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放送直前にとんでもない事態が発覚した『24時間テレビ』 放送後なら大問題だった?

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画像はイメージです

 7月8日の安倍晋三元首相銃撃事件の後、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)をクローズアップし続けている日本テレビ系の情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」だが、27日と28日に放送される毎年恒例の大型特番「24時間テレビ」の放送直前、同番組に同教団の信者が関わっていたことが発覚した。

 同教団の広報部は25日、2回目となる【異常な過熱報道に対する注意喚起】というリリースをホームページ(HP)上で発表。

 以前から、旧統一教会と付き合いがある報道機関があるとして、調査の上公表すると宣言。そして今回、宣言通りその報道機関を発表した。

 ​>>『ほん怖』、霊感商法で敗訴の宗教家出演で物議「放送するのやめて」紀藤弁護士も呼びかけ<<​​​

 HPでは、《現在、民放の雄と言われる日本テレビが、同社ネットワークの総力を挙げて毎年取り組んでいる「24時間テレビ」ですが、当法人の女性信徒がボランティアスタッフとして7年間にもわたって関わり、番組ボランティアをまとめる中心的な立場で活躍していたことが分かりました》と報告。

 さらに、テレビで放送された画面を貼りつけて《「24時間テレビ」2014年番組テロップより ※参加ボランティア団体として「世界基督教統一神霊協会・能登教会」を番組で紹介している》と説明したのだ。

 また、《24時間テレビSP LIVE2022に出演する》とツイッターで告知していた、中京地区で活動するアイドルグループ・プリンセス物語が教団の関連団体のイベントに頻繁に出演していたことを、旧統一教会を20年以上取材している鈴木エイト氏がツイッターで指摘。

 それがネット上で拡散されると、同グループはコロナの感染拡大を理由に今月28日までライブを自粛することを発表。ライブへの出演を取りやめた。

 「いずれも、地方局のチェックの甘さから招いてしまったとんでもない事態だが、時期的にシャレにならない話。とはいえ、『24時間テレビ』の放送後に発覚していたら、日テレ幹部のクビが飛ぶような大問題に発展していたはず」(テレビ局関係者)

 番組の制作サイドにも動揺が広がっているはずだ。

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