もう一頭の注目馬は、12月11日(日)阪神第5R芝1800m戦に出走予定のグラニーズチップス。馬名の由来は「英国王室で愛用されているブローチの愛称」。牝、芦毛、2014年3月15日生。栗東・藤原英昭厩舎。父ハーツクライ、母ココシュニック、母父クロフネ。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額2400万円。祖母は00年マイルCS南部杯(GI)を勝ったゴールドティアラ。半兄には14年富士S(GIII)を勝ち、昨年の天皇賞(秋)で2着、本年の天皇賞(秋)を3着と好走しているステファノス(父ディープインパクト)がいる。本馬はまだ全体的にコロンとしていて幼さ全開といった感じで、フォームのバラ ンスもまだまだ安定しないが、それで動けているのだから伸びしろは大きいだろう。なお、鞍上にはV・シュミノー騎手を予定している。
※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。