨年同様に同じ事務所から出して欲しいと交換条件を突き付ける。すでに今年の紅白の司会の筆頭候補には古舘伊知郎の名前も挙がっているが、それは阻止したい。そんな中で出演を卒業したSMAPの中から選び、司会をさせたいと動いているというのだ。
普通に考えれば、SMAPのリーダーでありMC経験の豊富な中居正広の名前が挙がるのが、なんと驚きべきことに、キムタクこと木村拓哉が候補に急浮上しているというのだ。やはり、中居と事務所の関係は非常に悪く、中居にこのような大役を預けるはずがないとの見方が優勢だ。逆に考えれば、騒動中、あくまで事務所側の立場をとったキムタクへのご褒美ともいえる。
今年の紅白、果たしてSMAPはどのような形で関わるのか、目が離せない。