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桂文枝、急死した愛弟子・三金さんとの2ショット写真公開 小枝ら兄弟弟子からも悲しみの声

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桂文枝公式ブログよりhttps://ameblo.jp/bunshi34/

 落語家の桂文枝師匠が11日、「愛弟子、三金との突然の別れ」というタイトルでブログを更新。9日に脳幹出血で急死した、愛弟子の桂三金さんへの想いを明かした。

 文枝師匠のブログによると、三金さんは、9日の朝に自宅で倒れ救急車で病院に搬送されるも、同日の夜に亡くなったという。舞台の合間に病院へ向かった文枝師匠は、担当の医師からCTスキャンの画像を見せられ、その写真は既に脳の中に血液が広がっている状態で手の施しようがない状態であったという。文枝師匠は気が動転しながら、写真を見て「この血を抜けませんのんか?」と医師へ尋ねたとつづっている。

 文枝師匠はブログで当時の心境についてこう記している。「その日のうちに倒れ突然いなくなったなんて未だに信じられませんし 心の整理がつきません ご家族の皆さんもそうでしょうし そんな中で三金の兄弟弟子たちは本当によく動いてくれました。こんなことが現実にあるなんて こんなこと書いている後ろに いつものにこやかで大きな体が立っているような気がしてなりません」とつづり、三金さんとの突然の別れによる悲しい胸の内を語っている。

 ツイッターやブログには、三金さんとの突然の別れを偲ぶ声が続々と寄せられている。三金さんの兄弟子である桂小枝は「お笑い芸人が人前で泣いてはいけないのですが今日は深酒して泣きます」と呟き、三金さんと同期である桂米紫は「個性派揃いでギラギラした平成六年入門組の中に於いて、自らもギラギラした個性派であるよう見せかけてはいましたが、その実一番不器用で、芸人としては優しすぎる程優しい男でした。」と、生前の三金さんの様子をブログにつづっている。

 三金さんは、1994年6月に桂三枝(現・六代目桂文枝)に入門。枝文枝の9番弟子にあたる。身長168cmながら120kgを超える巨漢で知られ、近年では、趣味の歌や踊りを生かした「ゴスペル落語」「ダンス落語」などの創作落語に力を入れていた。世代交代の進む上方落語界にあって、三金さんは、次世代を担う個性派噺家として期待されている存在だった。

 愛弟子との早すぎる別れについて、「まだ現実を受け止めまれません」とつづっている文枝師匠。気持ちの整理にはしばらく時間がかかりそうだ。

 三金さんの通夜は12日の19時より、告別式は13日の11時より大阪北玉泉院で行われる予定。

記事内の引用について
桂文枝公式ブログよりhttps://ameblo.jp/bunshi34/
桂小枝公式ツイッターよりhttps://twitter.com/koedanokai2014
桂米紫公式ブログよりhttps://ameblo.jp/beishi-k/

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